この時には、すでに荒井注は脱退しており、志村けんがメンバーとなっている。
1975年というともう40年以上も前の映画。風俗は古いが中身はそのまま現代に置き換えても作れそうな話。それだけ普遍的な物語ではあるのだが、キャラクター設定には時代を感じさせるものがある。
いかりや長介演じる刑事と妹(樹木希林)、行きつけの飲み屋のおかみ(園佳也子)は戦災孤児という設定。戦後30年経っているのだが、元戦災孤児はまだまだ若い。
加藤茶演じるチンピラとその姉(倍賞美津子)の父親は常磐炭鉱で石炭を掘り出して生涯を終えたということになっている。姉の出身地を「富岡町」と具体的な地名にしている。
ドタバタ映画なのだが、安っぽさがない。出演者はなかなか豪華。
伊東四朗が若いのには驚いた。
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Last updated
2018.01.27 00:01:07
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