前回のつづきというか以前の設定では音に不自然感があったので、周波数特性を実測しながらより精密に合わせ直した。
ピークコントロール(パラメトリックイコライザーによるfp、Q、ゲインの設定)により-6dB/oct.のスロープを作ることができる。画像は-6dB/oct.のLPFとHPFを通しているので、スピーカーの-6dB/oct.の特性と合わせて-12dB/octのスロープになっている。
https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202307300001/
L-301定電流駆動時周波数特性(-6dB/oct. LPFなし)
同ピークコントロール後(-6dB/oct. LPFあり。総合特性は-12dB/octとなる)
MH-35 定電流駆動時f特(-6dB/oct. HPFあり)
同ピークコントロール後(総合特性は-12dB/oct)
fc:700Hz、-12dB/oct.逆相クロス総合特性。マイク距離50cm。
まだ右チャンネルしかセットアップしていませんが、
理論的に設計されたスピーカーシステムは恐ろしいほど自然で音が良い。
いつまでも音に浸っていたい。
聴いていてモノラルで十分だと感じる。実はスピーカーシステムが左右2つ(以上)必要という風潮には理論的根拠はない。
これが左チャンネルのf特、理論的に合わせ込むことで、かなりフラットになるのに驚かれるだろう。理論に忠実だから簡単に合わせることができる。曖昧な試行錯誤を繰り返すわけではないからだ。