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I歯科医院の高楊枝通信。

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今日の充填治療シリーズ

2022/01/08
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40代男性、右上6、インレー脱離

お正月にお餅を食べたらインレーが外れてしまった。結構気持ち悪いものだ。
世の歯科医師諸君はインレーに対する認識を誤って解釈しているようだ。少なくとも虫歯の電気化学説が理解出来ないと無理だろうということはわかる。

インレーが最初に考案された150年前、アメリカの歯科医師G.B.ブラックのインレー形成法が発表された当時、インレーの素材はType3、Type4とよばれる金合金で、セメントは必要のないものだった。
当時はアマルガム充填や金箔充填が主流だったが、もちろんセメントは不要だ。

なぜセメントが不要なのか理由は解っていない。少なくとも歯学部で納得のいく説明を聞いたことはない。

解っていないことを延々やっているのが歯科業界と言ったら言い過ぎだろうか?

多分、アマルガムや金箔充填では問題にならなかった2次カリエスがインレーでは非常に問題となった。それがセメントが必要になった最初の理由だろう。

なぜそうなのか、世界中の歯科医師は誰も説明できないのだが、僕には明確にわかる。それは次回にでも。

では時系列でどうぞ

この症例はインレー内部の象牙質は軟化象牙質という程ではなくとも、かなり柔らかくなっていた。特に遠心のクラックの下の隣接面カリエスの進行が結構進んでいたのと関係があるのかもしれない。どこまでが新鮮象牙質なのか少し迷った。とりあえず、スプーンエキスカで削れない範囲ということにしたが。

この方、普通は型取りして次回作ったものをセットするのに、なんで1回で終われるのか不思議がっていた。1回で終われるのに、なぜみんなやらないのか?


































Last updated  2022/01/09 12:13:34 AM
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2022/01/07
30代女性、左下6、メタルインレー脱離

メタルインレーだけではないのだけれど、ハイブリッドもセラミックもジルコニアも虫歯以外こところもがっつり削る。なぜかというと、金属よりも強度が劣るから。それだけではない、本質的な欠点がある。型取り(スキャニングして)外部で作るとなると必然的に抜き差しできるように作るしかない。だからアンダーカットが出来ないようにしっかり削るしかない。ということは必然的に欠けやすい、外れやすいという回避出来ない欠点そのものとなる。だから僕はインレーはしない。

CRで口腔内で歯冠再建するということは難しい。少なくとも一般の歯科医師には難しい。それはちゃんと訓練していない。歯の形を憶えていないという患者からすると愕然とする事実があるからだ。

この歯も元の虫歯はちょっとだけだったはずだ。

では時系列でどうぞ


















Last updated  2022/01/07 08:28:36 PM
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2022/01/02
当時40代男性、左下5、残根上のCRによる歯冠再建

ビール2本目、飲むだけでは暇なのでちょっと画像をアップしてみよう。こう言う記事をリクエストされたような気がする。
最近年の所為か、記憶力が減退しているので、しつこくリクエストして欲しいw

他院で諦められたということだったが、その場で再建してみた。
さすがにこれで1年もつとは思わなかったのだが、7年もっている。最近確認したw

かなりの咬合性外傷もある方なのだが、
両サイドに歯があれば結構いけるということか?

歯は簡単に諦めてはいけないということだろう。歯根が短すぎるので、少なくとも従来法のポストを立てて型取り(最近はスキャナーか?)、冠を外注して(最近は院内でCAD/CAMか?)セットするということはできない。その場で歯冠再建できる技術がないと無理な症例だ。ま、世界中探してもこんなことができるのはうちだけだろう(人間3Dプリンター)w

では時系列で













Last updated  2022/01/03 09:44:05 AM
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2021/12/29
30代女性、右下6、隣接面カリエス、滲みる

トンネリング技法は辺縁隆線を残す形成技法でCR充填では時間の短縮につながる。もちろん綺麗に仕上がる。

現代歯科医学では「虫歯は細菌感染症」なので虫歯を取り残してはいけない。というセオリーがあるが、これは残念ながら完全な誤りだ。

虫歯は細菌の酸、毒素なり溶解酵素で歯質が溶けるというものではなく、金属のザビ・腐食と同じカテゴリーに属する現象だ。

これが僕が提唱している「虫歯の電気化学説」だが、これに従えば虫歯を外部と電気的に遮断すれば進行は止まる。したがって、必死に虫歯を完全に除去する必要はない。ボンディング材が効くように接着面だけ新鮮歯質を確保すれば良い。

これは長期に渡って完全な封鎖性が保たれるCR充填だけに許される治療法だ。外部で作るインレー・クラウンでは上手くいかない。咬合力により早期に封鎖性は破れ失敗する。インレー・クラウンの場合は虫歯を取り残してはいけない。少なくとも辺縁封鎖が破れる範囲に虫歯が残っていてはダメだ。これは経験的に歯科医師は知っているのだが、その根本理由を100年以上も完全に誤解したままだ。

現代歯科医学は100年以上も前から全く進歩していない恐るべき学問なのだ。もうそろそろ教科書を書き直す時期に来ている。

いつもそうなのだが、この症例も麻酔を使っていない。むしろ使ってはいけない。使うと露髄しても気が付かずその場でのフォローができない。また痛みが出たらそれ以上削る必要のない健全歯質だと判断できるからだ。

では時系列でどうぞ






















Last updated  2021/12/29 12:41:55 AM
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うちでしたCR充填ではないのだが、ゆるくて食渣が停留しがち。虫歯、歯周病になりやすくいいことはない。一番簡単で早い修正方法がトンネリング技法の応用だ。

隣接歯を傷つけないようにトンネルを開けて、そのままCRを充填するだけだ。寸止めに自信がなければストリップスを挟む。

では時系列で













Last updated  2021/12/29 12:07:56 AM
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2021/12/27
40代女性、右下6、外傷性の2次カリエス

これも短時間で終わろうと思えば歯肉出血だけは避けなければならない。

そのために必要な道具はこれだ。

https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/9003/

では時系列でどうぞ

















Last updated  2021/12/27 02:31:44 PM
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30代女性、右下3、隣接面カリエス

歯肉縁下のカリエスは出血させないようにカリエスを除去できれば、患者を苦しませずに早く終わることができる。
これらの処置もだが、出血させないためにはバーやタービンは小型のものを選ぶ必要がある。
これがオススメのものだ。特にラウンドバーは今の所これに限る。

https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/9003/

この症例ではストリップスを使っている。充填が済むまで出血させないようにしないと上手く行かない。
CRの硬化後のはみ出た部分のトリミング時には出血もやむを得ない。

では時系列でどうぞ





















Last updated  2021/12/27 02:26:51 PM
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2021/12/25
40代女性、右上7、インレー2次カリエス、自発痛ー

除去したインレーがどうなっているのか?そういうところが気になる人もいます。
インレーとはそもそもどの程度歯質を削るのか?それを見たい人もいる。
この症例は従来の治療法では歯髄を保存することは難しい。歯肉縁下のカリエスだからだ。
僕も従来の方法で歯髄を残せと言われたらできないかもしれない。それほど難しい症例だ。
だから一挙にCRで歯冠修復してしまう。しかしこれも多くの歯科医師には難しいのだ。
素人の皆さんはなぜ難しいのか解らないと思う。ここでやっている処置が近くの歯科医院でできるかどうか訊いてみたいので、詳細を教えてくれという方がいるが、実際にここの症例写真を持って20軒の歯科医院を訪れた方がいて、見せた途端にほとんどの歯科医師は怒り出したそうだ。2、3人はこれはうちではできないのでそこに行ってくれと言ったらしい。

歯科医療というものは世界中で同じ治療が行なわれている。

歯を削って、型取りをして、歯を外注して、調整セットする。

これは一定の技量を持てば余程不器用でなければ誰にでもできるというシステムが構築されているからだ。一定の技量を身につけるのも不器用なら難しいかもしれない。だからこのシステムから抜け出すことは難しい。

うちではその場で終わる。これがどういうことなのか?素人の皆さんはこんなもんか、どこでもやれるのでは?と思うかもしれない。玄人の皆さんは何をやっているのか理解できないので怒り出すか、素直にうちではできないと言うか。CRで歯冠再建とか持つはずがないと、したこともないのにケチをつけるか。そんな反応だろう。

他院のHPで症例画像が少ないのは、単に写真を撮っている時間的・技量的余裕がないのだろうと思う。
ま、僕は余裕だ。というかこれくらいでないとこんなことはできないだろう。
自分ではフツウなのだが、そうじゃないよ、としつこく言われるのでw

では時系列でどうぞ





























Last updated  2021/12/26 09:13:33 PM
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2021/12/22
60代女性、左上6、メタルインレー2次カリエス、沁みる、時々痛い

遠心口蓋咬頭は内部の象牙質が虫歯になっているのでエナメル質は裏打ちを失ってクラックが入っている。メタルインレー除去と同時に外れた。

この手のCRによる歯冠の再建はあまり行われていない。難しいわりには儲からないからだ。
やろうと思えばできるよ、画像があるんだから、誰かがやっているんだから、ということでアップする。

手取り足取り作り方を見せるわけにはいかない、というか見ても分からないと思う。僕がやっているのを見ていた人の感想を聞いてみると、見る見る歯の形になっていく、そうだ。

多分、歯の形を身体で憶えていないとできないのではないかと思う。歯科技工士学校では歯型彫刻の早朝練習というのもあった。毎日1本、メタルボンドのポーセレンワークの練習をしていた。繰り返し繰り返し。当時の歯科技工士の先生はやっているところを見せてくれるのだが、やはり見る見るできていくだけだ。ほぼ100%の歯科医師はこんなことをした経験がない。こんなことは歯科技工士やCAD/CAMに任せればよいと高をくくっている。だから歯科医師は自分で歯を作ることはできない、という患者にしてみれば驚愕の事実がある。

ネット上でCRで歯冠を再建している他の歯科医師の仕事を見ても感心したことはない。悲しいかな、いわゆる手練れの仕事ではないのだ。僕はトップレベルの歯科技工士の仕事を見ているのだからだと思う。それに比べるとお子ちゃまのお遊びにしか見えない。こんなことを言うと多くの歯科医師は気分が悪いだろうが、仕方がない。事実だからだ。

解説はこれだけだ。

このケースもそうだが、1次CRはストリップスを使わない。2次CRはストリップスを使ってもよい。軟化象牙質は全部除去する必要はない、再硬化する。虫歯は細菌感染症ではない、電気化学的腐食だからだ。

画像はよく見れば、無限の情報量がある。解説は必要ないのではないかな? 2次元の画像では分からない、3次元+時間軸(動画)で見せて!と言われても、見ても多分わからない。見る見るできていくだけだ。

では時系列でどうぞ








































Last updated  2021/12/22 12:12:13 AM
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2021/12/12
40代男性、左下67、隣接面カリエス

ま、ストリップスを使わない方が良いというか、使う方が難しい症例。

インレーの内部はFeSに覆われているので、セメントは効いていない。隙間に嫌気性細菌が繁殖している。
これでも虫歯になるとは限らない。通性嫌気性〜好気性の酸産生菌の繁殖に適した広い隙間があると2次カリエスに進展する。これもまだ知られていない。

では時系列でどうぞ





















Last updated  2021/12/12 09:41:23 PM
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