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カテゴリ:今時の就活
我が家の息子の就活は続いている。
就職氷河期の再来なのだそうだ。現大学4年生の内定率は62.5パーセント、現大学3年生はさらに悪くなると予想されているとのこと。そんな中、学生たちの就職希望が業界トップに例年以上に集中しているらしい。 おさらいをすると、今時の就活は以下のような手順をたどる。 1 合同会社説明会への参加、OB、OG訪問など 2 エントリーシートの提出 3 個別の会社説明会への参加 4 SPIなどの筆記試験、集団面接試験など 5 数回の面接 6 内定 企業協定で実際の採用試験は4月以降となっているようで、4から先はどの企業も4月になってから、というところが多いようだ。といっても、1月の段階で1はほとんど終わり、2のエントリーシートの提出がおこなわれはじめている。学生の中には何十社もエントリーシートを提出する者もいるらしい。 どの程度の選考が行われるのかわからないが、エントリーシートで落とされると個別の会社説明会や筆記試験に進めない。学生によっては50社にエントリーしても、ひとつも通らないなどということもあるとのこと。いったいどんな基準があるのだろうか。 たいていのエントリーシートは、自己紹介シートのようなもので、名前・経歴・長所短所・志望動機などを記すことになっている。同時に400字から800字程度の課題作文を課すところが多い。「あなたが理想とする会社像」や「あなたが学生時代に力を入れたこと」「入社したら何がしたいか」などという課題が多いようだ。 実は、多くの企業の採用人数は、一部上場企業でも数名というところが多い。ネット社会なのでそこにとんでもない人数のエントリーがあるのだろう。その段階で“ふるい”にかけるのは当然なのかも知れない。見当違いなエントリーばかりすると、50社出してもひとつも通らない、などということは起こりうるはずだ。 みんな大変だ というより、今の高3生は3年後、中3生だって6年後にはこうした就活にのぞむことになる。それこそ、自分の力だけでぶつかっていかねばならない。そのチカラをつけるためにこそ、今目の前にある入試という壁にぶつかっていると考えたらどうだろうか。 我が家の息子はとりあえず5社程度にしぼってエントリーをする予定らしい。すべて水産系の商社だ。自分が学んできたことを生かすことを優先にしていくとのこと。まぁ、いくつ通るのか、このブログで報告できたらしますね。私はむしろ傍観者として楽しんでいる とにかくmiyajukuの生徒たちにも、他人と違う自分をしっかりと作り上げていく高校、大学生活にしてもらいたい。そのためにこそ、この受験に真剣に立ち向かってもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.14 14:29:44
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