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カテゴリ:教育を取りまく現状(神奈川・ローカル)
すでに多くの方が書いているが、この記事にはがっかりさせられた。怒りなどはまったく湧いてこない。とにかくがっかりさせられた。
教育再生会議、というものにはひとりの国民としてそれなりに期待をしていた。寺脇研にリードされた「ゆとり教育」を見直し、新たな一歩をどういう方向に向かわせるのか。また、具体的にはどういう手だてを具申するのか興味深く見守っていた。 それなのに、座長の言葉がこれではどうにもならない。 そもそも「塾の禁止」なる法律を作成し、国会で審議して立法することがどういう意味を持つのか、このノーベル賞受賞者は理解しているのだろうか。こうしたことに公権力が手を染めることは、北朝鮮のような独裁政治を行っている国でしかあり得ないだろう。何しろ、民間の事業を国が禁止するのだ。女性の金歯を禁止した、ある独裁国家と同じことではないか。あきらかに公序良俗に反する行為を禁止するのではない。世間の多くの人に認知され、社会的な役割を明らかに担っている民間の事業を、「気に入らない。私は好きではない」といった理由で禁止するわけだ。 これは、この化学者が何を研究しているのか知らないが、その研究テーマを公権力が禁止するのと同じことではないだろうか。そうしたことがわかってないのならば、この人はただの「化学ばか」にすぎない。 恥ずかしい。日本の頭脳ってこんなレベルなのか。とにかくがっかりさせられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.25 20:13:05
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