世の中には色々な映画があるなあ。
銭湯で、ロッカーの鍵を入れ替えたことからとんでもないことに巻き込まれる。
何事も計画を建ててその通りに実行する編集者(広末涼子)、全く行き当たりばったりの駄目男(堺雅人)、銭湯で頭を打って記憶をなくしてしまった殺し屋(香川照之)の3人が複雑に絡み合ってコミカルな物語が進行するのだが、作りが喜劇調ではないところがいい。こういうふうに作った方がかえって笑えるということがよく分かっている。
脚本もよくできていて、予想がつくような逆転もあれば、全く予想外の逆転もある。
すごいなあ。