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I歯科医院の高楊枝通信。

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若い子の歯科治療シリーズ

2021/09/20
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この症例は2011/11/18の記事の再掲

この2人は2歳差の男の子の兄弟。
同時に保育園で手足口病にかかった。
それくらいですかね?
エネメル質形成不全の原因に発熱性の疾患というのもあったかな?
ちょうどかかった頃に作られていた歯に障害が出た。

かなりひどい症例で、今後何度も補修が必要だと思うのだが、その後見ていない。
どうしているのやら。。

弟6歳
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兄8歳
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Last updated  2021/09/21 01:26:06 PM
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2021/09/02
当時7歳男子、6番と上顎1番がエナメル質形成不全がひどい。特に右側上下6番がひどい。
帯状に形成不全がみられる。この部分はエナメル質が元々硬くない。チョークのような感じだ。

この子の6番はエナメル質の欠損部をすでに充填している。










この子は18歳まで矯正治療で管理していたが、時々再治療している。
エネメル質が欠損していると象牙質も溶けやすい。

右下6、こんな感じだ。











Last updated  2021/09/02 07:19:08 PM
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当時6歳女子、右下1、エナメル質形成不全

原因はよく分からないが、帯状に起こることから歯牙の形成期のある時期に限ってエナメル芽細胞が機能不全を起こしてしまうようだ。

兄弟で例えば手足口病に感染した時と思われる歯牙形成期に問題が起こっているのを確認したことがある。
またこの子もそうだが、2歳下の妹にも下顎の1に形成不全が見られることから、遺伝性の問題もあるのかもしれない。

この子の右下1が萌えてきたのはいいが、なんか変!と心配したお母さんが他院に連れて行ったら、もう少し萌えてきたら削って冠をかぶせましょうと言われたとかで、怖くなって当院に来られた。

象牙質には問題はないので、このまま洗浄してCRでエナメル質部分を再建した。


2006/2/25








剥がれたりすり減ったりしたらCRを継ぎ足すことで16歳まで管理したのでその過程をアップしてみる。

2006/07/03



2008/03/19


2009/02/03



2010/08/04


2016/01/19






Last updated  2021/09/02 01:07:29 PM
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2021/08/28
右上6、Fluoride bomb

この子には上顎6番にフッ素爆弾?フッ化物爆発?(Fluoride bomb)があったので、これも管理していたが、これには介入した。

前回のつづき

https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202108280000/

15歳時のレントゲン写真、少し虫歯が見える




16歳時、かなり大きくなってきた




17歳時、もう介入しないと痛くなりそう。通常の予防では Fluoride bomb という虫歯の進行を抑えることはできない。
この後すぐに介入した。




介入時の画像だが、虫歯というのは細菌感染症ではないので、虫歯の穴の中は無菌だ。少なくともぎっしり細菌が詰まっているということはない。

この手の虫歯の成因はエナメル質と象牙質の自然電位の違いつまり象牙質の方がエナメル質よりイオン化傾向が高いということと、酸素濃度差腐食と言って酸素濃度が低い虫歯の奥の方が腐食するというバッテリーなどと同じ電気化学的な現象の2つだ。

Fluoride bomb というのはどういうことかというと、フッ素により歯の最表層の10ミクロンほどが硬くなるので、酸には溶けないが、内部の象牙質はフッ素では硬くならないので、溶けてしまう。と説明されているが、情けない。アホすぎる。まず、硬いのと酸に溶け難いというのは別の話だということに気がついていない。

現在の人間はみんなそうだが、スマホだパソコンだのと言って自分は科学的な思考ができる文明人だと思い込んでいる向きがあるがとんでもない。あなたはスマホだかパソコンだかを作ることはできますか?と訊かれて

Yes!

と答えられる人間がどれだけいるだろうか?
ほとんどいないだろう。
僕はやろうと思えばできるけれど、ほとんどの人間は使うだけだ。ま、サルと同じだ。
人類の将来は暗い。多分人類は滅亡するが、その方がいいだろう。

どこかの天才が人類を救ってくれる大発明をするのを待とうという御仁もいるようだが、そんな天才は現れない。いるのならとっくに現れている。

あ、横道にそれたが、時系列でどうぞ

見た目の穴は小さいが、内部は大きく損なわれている。
α-TCPセメントを充填すれば多少の虫歯(軟化象牙質)は残しても良い。再硬化して治る。











これが介入後翌年18歳の時のレントゲン写真だ。







Last updated  2021/08/29 02:30:13 PM
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前回のつづきで、

https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202108270001/

15歳から18歳までのレントゲン写真だが、大きくは変化していない。
前歯の虫歯とはこういうものだ。
意識的に管理すれば、急激に進行してしまうということはない。

エナメル質が欠けて大穴が開いてからでも充填治療は遅くはない。よそではどうだか知らないがw

何も対策を取らず。安易に治療してしまうことの方が長期的には歯を失ってしまう確率は高いと言える。

では時系列で

15歳




17歳




18歳




この子には上顎6番にフッ素爆弾?フッ化物爆発?(Fluoride bomb)があったので、これも管理していたが、これには介入した。

これは次回






Last updated  2021/09/01 10:36:46 PM
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2021/08/27
当時13歳女子、右上1、隣接面カリエス





虫歯菌は少なくカリエスリスクが特に高いというわけではないのだが、13歳から15歳の間つまり中学生の間に虫歯ができてしまった。
食生活など訊いてみたのだが、三度のご飯はカップラーメン、夜食もラーメン、歯は磨かない。そんなので大丈夫か?という食生活。
寝相はどうだったかは訊いていないw

13歳の時は虫歯はなくて、カリエスリスクも低くて安心していたのだが、15歳の来院時には虫歯ができていた。この1年ちょっとの間に何が起こったのか?よく分からないのだが、思春期特有の何かがあったのか?あまり突っ込んでは訊けない。

でも15歳から19歳までの間は1回も飛ばずに画像を残せた。歯磨き指導と重曹うがいだけで、経過観察していた。確かに少しずつ虫歯は進行しているようだが、まだ介入(削って充填治療)する必要はない。よそ(他院)に行ったら即CR充填になるか、お金に困っているところなら神経を抜かれて差し歯コースだ。

虫歯というものは意外に進行しないものだ。

削って治療する方が余程悪くなる。

重曹うがい(0.5%重曹水)での飲食直後の洗口で維持管理した方がはるかに歯は長持ちする。

次回はレントゲン写真を探してみる。

では時系列でどうぞ

13歳




15歳




16歳




17歳




18歳




19歳




これ以降は専門学校に進学するとかで来院がない。今は32歳のはずなんだが、どうなっているのだろう。時々思い出しては気になっている。






Last updated  2021/08/28 03:46:33 PM
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2021/08/23
10歳男子、右上1、捻転

なかなか治らないので、過剰歯でもあるのか?と思ってレントゲンを撮ってみたが、特に異常はない。
切縁のギザギザに下顎の切縁が噛み込んで動かないのかとも思ったが、違うようだ。

原因不明だが、最小限のブラケット・ワイヤーでなんとかやってみることにした。

左右2番は円錐歯で小さい。

ワイヤーは014"、スプリングループにしている。Lループでもよかったか?

では時系列でどうぞ




















Last updated  2021/08/23 02:16:54 PM
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2021/08/10
13歳男子、下顎左右7、舌側傾斜

よくあるケースで、すれ違い咬合の原因になる。なぜこうなるのかは今の所不明だ。

よくやるのは最小限のブラケットワイヤーによるものだ。他の歯牙は可及的に多く連結固定するのが望ましい。成長を阻害しないように気をつける必要はある。

前のブログで取り上げていたかもしれないが、管理人の不注意により全て飛んでしまったようなので、最初からだ。というよりbefore/afterに近い。

右下は歯肉弁切除して治療時間を短縮させることにした。多分左側も次回にでもすると思う。
約3ヶ月でここまで治る。
治療手順は014"レベリングの後は016/018"でトルクをかける。

ではbefore/after

左側から

2021/05/29


2021/08/10



右側

before/after

2021/05/29


2021/08/10








Last updated  2021/08/10 11:30:06 PM
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2021/07/21
13歳女子、左右上下顎7番すれ違い咬合。

よくある症例なんだが、一般の歯医者はスルーする。
なぜなら歯医者でも矯正治療を手がけている人は少ない。
こんな部分矯正でも学校では習わないのだ。
というか学部学生の矯正実習というのは臨床実習ではなく、タイポドントという咬合器上で行うシミュレーションだ。
他の分野も同じなのだが、ま、体験学習ということだ。学部卒だけでは全く使いものにならない。
そこで学部卒業後に大学院進学、医局に残る、矯正専門病院に勤務することで臨床経験を積むことになるが、とても人気がある分野なので、定員の空きがないのが実情だ。

今日はブラケット2本で治すという究極の最安治療法だ。この子は母子家庭なので大きなお金は出せない。
しかし放置はできない。すれ違っている大臼歯は咀嚼機能が落ちるので、その他の歯に負担をかけてしまう。この子の30年後を考えるとどうしても改善してあげたい。

かなりアクロバテックな方法なのだが、低コストなだけではなく、所用期間も短い。
ただ正常咬合になった時にこの歯だけ咬合高径が高くなるので、沈下するまでが苦しい。

上下7番にフック付きのブラケットを装着し、顎間ゴムで引っ張る。ゴムは1/4"を使ってみた。
もしかしたら僕のオリジナルなのかもしれないが、ちゃんと治る。他所で見かけないのは安すぎて儲からないからだと思う。これも業界の不都合な真実というものだろう。

では今日は右側だけだけれど、咬合させている画像をどうぞ













Last updated  2021/07/21 10:35:42 PM
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2021/07/13
12歳女子、左下7、舌側傾斜

なぜこんなことになるのかはよく分からないが、かなり頻繁に見かける。
対する上顎7番は頬側(外側)に傾斜するので、すれ違って噛まなくなる。
これは奥歯が1対なくなるのと等価なので、将来的には他の歯に負担がかかる。
なんとかしてあげたいと思う。

今回はブラケット3本、他の歯は一時的に歯牙固定している。
大幅なコスト削減ができるからだが、矯正歯科で食べている歯科医師は余計なことをネットにあげるな、、と思うかもしれないw

つづきをアップするのを忘れることが往々にしてあるので、あの時のこれのつづきが見たい!とコメント欄に書き込んでください。

014"レベリング

では時系列でどうぞ















Last updated  2021/07/13 02:01:17 PM
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