眼科クリニック開業までの軌跡

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  九州のローカル線巡り

  　九州地方には魅力的なローカル線がたくさんある。これらの路線を効率よく回るのに最適なのがこちら。旅名人の九州満喫きっぷ　2008年1月、松浦鉄道、島原鉄道、南阿蘇鉄道、くま川鉄道など九州のローカル線めぐりにでかけた。九州に住んだことがあれば気がつくのだが、実は、長崎の島原と熊本は大河の両岸のように目視できるほどの距離である。車で熊本から島原に出かける場合、陸路では佐賀方面に大回りしなくてはならないが、フェリーを利用すると、距離と時間を大幅に節約できる。　このことを知っていた私は、島原鉄道の多比良町駅を下車し、フェリーで有明海を移動、熊本の長洲港へと渡った。長洲港から長洲駅までは、徒歩で少々時間がかかるが昼間の普通列車の本数が少ない長崎本線を通らずに熊本県へと入った。有明フェリー　2008年1月13日　乗船  

  2016.07.31

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  国鉄　池北線　愛冠駅

  　道央の池田と道北の北見を結んでいた国鉄池北線。北海道ちほく 高原鉄道ふるさと銀河線として延命されたものの、全国有数の寒冷地であり、沿線の過疎化も進行。鉄道路線を維持することができなくなり2006年廃止となる。　廃止後3年目となる2009年に廃線跡を辿ってみた。　特徴的な屋根が印象的な愛冠駅。駅舎は駅名標が撤去されていたものの、現役時同様に残されていた。ホーム側に渡ると、線路はすでに撤去されていた。　2009年9月24日撮影正面線路側からの撮影 レールと枕木は撤去されていた駅舎のなかの様子

  2016.07.30

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  万字線　万字駅　万字炭山駅

  　1985年に廃止となった、国鉄万字線。廃止されてから四半世紀経過するが沿線の各地に鉄道があった頃の面影がよく残っている線区のひとつである。　写真は、万字駅跡。駅舎は、簡易郵便局としていまも利用されており、ポストも設置されていた。ホームへと繋がる階段も現存するらしいが、いったん郵便局の中にはいらなくては行けないようだったので辞退した。 秋の昼下がり、郵便局のまえで佇むネコ。 このあと、終点の万字炭山駅へと車をすすめた。古地図を頼りにこの辺りというところに、ホームの一部が残されていた。2013年民家として利用されていた駅舎が解体されてしまったようである。2009年9月25日撮影万字炭山駅　駅舎 万字炭山駅のホームの痕跡 

  2016.07.29

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• ないことの証明

  　日常診療では目にゴミが入ったという訴えで来院する患者が多くやってくる。なかにはコンタクトを見失ったという方も。異物の場合、フルオレセインで染めて傷の分布状態を確認したのちに、上眼瞼の裏などにみつかることが多いが、いくらさがしても見つからないことがある。　こういったケースで医療者の立場として気をつけなければいけないことが1つある。　それは、決して異物がありませんでしたとは言うべきではないということ。異物を探しましたが見つかりませんでしたと言うべきである。　飛蚊症における眼底検査もまた然り。眼底をくまなく検査しましたが、出血や炎症、網膜剥離の兆候はいまのところありませんでした、と。　ないことの証明は、別名悪魔の証明ともいわれ、あとで異物が見つかったなんてことになったらいいわけができない。　ときどき、前医にかかったあとに異物を見つけることがある。ということは、私も見落としていることがあるのかもしれない。

  2016.07.28

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  北陸本線　筒石駅　

  　北陸本線の（現在はえちごトキめき鉄道に移管された）筒石駅を訪れた。　筒石駅は、北陸本線付け替えの際、頸城トンネルの中の現在の位置に移動した。わざわざでかけた理由は、筒石駅では、昔懐かしい赤地のマルス端末から発券されない券で青春18きっぷを販売しているためである。　手に入れた、青春18きっぷの写真切符の使い始めが、高松からとなっているが、実はこの年（2009年）の7月22日は、日本の一部（奄美大島など）で皆既日食が観測できる日であった。このため、夏季休暇をこれに合わせてとり、食分の大きい南を目指し、四国、九州を目指していた。雨男の私は、7月22日は、九州地方でまだ梅雨が開けず、ほとんど日食は観測できなかった。切符をみると、当時の行程がなんとなく思い浮かぶ。筒石駅　2009年7月5日　撮影

  2016.07.27

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  名鉄　モンキーパークモノレール線

  　2008年に廃止となった、名鉄のモンキーパークモノレール線。幼少時を岐阜で過ごした私は、幼稚園の遠足、成田山への初詣など幼い時に、何度かモノレールを利用した記憶がある。日本最初の、跨座式モノレール（羽田空港にいくときのモノレールと同じタイプ）である。子供をモンキーパークと遊園地に連れて行くという名目で、廃止となった静態保存中のモノレールを見学。中には入れないようである。2013年8月16日　撮影

  2016.07.26

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  北海道らしい道

  　こどもができるまでは、夏になると暑いので、涼みをかねて北海道の廃線跡の探索や、乗り鉄に出掛けていたが、今年は、二人の子供が小さく手がかかる時期のため、こうして空いた時間に写真の整理をしている。　北海道をバイクや車で運転していると、内地では決して体験することができない風景に遭遇する。幾つか写真があったので、記録しておく。まずは、定番から。サロベツ原野を南北に貫くオロロンライン。　2009年9月22日撮影道東の街、斜里から根室標津方面へ貫く国道244号線　　2009年9月23日撮影

  2016.07.25

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  可部線　加計駅

  　2003年に一部区間が廃止となった、可部線。広島近郊にあり比較的利用しやすい路線だったのだが、廃止区間には一度も乗ることができなかった。訪問したのが、夜間になってしまい、明るい写真が残っていないのが心残りである。可部線　加計駅　2005年8月撮影加計駅構内現在は駅舎は解体されたが、ホームの一部と、気動車が保存されているとのこと。

  2016.07.24

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  真岡　花火大会

  　今日は真岡市で花火大会があったので、妻と、3歳の長男、1歳の長女とともに出かける。子連れの花火見物は、いかに混雑を避けるかが肝心。　車で市内中心部まで乗り入れると、混雑から抜けるのにとても時間がかかるため、我が家では真岡鉄道を利用してでかけた。最近の、ローカル線の駅には利用者のための駐車場が整備されていることが多く、（パークアンドライド、敷地は昔の貨物のホームやヤードを利用していることがおおい）宇都宮市内から七井駅までは車、そのあと真岡鉄道に乗り換え、真岡へと向かった。　栃木県内で規模の大きい小山や足利の花火大会に比べると物足りない気がするが、小さい子供連れにはおすすめ。

  2016.07.23

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  上田交通　

  　長野県の上田駅から伸びる私鉄の上田交通。　現存する路線は、別所線のみとなっている、長野新幹線の建設とともに上田駅は近代的な駅に建て替えられている。私が列車で訪れた時は、写真のように、雪で覆われていた。2011年2月12日　撮影昔、走っていた丸窓の電車を模して、戸袋の窓ガラスが、楕円になっている。 別の機会に車で訪問した時の写真。丸窓電車が静態保存されていた。　2009年7月5日撮影

  2016.07.22

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  急行はまなす

  北海道新幹線の開通と引き換えに青函トンネルを走行する狭軌の旅客列車は全廃されてしまった。青函トンネルは何度も通過したことがあるが、急行はまなすでの利用がいちばん多かった。その中でも、2011年4月7日乗車の青森行、はまなすは忘れられない思い出となっている。　奇しくも、2011年3月、あの東日本大震災の月、いまだ日常の診療業務が混乱するなか、15年所属していた大学病院の医局を辞することとなった。（退局自体は半年以上前から決まっていた）    妻にはちょっとでかけてくるとだけ伝え、東北、北海道と各地を車や列車で巡っていた。道中、山形県の高畠駅の駅前駐車場に車を駐め、東北各地を旅行した後に渡道、その帰り道、急行はまなすで札幌から青森へ向かい、奥羽本線経由で、高畠を目指していた。　ところが、急行はまなすが、東室蘭駅近辺を通過中に、東日本大震災の余震に見舞われることになる。wikipediaによると、発生時刻は23時32分、走行中の車内で私は寝かかっていたため、特別つよい衝撃を感じたわけではない。が、震源地である宮城沖に近づくにしたがって、列車は速度を落として走行していたようである。明朝、目を覚ますと終点青森に着いている時刻のはずだが、列車は函館駅に停車したままであった。夜が開けると車掌のアナウンスが有り、地震のため、列車は函館で運転は打ち切りとなり、東北各地の列車も運転見合わせで再開の見通しが立たないとのこと。私は、陸路での移動は不可能と判断し、函館駅で下車、函館空港へと向かい、飛行機で羽田へ向かった。そのあと、いったん自宅に戻った。数日後、奥羽本線が一部運転再開となった日、東京から米沢行きの高速バスにのり、奥羽本線で高畠駅に向かい、ようやく自分の車に戻ることができたのであった。急行はまなす　車内　2011年4月7日　撮影　札幌駅にて青森駅での急行はまなす　2012年7月14日　撮影

  2016.07.21

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• 眼科と分子標的薬

  　ルセンティスやアイリーアといった分子標的薬が眼科領域に普及しはじめて、数年になる。　私が、大学病院に勤務していた時は、加齢黄斑変性をはじめ、重症の糖尿病網膜症や、網膜中心静脈閉塞症やそれらに伴う血管新生緑内障などに、大学の倫理委員会に諮って、アバスチンを利用しようとしていたのだが、大学の倫理委員会とういところは、なかなか許可を出してくれない。やっと許可がでたと思ったら、症例数が20例など極めて限定的で、20例を超えたらどうなるの？ってときに、もう一回、倫理委員会に書類を出しなさいなんていわれ、一生懸命書類を作ったが結局認可がおりなかった。そう言ってる間にも、なんとかしなきゃいけない患者さんは続々あふるているわけで、考えた作戦は、関連病院の倫理委員会に臨床研究の届け出を出すという戦法。結局、これがうまくいって、大学の患者さんもいったん関連病院にいっていただき、そこで、VEGF阻害薬を注射して、再び大学に戻るという患者にとっても医師にとっても手間のかかることをせざるを得なくなった。かれこれ2年ほど続いただろうか。治療代は研究目的なので無料だった。　そう言っているうちに、ルセンティスが、薬価収載され、まず加齢黄斑変性、続いて網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫と適応が拡大され、そうこうしてるうちに、アイリーアが使えるようになった。　適応が拡大され、安心して患者に使えるようになったとはいえ、薬剤の価格がバカ高い。本年の4月に薬価が引き下げられたとはいえ、ルセンティスは1回あたり157776円アイリーアは1回あたり142605円　実際に負担するのは普通の方であれば3割で済むが、普通の感覚では高すぎ。白内障の手術点数より高いのである。　VEGF阻害薬であるアバスチンを、スイスから個人輸入して、分注して使うと、1本5000円位で済んだと記憶している。しかし、アバスチンは権利を持っている製薬会社が眼科薬を（おそらく会社の経済的利益のため）作るつもりはないらしい。　患者さんには、治療費が高いのは薬が高いためだと繰り返し説明しているが、あと一桁、つまり10分の１に薬価が下がることを強く希望。

  2016.07.20

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  熊本電気鉄道

  　10年ほど前、熊本に住んでいたが、身近すぎるとなかなかのりに行けない路線というのがある。熊本電気鉄道は、熊本駅、熊本市街の中心からやや離れたところに乗り場があり、2年間熊本で暮らしたにも関わらず、熊本電気鉄道には未乗であった。　2011年、大学病院を退職した私は、1ヶ月ほどぶらぶらしていたのだがその時とったのが次の写真である。元東急を走っていた車両で、渋谷駅に静態保存されている車両が現役であった。熊本電気鉄道のホームページによると、現在も活躍中とのことである。

  2016.07.19

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  国鉄　松前線　松前駅跡

  1988年に全線廃止となった、国鉄松前線。青函トンネル開業と引き換えのような形で一度も乗ることができずに廃止されてしまった。時は移りそれからおよそ30年の歳月が過ぎるが、動画共有サイト（You tube）などで、当時の列車の前面展望が公開されている。　すごい時代になったものだと感心である。　実は、当時のローカル線は日本のどんな田舎にいったとしてもそこそこ人が乗っていて、（特に地元の高校生など）早朝の列車などに乗らないかぎり、良好な車窓風景を満喫することは難しい状況であった。　写真は2009年9月21日撮影　松前駅跡は、駅前の観光案内所が消防団の倉庫として利用されていたが、かつてここが駅であった痕跡はそれ以外はほとんどみつけることができなかった。

  2016.07.18

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  開発行為　その４

  　梅雨のため、ぱっとしない天気が続いているが、工事は進んでいる。今日、現場を見に行ったところ、建物の基礎を作るために、地面をクリークのように掘り下げ、コンクリートを打ってあった。昨晩の雨がコンクリートの上に溜まっていた。　

  2016.07.17

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  松本電気鉄道

  　現在は、アルピコ交通と改称されている。長野県松本駅から、上高地方面へと路線が伸びている。上高地への観光シーズン中は賑わいを見せるようだが、私が訪れたのは、2011年の真冬の時期で乗客はまばらであった。終点の新島々駅は、深い雪のなかだった。使われている車両は、北陸鉄道でもみかけた、昔、大学に通うときによく利用した京王井の頭線の中古車両である。2011年2月12日撮影

  2016.07.16

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  学会での寄り道　その４

  　京都で学会があるときは、国立京都国際会館が会場になる事が多い。学会の開催される時期は、学会ごとに違うのだが、関東に住んでいると、せっかく京都に来たのだからと、関西の未乗線区に足が向かう。　今回は、叡山電鉄の紹介。京阪電車の出町柳から八瀬比叡山口駅までいって折り返す。ちょっとした時間つぶしになる。八瀬比叡山口駅にて　2012年10月26日訪問さらに、鞍馬線に足を伸ばしてみる。紅葉の季節は展望列車がたいへん賑わうらしいが、まだ紅葉には早すぎた。 

  2016.07.15

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  コロプラで土佐清水地域を取得

  コロプラの位置ゲームで、四国の制覇を狙う場合、ネックとなるのが土佐清水地域である。このエリアには鉄道が通じていないので、バス等の利用が必要となる。四国のスタンプ制覇を狙っていた私は、地図とにらめっこしながら、この距離ならば、チャリでも大丈夫そうだという予想を立てた。鉄道での旅行なので、乗り遅れは避けたい。距離を測り、レンタサイクルを借りたり返却したりする時間等々を計算し、土佐くろしお鉄道の中村駅を降り立った私は、駅から少し歩いた観光案内所で自転車を借り、国道321号線を、土佐清水方面へと走った。 当時の正確な時刻を思い出せないが、写真に記録されている時間では2011年4月12日の昼下がりのことである。なんとか列車の時刻に間に合うように自転車を飛ばすこと十数キロ、写真にある伊豆田トンネルを通り抜けると、そこは土佐清水市である。位置登録を済ませると、来た道を引き返すのであった。帰りは時間に余裕がある事がわかり、道中景色を楽しみながら中村駅へと向かった。国道の看板伊豆田トンネル四万十川の流れ四万十大橋からの眺め中村駅同じことを考えている奇特な同志のための記録である。

  2016.07.13

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• 視力

  視力という言葉は、一般的な会話でも使用されているが、眼の光学的分解能のことである。医学上の用語としては、次の3種があり、何も断りがない場合には、最大矯正視力のことをさす。1.裸眼視力 文字通り、メガネやコンタクトレンズをつかわないときの視力2.矯正視力　手持ちのメガネ等を使用した視力3.最大矯正視力（BCVA）屈折異常をレンズで矯正して得られる視力の最大値 その他に、近見視力、動体視力は、あるのだか今回は除外。 このことが、人間ドックや健康診断を受けてクリニックを訪れた患者さんと話す場合混乱を引き起こす。患者：今年の職員検診で、去年より視力が落ちたといわれました医者：いまの視力は、裸眼で右0.3　左0.3　矯正で両眼とも（1.2）です。去年の視力はどのくらいありましたか？患者：たしか両眼とも0.7位だったと思います。医者：去年より少し近視の度が進んだようですが。矯正視力が出ましたので、心配ないでしょう　　　（一通り検査行って）特に悪い病気はないようですので、そのまま様子をみてください。患者：・・・・（悪くなってるに様子をみるとはどういうことだ？）という、具合。検診や、人間ドックでは、1や２は測れても（人数が多いので）３．まで測ってるわけにいかないから、病院で測ってちゃんと1.0以上見えてるか検査してきてね、ということ。　眼科では、1.0以上ない場合は、原因を究明するため、種々の検査を行い、検査の異常で視力低下が説明できるか考える。しかし、ちゃんと最大矯正視力で1.0以上見えている場合は、矯正方法や、今後の見通しなど多少アドバイスは行うが、基本的には無治療。もちろん、緑内障など視力に異常が出ない疾患などはしっかり確認。

  2016.07.13

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  開発行為　その３

  出勤前の時間を利用して、クリニック予定地にいってきた。土を深く掘り返して、基礎のコンクリートをうっているようだった。ショベルカーで掘り返した、土の断面は、地表から７０センチくらいは、畑の黒土であろうか、その下はやや茶褐色の土壌となっている。地面の下も、建物が一度建ってしまうとみえないところなので、記録しておく。

  2016.07.12

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  国鉄　未成線　その１　佐久間線

  　未成線とは、構想や計画、または建設の段階で中止され、実現しなかった鉄道路線のこと。（wikipediaより引用）自分が小学校の頃、地図帳には建設中の路線として、白い線が引かれていたので、子供ながらに完成を待ち望んていたものである。青函トンネルなど、めでたく日の目を見た路線をあれば、工事が着工されたものの完成すること無く放棄、または解体された路線もある。今回は、そのうちのひとつとして、国鉄佐久間線（天竜二俣から中部天竜間約35ｋｍ、未成線）の訪問の記録。訪問日　2009年4月19日天竜二俣駅の外れに、ぽっかりあいたトンネル、入り口には網が張られており中はうかがえない。152号線に沿って北上していくと、橋脚や、トンネルが姿をあらわす。 コンクリートには竣工した日であろうか、1970年12月とある。わたしの生まれる前である。さらに北上を続けると、佐久間線最大の痕跡である、ダム湖にかかる橋脚が見られるのだが、解体するよりましなのか、人道橋として整備されていた。 つづく  

  2016.07.11

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  雪の回廊

  　暑いので、涼しくなりそうな話。日本各地を、車やバイクで訪れ、良かったと思う雪の回廊の紹介。その1豪雪地帯として知られる青森県酸ヶ湯に向かう国道103号線（だったと思う）訪問は2009年4月5日その２国道292号線　渋峠　国道最高地点を通るルート。関東からは、草津温泉を目指し、更に長野方面へ向かう。峠を越えると志賀高原である。2009年4月26日撮影その３　立山黒部アルペンルート　室堂付近自家用車の乗り入れは禁止されており、ツアーで訪問。写真のバスの高さと比較するといかに積雪が多いかよくわかる。高さは11ｍあった。　2011年5月4日撮影

  2016.07.10

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• コンタクトレンズ装用時の不調

    日常の外来診療で、とても多い受診動機である。いちばん手っ取り早い解決方法は、コンタクトレンズを休止してくださいという対応。だいたい、目が乾くとか、ゴロゴロする、赤いとかいう症状は、コンタクトレンズをしなければ自然に治ってしまう。しかし、コンタクトを中止してくださいという方法は、患者満足度が最低なのだ。　コンタクトレンズ装用による、鮮明な視界を確保しながら、コンタクトレンズによる不快感をなくすためにはどうすればよいかを、考えるのがわれわれの仕事だそうで。　コンタクトレンズの種類を変更するか、もしくは適切な点眼薬と併用しながら使っていくか二通りの対応が可能。

  2016.07.09

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  学会での寄り道　その３

  　2014年の神戸の学会の際の寄り道。　秋の学会シーズンは、秋の紅葉と重なることが多い。神戸で開催の臨床眼科学会期間中、京都の宇治まで足を運び、紅葉のなかの平等院鳳凰堂にいってきた。小学校6年生の修学旅行以来30年ぶりの平等院鳳凰堂であった。建物自体は、綺麗に改装されていた。平日の比較的朝早くの混雑しない時間帯にでかけたつもりだったが、境内は、多くの中国人で溢れかえっていた。人が写り込まないように建物の写真を取るのに一苦労であった。小学校の時のことは残念ながら、あまり覚えていないが、ほとんどの観光客は日本人だったと思う。ほり眼科クリニックホームページはこちら

  2016.07.08

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  学会での寄り道　その２

  　2012年の臨床眼科学会は、京都で開催された。その空き時間を利用して、淡路島へと向かった。明石海峡大橋が開通してからは、ほとんどの用務、観光客は明石海峡大橋を利用するが、ただ一つだけ、航路が残されており、船で淡路島へと渡った。明石港の乗り場　JR明石駅から徒歩１０分位で、淡路ジェノバラインの明石港乗り場に着く。ここから高速船で15分程度で対岸の岩屋に到着する。　船内から、明石海峡大橋を見上げる。車でも、飛行機からでも違った景色を楽しめる。　私自身は、コロブラのゲームで位置登録をするのが目的だったので、淡路島では特に何をするでもなく、引き返した。　この航路には、小型の2輪車（明石海峡大橋は通れない）を積載することができ、淡路島を小型の2輪車でツーリングするときの唯一の交通手段となっている。

  2016.07.07

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• 生命保険の約款

  バングラデシュでテロ事件があったが、私自身も海外の国際医療貢献としてバングラディシュに何回も渡航したことがあり、大変心を痛めている日本人のうちの一人である。　海外でテロに巻き込まれたとき、果たして自分が加入している生命保険の免責事項に該当しないかどうか調べてみた。結論から言えば保険金が入るかどうかは保険会社の判断次第である。　保険料率の算定に影響が与えるような動乱（大規模なテロなど）の場合には保険金が減額または支払われないと約款に書いてあったネット上で様々な情報を調べてみるとニューヨークの航空機による自爆テロの時にも日本の保険会社は満額ではないにしろ保険金の支払いを行ったようではあるのでそれ以上の規模のテロでない限りは保険金が支払われるのではないかと考えている 　ただ、私の記憶では、ニューヨークのテロの後、再保険を引き受けていた損害保険会社が経営破綻している。わたしの契約している生命保険会社が、飛んでしまったらそのときは諦めるしかない。

  2016.07.06

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• 医療費の領収書

  収入印紙は貼付しなくてよい。根拠は、営業に関する取引ではないからとのこと。いままで、確かに印紙を貼ったこと見たことないなあと思っていたが、疑問が解けてすっきりした。自費の診療、例えば、レーシックや美容整形もしかり。 会計事務所のリンク

  2016.07.05

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• 医療費の見積もり

  　網膜静脈閉塞症や、糖尿病網膜症など、レーザー治療や抗VEGF薬の硝子体注射を行う場合には、一連の治療にかかる費用の見積もりを患者さんに示す必要がある。通常の商取引なら、見積もりもきちんと出したあと契約するというのが当たり前である。ところが、医療の場合、なかなかはっきりと概算を示せない場合がある。　なぜなら、保険証により、一ヶ月の限度額が変わってくるためである。年齢により、その人の所得により、ひと月あたりの医療費の上限額が異なるのである。　面倒くさければ、限度額のことについては触れずに、1割か2割か3割かのいわゆる一部負担金についてだけお話して、患者さん自身で（勝手に）、高額療養費の請求をしてもらえばいいのだが、開業医としてはこの姿勢は不親切である。　自分のクリニックでは、一連の治療はなるべく同じ月になるようにまとめ、限度額認定証をあらかじめつくってもらうようにしたいと考えている。　それにしても、医療費の負担が細かく細分化されすぎ。私が医者になりたてのころはもっと簡単だった。年齢はともかく、所得に関しては、多い方は課税という形ですでに支払いを多くしているのだから、少なくとも医療機関の窓口では所得による差別をなくしてほしいと、切に願う。　

  2016.07.04

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• 診療録の開示請求手数料

  開示請求があった場合に備えて規定しておく必要ありそう。本人、保険会社、裁判所、警察などからの開示請求が、予想される。 1件あたり、5000円プラス、1枚あたり、 50円位 プラス消費税でどうだろうか。手間がかかるので、割に合わないが制度として規定しておく必要あり。 多分、警察や裁判所からはお金はいただけなさそう日本医師会のガイドライン

  2016.07.02

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  万葉線

  　富山県の高岡駅から出ている路面電車。平成13年に、経営難の加越能鉄道から第3セクターの形で引き継がれた。2012年のゴールデンウイークに北陸を旅行した時、高岡に宿泊した。もう日没を迎えていたがせっかくのチャンスなので、全線を往復した。越ノ潟駅にて 終点の越ノ潟は、富山湾に建設された大きな掘り込み式港の西岸にあり、大きな橋が建設されているのみもかかわらず、渡し船が健在であった。渡し船を降りた乗客が足早に電車に向かって乗り込んでいったのが印象的であった。

  2016.07.01

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  地鎮祭

   　今日は梅雨空の1日であったが、日中は何とか天気が持ちこたえ、地鎮祭を行うことができた。 2012年、自宅の新築以来の地鎮祭で何をやるのかよくわかっていなかったため、玉串を献げるときに礼をするのを忘れたり、鍬を入れるときに、声が小さかったりと、いろいろダメ出しが多かった。神様が怒っていないか心配である。 近所まわりの挨拶は、住宅メーカーの担当者が済ませているが、建物が出来上がった頃、内覧会の案内がてら近所をまわる予定。 

  2016.06.30

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• 就業規則

  新しいクリニックの就業規則を作成しなくてはいけない。社労士さんなどの専門家に任せたほうがよいのだが、こちらの意図も伝える必要がある。あれこれ本を読んだ上で、忘れてはいけないキーポイントをメモ代わりに記しておく。法律で定められている以上のことはしない。（一番大事）従業員に不利になるような就業規則の変更は難しく、従業員にとっての不利益変更は損害賠償請求のもとになるので、はじめから最低限でいく。就業規則は、共用のPCに保存し、いつでも閲覧できる状態にする中小企業に、大企業なみの福利厚生は到底無理・子供が熱を出したので休みます・育児休暇をとりたいとってもOKだが、無給となる　no work no pay の原則を就業規則で定める有給休暇の日数も法定の最低基準で対応取得基準日は、入社日から6ヶ月とし、全職員を同じ基準日にはしない有給休暇は2年が時効年次有給休暇の消化は、当該年度分より使用する　（とても大事）と規定夏休みや、正月休みは、年次有給休暇の計画的付与を活用解雇について規定しておく中小企業にとって、成果をもたらさない職員は、不要なばかりか、周りの健全な職員の士気にも影響するので、腐ったみかんはまわりのみかんを腐らせる前に、早めに排除する。わたしが、嫌われてもいい覚悟はできている。試用期間内の解雇休職について規定しておく忌引休暇は無くても法律的にOK退職金は無いと定めてもOK（これは、長く働き続ける動機づけのために、検討の余地あり）日本のいわゆる労働者は、法令でこんなにも保護されているのだ、と改めて思う。明日は、地鎮祭の予定。雨が降らなければよいのだが。

  2016.06.29

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• こどもの眼帯

  　こどものものもらい（麦粒腫や霰粒腫の総称）で、よく眼帯をした方がいいですか、と保護者から尋ねられることがあるが、子供の場合原則として眼帯で目を塞ぐことは禁止。　たった数日の眼帯でも、形態覚遮断性弱視になることがあり、これを防ぐのが目的。視機能の発達し終わった大人の場合でも、最近は角膜のびらんで目が開けられない場合以外は眼帯をお出しすることは少なくなった。　では、白内障手術などの内眼手術の場合はどうするか。従来通り、金眼帯とガーゼで保護するか、それとも、ポリカーボネートの保護メガネだけとするか。両眼開放したほうが転倒は防ぎやすいが、クリニックから帰宅後しっかりと眼球が保護された状態が続いているか心配。　あと、翌日眼帯を外した時の、明るくなった、という一声を聞けなくなりそう。　どうするか、結論をだすのに、もう少し考える。

  2016.06.28

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  学会での寄り道

  2014年の臨床眼科学会は、神戸市で開催された。せっかく神戸に来たのだからと、神戸周辺の未乗線区（主に私鉄）にでかけた。神戸の新開地から、神戸電鉄にのり、粟生までの乗りつぶし。途中、志染駅での乗り換えでの一コマ。　この後、北条鉄道を北条町まで往復し、神戸市内へ戻った。　

  2016.06.27

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  開発行為　その３

  　本日、梅雨の晴れ間を利用して、クリニック予定地にいってみると、境界フェンスの基礎と擁壁の設置が進行中であった。（日曜なので工事はなし）クリニックの2階の院長休憩室からからは新幹線の高架が見える予定。新幹線は、振動のため嫌われものだか、予定地は100ｍほど離れているので多分手術には影響ないであろう。　　工事が始まると、もう勤務医としての今の仕事なんて放り投げて、自分のクリニックに全力投球したい、という衝動にかられる。しかしなから、今日（日曜日）は、休みではなく宇都宮市の休日診療にあたっていた。　緑内障発作の方が、いらっしゃった。緑内障発作は薄暮時に症状が出ることが多い。開いている眼科が無いため、治療開始までに半日苦しんでの来院。今日の患者さんは、内科や脳外科ではなく、直接、眼科にかかっていただけたので、わりとスムーズに治療が済んだ。不幸中の幸いである。ほり眼科クリニックのティザーサイトはこちら

  2016.06.26

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  台車

  　子供の頃から、鉄道の台車や連結器、線路の転轍機を眺めるのが好きだった。わたしの育った岐阜市では子供の頃には太平洋戦争前後に製造された車齢40年程度の電車が、まだ現役で普通に走っていた。これらの車両に履かれていた台車の形が、子供心に残っていた。　営業中の電車には近づくことができないので、鉄道の荷重がどのようにバネを介して線路に伝わるのか考え出したら夜も眠れないほどであったが、大人になったいまでは、博物館などで、台車の間近、車体の下に潜り込んで観察することができ、子供の頃の疑問が解けるのであった。　　以下は、佐久間レールパークの旧型国電の台車の写真。分類としては、釣合梁（イコライザー）式といって、弓型の大きな梁が特徴である。心皿からの荷重は、板バネを介して、上部の台車枠にかかり、それを、釣合梁にコイルばねを介して伝えている様子がよく分かる。静態保存なので、台車が塗装されてしまっているので、摺動部に油が塗られていなかったり、擦れの跡がないのは致し方無い。動いている現役のこのような型式の台車を見ることができるのは、熊本や松山などの市内電車の一部、あとは大井川鉄道くらいであろう。大井川鉄道　旧型客車の台車　（これは釣合梁でなはい）2015年9月21日撮影

  2016.06.24

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  一畑電車　出雲大社前駅

  　JR大社線は1990年に廃止されたものの、私鉄の一畑電車は健在だ。出雲大社近くの道の駅に車をとめ、橋をわたると大鳥居が見える。下をくぐりさらに進むと右手に、一畑電車の出雲大社前駅が見えてくる。JRの大社駅に比べるとかなりこじんまりしているが、西洋風の瀟洒な建築物で、特徴的な屋根であり、以前記事にした、大社駅の駅舎と対照的である。乗りつぶしに出かけるときには、近くの道の駅で車中泊して、始発から乗ることを基本としており、朝早すぎてまだ、扉は開いていなかった。駅構内には、日本でも屈指の古い電車であるデハニ50系が、留置してあった。見学時間が限れれており、私は、この車両に乗ることはできなかったがフリーきっぷを手にして、一畑電車の乗りつぶしにでかけたのであった。　なお、出雲大社を目前にした私であるが、結婚してまだ半年も立っていない私は、新たな出会いがあったら困るので出雲大社に詣ることはしなかった。

  2016.06.23

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  仕事上のケガ

  　仕事上のケガとして眼科では角膜鉄片異物や薬品による角膜びらん、化学熱傷が多い。こんなとき、患者の方から保険証を使って治療してくださいと頼まれることがあるが、いったいとうしたことだろうか？会社でそうするように指示されているのであろうか、かなりブラックな匂いがする。　このようなケースでは、健康保険組合や協会けんぽなどの健康保険で、仕事上のゲガの治療はできない決まりで、労災保険の適応になり、治療費は全額会社が負担してくれますとお話して、大抵の場合納得していただけるのであるが、会社にしれたくないので、労災にしないでください、とか全額自費で構わないので治療お願いします、とか対応に苦慮することがある。　開業医向けのマニュアルでは、仕事上のケガが疑われる場合でも、患者が保険診療を求めた場合には、仕事上のケガかどうか判断する権限は労働基準監督署長にあるので、仕事上のケガの疑いとカルテとレセプトには書いておいて保険の診療をして差し支えないとかいてあった。つまり、開業医としてがケガの原因について詳しく分かりかねる場合もあるので、善意の第三者の立場で治療すればよいとある。たとえ、保険で治療しても、後日、保険者（協会けんぽ）から会社に請求がいくからとのこと。　また、国民健康保険の場合、いわゆる自営で仕事をされているので、業務上であろうとなかろうと保険を使って診療は認められている。　交通事故やケンカなど第三者による加害行為の場合はまた後日。

  2016.06.22

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  国鉄　湧網線　計呂地駅

  　1987年廃止となった国鉄湧網線。今回は、計呂地駅跡の訪問記録。国道脇にあるため、北海道のツーリングや旅行の際にはたびたび立ち寄っているが、2009年はシルバーウイークが長期の休みとなったため、9月に渡道となった。　早朝、計呂地駅跡を訪れたときの記録である。駅跡には、SLと旧型客車が保存され、旧型客車は宿泊施設として利用されていた。9月のサロマ湖、能取湖周辺といえば、サンゴ草であるが、私のいったときは、もうすでに時期が終わっていた。遠くに、旧型客車が一望できる。サンゴ草は、ほとんどなかった。

  2016.06.21

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• IPv6

  自宅の光回線は、いままでNTT東日本のフレッツ光で、プロバイダーにYahooBBを利用していた。昨年、NTTの光ファイバー網が開放され、他社のサービスへの転用が可能になった。普段、携帯電話にソフトバンクのiPhoneを利用しているのため、携帯電話代の節約のために、ソフトバンク光を申し込んだ。NTT東日本のいわゆる2年縛りの最終日にあたる5月31日に、転用申し込みするとともに、ソフトバンク光を申し込んだ。　NTT東日本の契約はフレッツ光ネクストという下り200Mbpsのサービス利用で、実際の回線速度は夜間以外は40Mbps程度でそこそこ満足していたが、夜間、特に平日は回線混雑のためか、5Mbps程度に速度低下が起きていた。近所に、ヘビーユーザーがいるか、プロバイダーの問題であろうと考えていた。ところが、6月17日から、新しいサービス（ソフトバンク光）が始まると、夜間の速度低下がなく、1日中ほぼ100Mbps弱の回線速度が出るようになった。　調べてみると、送られてきた光BBユニットはIPv6に対応しており、従来のIPv4で使用していない帯域を使用できるとのことらしい。細かい技術的なことは私にはよくわからないが、とにかく、自宅の光回線の使用料が安くなった上に、回線速度が速くなったので、とてもありがたいと思っている。ソフトバンク光はネットで調べてみるとあまり評判がよろしくないし、契約やサービスもかなり複雑なので、サポートが無くてもなんとかなる人にとってはいいのかもしれない。ただ、みんながソフトバンク光に流れると、自分の回線が遅くなりそうなので、なるべく黙っていたい。

  2016.06.20

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  国鉄　大社線　大社駅

  1990年廃止となった、大社線、大社駅跡。出雲大社への最寄り駅として全国各地からの旅行者を迎え続けてきた。わたしは、一度も乗ることができなかったが、現在も駅跡はきれいに整備され、往時を偲ぶことができる。大社駅　2007年8月28日撮影ホーム側から撮影団体専用改札出札口大社線の線路跡は、一部舗装され、自転車道として利用されていた。

  2016.06.19

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  国鉄　士幌線　十勝三股駅　幌加駅跡

  1987年に全線廃止となった国鉄士幌線。わたしは乗ることができなかったが、廃止された今でもところどころではあるが往時の面影をとどめているところがある。1978年、士幌線の末端区間である糠平～十勝三股間は、超閑散区間であったため、列車代行バスが運転され、線路跡は保守されることなく放置されていた。現在は、保存団体の有志らにより、幌加駅ホームや線路が整備された状態で保存されている。　2009年9月24日撮影　幌加駅跡幌加駅跡の説明板幌加駅ホーム跡上川方面から、車で南下しながらの探訪だった。終点の十勝三股駅跡の目印となるバス停をなんとか見つけた。十勝三股駅跡のバス停だた、バス停の周りには、人家はおろかそこが駅であった痕跡を示すものを何一つ見つけることができなかった。十勝三股駅跡は、雑草に覆われていた。この後、車で南下を続けた。　　　つづく

  2016.06.18

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  国鉄羽幌線　初山別付近

  北海道の日本海側に沿って留萌から幌延まで延びていた国鉄羽幌線。1987年廃止となったため、一度も乗ることができなかった。写真のように、日本海に洗われる海食崖ギリギリを走っているところが多い。初山別付近のこれらのコンクリート橋が羽幌線いちばんの遺構だったのだが、いまは解体されてしまい跡形もない。羽幌川にかかっていた立派な橋梁も撤去されてしまったようである。1999年ころ撮影翌年の2000年にも再度探検。

  2016.06.17

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  国鉄　白糠線　上茶路駅 北進駅

  国鉄再建法で特定地方交通線の廃止第１号として名高い国鉄白糠線。白糠側から終点北進駅に向けて、国道392号線を北上し探索を行った。降雨のため、７月といえどもスーパーカブでのツーリングはとても寒かったことを記憶している。茶路川を渡る橋梁や、国道をまたぐ構造物が随所に残されていた。国道から、未舗装の細い分かれ道を進んだところに上茶路駅跡があった。訪問当時は、まだ駅舎が残っており、駅舎の奥には、島式のホーム1面と線路、保守用の人力車が残されていたが、残念なことに2004年、駅舎は解体されてしまった。　1999年7月27日撮影　上茶路駅跡ホームの様子沿線にはまだ新しいコンクリート橋が数多く残されており、橋の上には轍があるので、地元の方に利用されているようであった。　この後、進路を北にとり、終点北進駅跡を目指したが、手持ちの資料ではどうしても北進駅跡を見つけることができなかった。この10年あまり後の2009年9月24日、再度白糠線跡を訪問。北進駅跡は、集落から狭い道を下ったところに位置しており見つけにくいところにあった。建設年代が1960年代と新しく、地形や集落とは無関係に線路が引かれたためであろう。2009年9月24日　北進駅跡　鉄路は跡形もなく消えていた

  2016.06.16

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  子連れで乗り鉄　その２

  　1歳の長男を連れての九州旅行。2日目は豊肥本線の特急あそぼーいにて、熊本から宮地まで乗車。白いくろちゃんシートは満席で取れなかった。子供は木のプールで遊んでた。客室乗務員が乗務しており安心して過ごすことができた。　途中駅立野や阿蘇で多くの乗客が下車し最後の阿蘇駅から宮地駅まではガラガラだった。2014年7月29日撮影　おそらく阿蘇駅　豊肥本線は過去何回も自然災害にて長期運休を余儀なくされてきた路線であり、宮地駅には平成24年の集中豪雨による被害を写真やレールで伝えていた。普通の観光客は気にもとめないと思うが、私は、展示されていた写真の一つ一つを撮影し、記録しておいた。復旧してまもないうちに平成28年4月の熊本地震にて、同区間は土砂流失により現在もバス代行となっている。豊肥本線の被害を後世に伝える写真その後、宮地にて食事をしたあと、大分に向けて九州横断特急に乗り換えた。　

  2016.06.15

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• ぶどう膜炎

  　一般のかたに説明に苦渋する疾患の代表。患者さんが、どこまで目についての知識があるかによっておおきな誤解を生みやすいのでわかりやすい説明が肝要。　大学病院で、ぶどう膜炎の専門外来を担当していたころは、サルコイドーシスに伴うぶどう膜炎や原田病、ヘルペスなどのウイルスが原因であることが多かったが、調べてもよくわからない、つまり分類上、原因不明のぶどう膜炎とされ、経過観察されていた症例もかなりあった。この、原因不明というのが扱いに困るのである。大学病院の先生が原因不明と診断すれば患者さんも納得する。しかし、開業医が原因不明といっても、十分な検査をしてないからと捉えられかねないし、きちんと検査していないと誤解されがち。ましてや、採血や全身検査などをさんざん行ったあげく、原因不明ですと言われて納得していただくのは難しい。　したがって、自身のクリニックでは、保険の範囲内に収まるようにぶどう膜炎の採血をあらかじめセットで組んでおくことにして、患者さんには、必要以上の医療費の負担をかけないように配慮することとし、原因が究明できなかったとしても、治療は対症療法が中心で、原因の除去は困難だということを時間をかけて理解していただくこととする。　もちろん、小児の場合や、治療に抵抗する難治性のぶどう膜炎の場合は、大学病院等の専門家に紹介することをためらわないようにしたい。でも、いちど治療を開始されたぶどう膜炎の場合は、炎症がさまざまな薬によって修飾されてしまい、原因の特定をますます困難にするので、こじれないうち早めに専門家へということも念頭に置くこととしたい。

  2016.06.14

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• 薬の紛失

  薬を紛失したので、出してくださいという受診がときどきある。患者には悪気はないのだろうが、日本では医師の処方薬は健康保険の給付対象であるから、国民全体で積み立てている保険料を無駄にしないという目的のため、原則紛失した薬は自費で購入してもらうこととなる。もちろん、東日本大震災などの自然災害等、やむを得ない場合はこの限りでない、となっている。多分、一般の人々は薬の紛失の再処方に保険がきかないことを知らないと思うので、しばしば窓口でトラブルになる。だいたい、モノをなくす人というのはきまっており、一度でも保険を使って出してしまうと、前の病院では、そんなこと言われなかったとのにこの病院はけしからんと、いう具合に間違ったことしてないのに非難されることになる。開業医ではどうしても患者の評判を気にするので、やむなく保険でだしてるとこもあるようだが、当院の指針としては、個別指導とかあると完全に指導対象となってしまうので、規則通りとしたい。ただ、点眼薬は、処方量と消費量が曖昧なものがおおいので、多量でなければ継続投与しても差し支えないのでは、と思うのだが、甘いだろうか。

  2016.06.13

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  子連れで乗り鉄　その１

  子供ができてから、一人で鉄道に乗りに行くことが事実上禁止された。しかし、こどもと一緒であれば、無理な計画でなければ許可が出る場合がある。我が家では、長男が1歳の時、一家で九州にでかけた。九州といえば観光列車である、SL人吉号をはじめ、肥薩線のいさぶろう・しんぺい号。特急はやとの風、特急ゆふいんの森号、観光列車あそboy、九州新幹線さくらなどに乗ってきた。　妻は、乗ってるだけでつまらないと言い、子供は朝早く起こされあちこち連れ回されたためか、車内ではよく眠っていた。子供の面倒を見ていたので、自分もほとんど景色を楽しむことができなかった。SL人吉号　2014年7月28日撮影　熊本駅にていさぶろう・しんぺい号　

  2016.06.12

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  開発行為開始　その２

  　梅雨入りした関東地方だが、天気が良かったので朝出勤前にクリニック予定地を撮影してきた。現状は畑。農地の転用許可は済。浸透ますを作るため地面を深く堀りかえし、砕石をいれてまた埋め戻すらしい。　現地の写真　6月11日撮影クリニックが建ってしまうと、もとの地面の状態がわからなくなるので、一応たくさん写真をとっておいた。

  2016.06.11

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• 薬の適応外使用

  先日の外来での出来事登山をするので、高山病にかかった時のためにダイアモックスを出してほしいと。どうやらこの患者さんはダイアモックスを出してもらうのは初めてはないようだ。いちど、前に診た医師が処方してしまっている。しかも保険を使って。　適応外の薬品の処方は、保険では認められないので、自由診療にしなければならない。　良かれと思って一度でもやってしまうと、2度、3度患者からの要求にキリがなくなり断れなくなる典型例である。 うちでは、医薬品の適応外使用は保険では当然認めることはできない。だが、患者から先のような要望があった場合どうするか。自費のカルテをつくり、全額費用をいただくこととする。眼科の薬で他に目的外使用できるものとしては、まつげの成長を促すプロスタグランジン製剤とか、しか思いつかないのだが。　じゃ、アバスチンはどうなるのよといわれたら困るのだが。個別指導とか入ったら、アバスチンを使った場合申しひらきができない気がする。アバスチンはうちのクリニックでは使うのやめようかと。でも、他の抗VEGF薬は未だに高薬価なんだが、お金が払えない人はいったいどうしたらいい？

  2016.06.10

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