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2014.08.26
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カテゴリ:脱原発に向けて
原発本の話題続けます。
古賀茂明著 「原発の倫理学」
講談社
発行 2013年11月28日

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古賀さんご健在ですね。経産省で改革派として活躍するも、原発震災後に退職勧告を受け、2011年9月に辞職されました。その際には拙ブログでも「古賀茂明氏、惜しくも経産省を去る」の記事を書き、著書「官僚の責任」を取り上げました。その古賀さんの本を久しぶりに読みました。

現在は特定の組織には属さず、核心をつく発現で問題提起を続けています。この本は、2012年1月に配信開始された有料メルマガ「古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジン」の中から原発問題、電力問題に関する記述をピックアップし、再編集されたものということです。2013年9月までのメルマガの内容が紹介されています。さすがに古賀氏です、そのときどきの重要な原発問題の動きに、官僚がどう絡み、どう自分たちの都合よいように骨抜きあるいは改変したかということが、手に取るようにわかりやすく書かれています。東電を破綻させず、大銀行を守り、税金という形ですべて国民に負担を押し付けている構図が、いやになるほど明確に書かれています。

それはともかくとして、ここでは2012年5月配信の内容で紹介されている、原発事故にたいする「5つの哲学」というのをご紹介したいと思います。原子力コンサルタントの佐藤暁氏が説いているものだそうです。

第一の哲学「nuclear free zone」:原発事故のリスクをなくしたいから原発を作らないという立場。オーストラリアやニュージーランド。

第二の哲学「sudden death」:他国の事故を見て直ちに原発ストップ。イタリア。

第三の哲学「phase-out」:国民的議論を経て、ある程度時間をかけて原発を止める。ドイツやスウェーデン。

第四の哲学「no compromise」:原発推進を前提にして、妥協せずにそのリスクを封じ込めようとする。アメリカやフランス。

第五の哲学「untouchable」:政治も行政も財界も学会もマスコミも振れることができない。何があっても揺らがない。日本。

あなたの哲学はどれですか?





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Last updated  2014.08.26 21:52:51
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