Petit Boisのお菓子な、楽しい日々

　
　先日、エコール辻大阪で開催された講習会を受講致しました。
　グランマニエ特別講習会・ニコラ･ブッサン氏と松谷治代さんによる最新フランス菓子講習会です。

　会場に着きエレベーターのところに行くとかなりの人が待っておられました。
　そこに松谷先生が来られ「お代わりありませんか？」と声をかけて下さいました。
　私が十数年前辻製菓の学生だった頃教えて頂きました。
　私はクラスの女子の中で唯一の３０代既婚者だったので覚えていて下さったようです。

　先生はエレベーターに乗らず階段を駆け上がって行かれました。
　そして私も若い後輩２人と一緒に７階まで階段で、アー疲れた。

　在校生の方々と一緒の講習会でしたが、コンピ（辻のグループ校の校友会）正会員には前の席が確保してありました。

　講習会で教えて頂いたお菓子をアップします。
　ニコラ･ブッサン氏のオリジナルレシピです。



　ビュッシュ・マロン・ミュールです。
　ビスキュイ・ルラード、クレーム･マロン、ミュール（ブラックベリー）のコンフィチュール、シュトゥルーゼルの組み合わせです。



　試食で頂いたものが断面がわかりやすいのでアップします。
　フランス菓子としては珍しくビスキュイをたくさん頂けるケーキです。
　シュトゥルーゼルのカリカリが新鮮です。



　エクレール･マロン･ミュールです。
　ビスキュイがシューに変わっただけですすが全く違うお菓子になっています。



　試食で頂いたもの、マロンクリームの中にミュールのジャムが見えています。



　タルト･ショコラ･グリヨットです。
　サブレ･ブルトン･ショコラ、ビスキュイ・ショコラ・サン・ファリンヌ（小麦粉が入らなココアのスポンジ）、コンフィ・グリヨット・チェリーマルニエの組み合わせです。
　上は薄いチョコレートのディスクとグリヨットが飾ってあります。




　タルト･ショコラ･オランジュです。
　上のタルトのグリヨットの代わりにオレンジです。

　どちらもタルトと名付けられていますが、タルト型にフォンサージュ（型に敷き込むこと）せず、丸く焼いてあります。
　フランスの流行りですね。



　試食で頂いた２種のタルトです。
　チョコレートにオレンジはよく合いますね。
　オレンジとチョコレートの組み合わせ大好きです。
　美味しかったです。



　試食のお菓子の奧に写っているのは小さなグランマルニエはお土産です。
　
　ニコラさん、松谷先生、辻の皆様ありがとうございました。
　松谷先生お元気で、お菓子の研修旅行でパリでお会いできる日を楽しみにしています。

　この講習会無料、辻の卒業生でよかったと思える瞬間です。


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