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カテゴリ:時代劇(テレビ)
ドラマが放送されることを知ったときから「タイトルが良くない、池波正太郎がこんなタイトルをつけるだろうか」と思ったのだが、原作の題名は「へそ五郎騒動」だった。この方がずっといい。
婿に行くしかない次男の主人公(工藤阿須加)、その妻(志田未来)、不本意ながら主人公を仇として追うことになる男(渡辺大)の三人が中心になっている。 主役はプロ野球の工藤公康の息子だったんだね。こういう若い人がどんどん時代劇に出てくれるとうれしい。志田未来は実に整った顔立ちで目がキリッとしており、武士の妻にうってつけ。渡辺大が難しい役をうまくこなしていた。 美しい映像のドラマを作ろうという心意気が感じられ、屋外での撮影が多く、風景も美しい。 布が大量に干してあるところでの斬り合いはちょっとやり過ぎではあるが、松竹らしいかんじはする。 出演者でいうと、火野正平が酸いも甘いもかみ分ける和尚の役で出ていたが、こういう役を演じるようになったんだね。 こんなに力を入れなくてもいいから、もう少し軽い娯楽時代劇をたくさん作って欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.27 10:19:48
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