カテゴリ:演奏会(2010年)
2010年回顧シリーズ(^^)の最後は、自分にとってのベストコンサートを書きます。今回は大胆にも敢えて順位をつけてしまいましたが、もちろん順位にはそれほど大きな意味はありません。自分が受けた感動の大きさという視点に、演目の稀少度(自分にとっての貴重度)なども加味した、あくまでパーソナルな(自分勝手な)ランキングです。 ---------------------------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------------------------- 第1位はなんといってもチッコリーニ。音楽の純粋な力、その途方もない大きさの一端をかいまみたような、すばらしすぎる体験でした。これは完全に別格です。永久名誉桂冠演奏会。 第2~4位は、僕の大好きなブルックナー、マーラー、バッハの定番名曲を、充実した演奏で聴けたコンサートでした。第5位のドビュッシーのオペラは、僕はこのときに初めて聴きました。音楽の美しさとともに、演出の妙がすばらしく、セミ・ステージ形式の上演ながら、見ごたえ聴きごたえがありました。第6位の大植さんは、大フィルから、ここまで出るかという極美のサウンドを引き出していました。第7位のパーセルは、まさかのまさか、アーサー王がニケの演奏で聴けた、という稀少価値が大きく、ランキング入りしました。これは是非独立した記事に書きたかったのですが、時間がたちすぎてしまいました。アーサー王についてはいずれ機会をみて書きたいと思っています。第8,9位のワーグナーは、2009年に引き続く指環上演の後半2演目でした。奇抜で音楽を尊重しない演出にはいささか興が削がれたものの、歌・音楽はすばらしく、めくるめくワーグナーの音宇宙を堪能しました。これも滅多に聴けない貴重な体験でした。第10,11位は、「2010年のマーラー演奏会を振り返って」の記事に書きました。 2010年は自分の生活としては限界までコンサートに通った(通えた)年でした。今年は諸事情からこれほどは通えないと思いますが、都合のつく範囲で聴いていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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