カテゴリ:ドクターのつれづれ。
他にも「非電化掃除機」、「非電化除湿機」、「非電化洗濯機」、「非電化冷暖房」、、とあり、現在発売中、予約受付中、製品化検討中、といろいろです。 詳しくは院長にお尋ねください。または前回ご紹介した本をご覧ください。 PCの方は以下のURLです。トップページにも行って見てください。 http://www.hidenka.net/hidenkaseihin/index.htm また、これらを発明した藤村靖之さんの「発明起業塾福岡」というセミナー(3/9より月2回半年間)に参加することになりました。 内容は公開自由ということなので、随時報告していくつもりです。 友人に聞いたのですが、新聞・テレビでも時折紹介されているみたいですね。 このセミナーに参加する理由は、 従来の1/10という圧倒的な省エネを実現しつつ、 ちょっとめんどう、でも「電気でなくてもホドホド快適・便利な生活」をするには、 「発明」が必要だからです。 そして、その「発明」を形にするには、人的なネットワークが必要だからです。 今、なぜ当院が省エネに取り組んでいるかというと、 状況はかなり危機的だ!と痛感しているからです。 地球温暖化、環境破壊で地球規模の乾燥化が始まっており(オーストラリアの・・・参照)、 食料自給率の低い日本は危険な状況という話をしました。 この解決には価値観の根底からの見直しが必要なのです。 それに比べれば、虫歯なんか減らすのはものすごく簡単です! それには食生活や歯科治療に関する価値観の見直しはもちろん必要ですが、 「重曹洗口」という簡単な「発明?」を使うだけです。 当院が学校歯科医を嘱託されている切○地区は、 12才時DMFT指数(虫歯の本数)は10年前の約4.7から1.3へと下がりました。 #ほんとうですかね?保健の先生の計算間違いでないといいのですが・・ 本当に重要な情報はマスメディアからは出て来なくなりましたが、 現実に食料・石油などを輸入できなくなる!タイムリミットが刻々と近づいているのです。 それは、「国の借金問題」です。今現在公式発表値で約800兆の借金があるとされています。しかも年間30兆づつ増えています。 一方国民のローンを除いた純資産は1000兆と言われています。 あまり知られていませんが、日本は米国債を400兆持っているのです。 しかし塩漬け状態で売却不能なのです。 売れば米国は破産しますので、資産に計上できません。 資産1000兆-負債800兆=200兆、200兆÷30兆=6.66年 後6年余りで、完全にチャラになるのです。 こうなればどうなるか!国内的にはチャラなので、何もおこりません。 #もちろん国民の金融資産は雲か霧のように消えますが。 しかし外国から見ると、これ以降毎年30兆づつ負債が増える借金国になりますので、 円で支払ってもらっても、いつ焦げ付くか分かりません。 当然、円の価値が下がります。もしかすると、暴落するかもしれません。 円が暴落するとどうなるか、 ある日突然、海外から食料・エネルギーが買えなくなる!ということです。 もう、国や自治体を当てに出来ない所まで来ています。 自分たちでどうにかするしかないのです。 まだ、身動きがとれる内に! プルサーマルなんかやっている場合ではないのです。 これは危険で未来永劫の環境汚染問題だけではないのです。 プルサーマルのMOX燃料は通常核燃料の10倍高い。 通常原発の核燃料費は発電コストの約60%を占めているのですが、 これが10倍になったら・・・(プルサーマルのまとめ参照) (もちろん全てがMOX燃料ではないですが) 経済的には成り立たないのは明らかなので、 電力会社も本音は「ひいている」はずです。 でも、なんで国は推進しているの? それは「戦艦大和」症候群にかかっているからです。 では「戦艦大和」とはなんだったのでしょうか。 ちょっとだけ、おさらいしましょう。 日本は艦隊戦に勝てば、それで戦争に勝てるという経験をしました。 それは1905年の日露戦争の日本海海戦です。 ロシアのバルテック艦隊を東郷平八郎提督率いる日本帝国海軍が壊滅させたという史実です。 それ以来日本は、最強の戦艦を作れば、戦争に負けることは無い!という妄想をいだくようになり、 最強の不沈戦艦建造に取り組み始めました。 ところが1915~19年の第一次世界大戦後、航空機が発達したので、 空母+艦載機という戦術に変わっていったのです。 この戦術は日本で開発されたとされ、 しかも、この戦術の優位性は1941年12/8の真珠湾攻撃で自ら立証したのですが、 それでもまだ、最強不沈戦艦路線を止めなかったのです。 「大和」が竣工したのは、真珠湾攻撃の8日後だったので、 もう間に合わなかったのかもしれませんが、 「武蔵」の竣工はさらに1年後だったので止める事も、 空母+航空機に計画変更することも出来たかもしれません。 表向きは、一度決めた路線を撤回すると面子がつぶれる、 国家予算使い放題という利権がなくなる、 秘密兵器ということで最後まで一般には公開されず、批判の対象にならなかったとか、 そういう理由です。 でも本当の理由は、 特に危機的な状況になると、 論理的・合理的な判断ができないおかしな執着癖を持つ日本人の病理、、 というふうにしか解釈できません。 結果はどうなったか、 「武蔵」はレイテ沖で、 「大和」は片道燃料しか持たないで特攻出撃し、 3000名の命と共に九州南西沖で、 米空母の艦載機の猛攻を受け沈みました。 ・・・なんか似ていませんか? ほとんど無限のエネルギーである核エネルギー、 絶対事故は起きない(重大事故の確率は10億年に一度)、 ただ同然の発電コスト、、という誇大妄想、 軍事技術と表裏の密接な関係がある、 情報がなかなか公開されない、などなど。 しかし自治体が受け入れを表明するのは、単純な理由です。 補助金、交付金がないと破綻するかもしれないから。 公共事業が無いとつぶれそうな会社もいろいろ噂されています。 長いものには巻かれろ。 ・・・何も考えていません。 そういうことです。 実は脱原発は出来る!ということが、2003年の夏に実証されています。 この年は前年の東電の事故隠しの影響で原発を稼動できなかったのですが、 他の電力会社からの援助や電力消費のピークをつぶすことで乗り切りました。 電力消費のピークはウィークデイの気温31度を越えた午後2~3時に起こることが判っています。 ウィークデイでなければ、電力の大口需要家(全消費電力の70%)である大企業の工場がお休みなので、ピークがあっても問題ありません。 気温31度を越えた時のピークは事業所のエアコンです。 この時間帯に一般家庭には人はあまりいません。 ちなみに産業以外の事業所(デパート、コンビニ、病院など)の全消費電力に占める割合は16%で、 一般家庭の消費電力は13%にしか過ぎません。 本当は家庭での節電など省エネには、あまり関係ないということです。 実は日本にある50基の原発による電力は、 気温が31度を越えた時に起こる消費電力のピーク分に相当するのです。 理論的にはこのピークをつぶすだけで、脱原発はできるのです。 具体的には、気温31度になったら事業所のエアコンを5分間止めるだけです。 5分位止めても、すぐには暑くはなりませんよね。 もちろん、当院は電力会社につぶれて欲しいと思っているわけではありません。 電力会社の社員やご家族の皆さんはウチの大切なクライアントさんですし、 共に地域経済に貢献し、共に生活していく住民だからです。 電力会社の社員の皆さんは、プルサーマルを含めた原発がなくなっても、 地域密着型の電力供給のエキスパートとして、 電力管理の仕事はいくらでもあるはずです。 ウチでは太陽光発電の管理は院長がやりますが、それは院長が電気に比較的強いからです。 でも、一般的にはそうではないと思います。 例えば、大型風力発電機は何基で原発1基に相当するのでしょうか? 試算してみました。 原発の年間発電量を50億kWh、大型風力発電機のそれを600万kWhとして、 50億÷600万=833基 大型風力発電機の建設費を1基5億円として、 5億×833=4165億円 原発の建設費は公開されていないようで、探し回りました。 アメリカの場合で約3000億円というのがあります。 大型風力発電機の方が建設費が若干高いですが、 建設後の燃料費はただです。 原発の通常核燃料費は70%の稼動率で30年運転とすると、建設費の20倍という試算があります。 どっちがお得かは誰にでも判りますね。 最近の風力発電のコストは急激に下がっており、デンマークで4セント/kWhというデータがあります。 原発の半分です。 しかし管理費はどちらも同じです。 風車の伝統が数百年あるオランダでは、風車の管理人という職業が人気なのです。 家族で風車で暮らしているところもあるとか。 楽しいと思いませんか? 原発が風車になっても、電力会社の社員がリストラされることはありません。 今、ソーラー・パネルの価格が下がり続けています。、 製造法の革新があって、 従来の1/5のコスト、1/3のエネルギー消費での製造が2005年より始まっているそうです。 「希望」が見えてきませんか? 後は決心するだけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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