このアンプは主要増幅回路にOPamp(オペアンプ)を使う。ディスクリートで組む元気はない。
なぜならチャンネル当たり3台の増幅器が必要だから。通常の3倍必要だ。
というか、AD711とかOPA627に基本性能で勝る増幅器をディスクリートで作ることは至難の技だ。
しかもこれらのOPアンプはHS-400やHS-10000での試聴テストでも色付けが少ないことを確認している。
基盤と言っても最小限の基盤で空中配線を多用する。スルーホール基盤を加工している。
真ん中がV/I変換器、上下がプラス側とマイナス側のそれぞれのV/I変換器だ。8ピンDIPのICソケットを取り付けている。