テーマ:EDWIN好きですか?(43)
カテゴリ:EDWIN(エドウィン)
国内の老舗ジーンズメーカー「BIGJOHNJEANS(ビッグジョン)」が経営再建中、「BOBSON(ボブソン)」がブランドの興亡を繰り返すなか、ついにEDWIN(エドウイン)までもが事業再生へ。
イメージ戦略で海外ブランドに押され、ジーンズ離れの加速とファストファッションでトドメを刺された感じだなぁ。 戦後の日本は欧米文化を後追いする立場だったこともあり、老舗企業のなかには「高価な輸入品を適正価格で提供したい」という志でスタートした会社も少なくない。 EDWINも大量生産でジーンズのコストダウンに貢献し、日本人体型に合ったシルエットの開発やユーズド加工技術の発展、素材の高機能化において大きな役割を果たした。 キャンプ用品メーカーの「LOGOS(ロゴス)」も適正価格化を目指した日本企業のひとつだが、廉価に提供するぶん、逆にやや安く見られてしまうというジレンマを抱えている。いまだにEDWINやLOGOSが日本企業だと知らない人も意外と多い。 EDWINもBIGJOHNも近年ようやく「日本製」を前面に打ち出してファストファッションとの差別化をはかった高級商品を出すようになったが、残念ながら10年遅かった… エドウインは「Lee」「Wrangler」というブランドを抱えていることでも知られるが、自社ブランドとの差別化でジレンマもあったのかもしれない。 しかし女性向けワークラインの「Lady Lee」シリーズは隠れた名作揃いのラインナップ。 ![]() ![]() 女性はファッションジャンルが多岐にわたり、しかも「ワーク系」というのはいかにもニッチな商品展開。採算を度外視しているのではないかと懸念していたが、やっぱり儲かっていなかったか…(^_^;) しかしクラシカルなアメカジアイテムとしてかなり使えるモノばかりなので、もっと宣伝すれば一定数のファンは付くんじゃないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月27日 15時53分59秒
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