「荒野の七人」シリーズを放送するというので録画した。「
荒野の七人」は何度も見たから今回は見なくていいやと思ったのだが、見れば良かった。
前作で村に残った若者が再びガンマンを探しに行ったような気がしていたのだが、妻が探しに行くのだった。
村の男たちを何のために連れ去ったのか、という謎はすぐに明かされる。敵のボスにも同情すべき点があるように思ってしまうのだが、真実が明かされてただの悪者になってしまう。
自分の思い込みだけで行動する男なのだ。その腹心は理性的で、その腹心の存在によって闘いは終わることになる。
大人になってから見ると、メキシコが舞台というのはなかなか工夫された設定だということがわかる。
音楽はなじみのあるものだが、非常にいい曲だ。作曲がバーンスタインというと「ウェスト・サイド物語」を思い浮かべるが、全くの別人。