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I歯科医院の高楊枝通信。

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今日の何やっているの?シリーズ

2019/12/30
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40代女性、左上7、2次カリエス、自覚症状なし

PMTC担当のDHから脱離しているのではないか?2次カリエスも有り得るというので、見てみたが、確かに動揺している。1mm程上下に動くのだ。
この動揺が、脱離によるものか、骨植が悪いために起こるのか、脱離と言っても3つある歯根のうちの一部なのか全部なのか不明だったので、除去して再製作することにした。

初診時と義歯が入る前のレントゲン写真と今回の除去途中のレントゲン写真を3つ挙げておきます。
完全には同じ角度から撮れていなかったので、確実なことは言えないが、初診時から骨植はあまり良くないことは判る。

2016/07/13




2017/11/22




2019/12/21




除去前




簡単には除去できない








遠心根は比較的簡単に外れたようだ。それすら分からないほど除去が難しいというか、簡単には除去できない




除去できたと言っても歯肉縁下で簡単に出血する




麻酔下、電気メスでマージンを出し、CRで歯根と歯冠を築成していく。歯冠長が短いので、通法では歯冠を作るのは難しい。










歯根は3つに分割しているので、歯根分岐部の清掃は難しい。超音波水流付きジェットウォッシャーで清掃するしかないのではないか?今の所P社のドルツシリーズから出ているものを使うしかない。





超音波水流がないものだと食物残渣は除去できてもプラークの除去はできないが、これならできる。
歯根分岐部の清掃ができないと炎症が取れず。骨植は改善せず、最後は自然脱落してしまうだろう




歯冠築成後は咬合調整、クラスプシート形成印象と進む










技工室での作成風景だが、赤鉛筆で矢印を描いてあるところにジェットウォッシャーのノズルを当てるとよい。






口腔内セット時の様子だ











Last updated  2019/12/31 11:25:30 AM
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2019/12/29
40代女性、左上7、2次カリエス、自覚症状なし





今日はこういった症例ばかりで、野戦病院化していましたので、
とても疲れました。。

通常こういった症例は現在の歯科医療の診断基準では保存不可能につき抜歯となります。
なぜ僕があえて抜歯しないで保存しているのかというと、
近未来では保存が当たり前というか、
ある理由で強く求められるからです。

その理由ですが、
僕がいた近未来では8020という言葉がやはりあって、
現在の8020の意味合いとはかなり異なるものでした。

現在の8020の意味は80歳で20本の残存歯があれば、
なんとか入れ歯のお世話にならなくても自前の歯でやっていけるので、
これを目指してがんばりましょうね。
ということですが、

近未来ではそんな甘いものではないのです。
8020が達成できていない高齢者は強制収容所送りなのです。
それは事実上の「姥捨て山」で、自給自足による自活が義務づけられます。
結果的にこれは死刑と同じことです。

ですから、こういった保存不可能な歯の保存の需要は大きいのです。

・・この方は非常にカリエスリスクの高い方で、
少しでもセメントのダツリがあれば急速に2次カリエスが進行します。

レントゲンでは分岐部に影があり、遠心根とは関係ないところにスクリューポストがあり、
どうみても、歯根分岐部が溶けてしまっています。





-----僕は50年後の近未来から来た歯科医師のようなので、今はできない治療法をたくさん知っているというか、歯科医療に対する考え方が基本的に違うのですが、もしかしたら僕が過去に行って歯科医学の修正をしているのかもしれません。

この方の記事は3年程前に2つありますので、よく読んでください。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/post-4869/

http://mabo400dc.com/dental-treatment/post-4924/

つづく






Last updated  2019/12/31 11:26:10 AM
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