カテゴリ:adidas(アディダス)
近年、一気に技術革新が進んだランニングシューズの軽量化。徐々にカジュアルラインのスニーカーもランニングシューズ由来の軽量&高クッションのソール素材を採用したモデルが増えてきた。
当初ナイキのlunaronミッドソールは鋸刃状の外観と蛍光イエローを採用して一目で分かるハイテク感で差別化を図ったものの、クラシックなモデルとの相性がチグハグで魔改造感が否めず。好みの分かれるデザインとなっていた。 アディダスのBOOST FORMのミッドソールは米粒を潰した半ごろしの餅(失礼)っぽいが、基本的には白で旧モデルのアッパーとは比較的うまく調和を保っていた。 そして満を持して代表作「スタンスミス」と「スーパースター」にBOOSTモデルを投入してきた。スタンスミスは米粒状のブーストフォームが露出しているが、スーパースターはアウトソールに封入する形でほぼ旧来のソール外観を維持している(土踏まず部分に若干米粒がハミ出しているが)。
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楽天市場内の「adidas superstar BOOST」の在庫と価格をチェック 欲を言えば金ベロなどがある80sのディテールでアップデートしてもらいたかったが、実用スニーカーとしてはローテクなスタンスミスとスーパースターに現代的な軽さと履き心地がもたらされたのは充分ありがたいことである。 そういえば昔、スーパースターのアップデート版で「adidas SS2G」というのがあった。トルションシステムとadiPRENEを搭載してハイテク化(当時)を果たした名機だが、ソールがフラットではなくフォアフットとヒールのあいだにクビレがあったり「スポーツ仕様寄り」のデザインに近づいてスーパースターのタイムレスなファッションアイテム感がなく「惜しい!」と思った記憶がある。 ちなみにスタンスミスはソックライナー内蔵式に改めた「STAN SMITH UPDT(スタンスミス アップデート)」という直球ネーミングの亜種がある。これはもっと評価されてもいいと思うんだけど、それほど大きな話題にならなかった不憫なモデルだ。
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最終更新日
2017年07月05日 13時19分52秒
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