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カテゴリ:教育を取りまく現状(全国・一般)
こんなニュースが飛び込んできました。
<都立高入試>話す英語、全国初の公立義務化 検定団体協力 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00000001-mai-soci 何度もふれていますように、2020年から大学入試の英語は、4技能(Reading.Listening.Speaking.Writing)をはかるために外部試験に置き換わっていきます。というよりも、すでに来春の入試から多くの国公立大学、私立大学で、英検やGTECなどの外部検定が導入されはじめています。 そんな流れが、高校入試にもやってきた、ということです。 東京都がいつから Speaking の試験を高校入試に導入するのかは検討段階、とのことですが、神奈川県も続いていくことは間違いありません。しかも、神奈川県では「受験者全員に面接試験」を課しているので、その時に Speaking の試験を数分間課すことは容易かと思います。案外と、早い段階での導入となるかもしれません。 と同時に、高校入試の英語も、4技能が等分に配点される日も近いのでしょう。今までは「Readingが8割」で「Listeningが2割」だったのが、Reading.Listening.Speaking.Writingがそれぞれ25%ずつになるのです。つまり、従来型の出題は1/4になってしまうわけです。劇的な変化です。 Speaking は、生徒がというよりも、日本人が最も不得意とするSkillかと思います。 少なくとも、現中1以下の生徒たちは、高校入試の際に Speaking の試験が課されるつもりで準備をしていく必要があるでしょう。というよりも、現中3が大学入試を向かえる時には、英語は完全に4技能を試されるのですから、従来通りの「教科書を訳して文法を中心に」といった英語学習ではなく、自ら「話し」て「書いて」「使って」といった学習をどんどんととりいれていく必要があります。 これも何度も書きますが、今回の「改革」は本当に劇的ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.12.14 18:04:05
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