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2018.03.27
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3/27日の記事

朝から衝撃的なニュースが飛び込んできました。

英検「落選」に衝撃 高校教諭「最も身近な試験なのに」・・・2020年度に始まる大学入学共通テストの英語で活用される4技能を測る民間試験に、8種が合格した。だが、学校も会場となり、多くの中高生が受けている現行の英検が落選。各試験の成績を国際基準に当てはめて比べる方法に疑問の声も上がり、経済的、地域的な格差の問題に改めて注目が集まる結果となった。 https://digital.asahi.com/articles/ASL3P366RL3PUTIL007.html​

2020年度から、大学入試の英語の試験が外部試験に委託される、という話しは何度か書いています。どの外部試験が利用されるのかが注目されていましたが、文科省からその審査結果が公表されました。7団体の8種の試験が合格しました。衝撃的なのは、その試験の中に「英語検定試験」がないことです。そうなんです。英検が落選しているのです。

英検はmiyajukuでも長いこと準会場として実施してきている検定試験で、来年度も当然のように小学生も、中高生も英検を受検する予定でいました。全国でも300万人以上が受検している文部科学省後援の検定試験です。それが2020年からの大学入試で使えなくなってしまう、ということです。英検の資格を持っていても、それが入試で役に立たない、ということなのです。

いやいや、まいりましたね<(_ _)>

多くの教育関係者が、外部試験としては「GTEC」と「英検」に集約していくんじゃないですか、と言っていました。誰ひとりとして、英検は落選するでしょ、とは言っていなかったんですよ。でも、落ちた理由が、1回の試験で4技能をはかれないから、ということのようです。今の英検は、1次試験でSpeaking以外の3技能を検査し、2次試験の面接で残りをはかる、というスタイルです。

そうした理由であるなら、従来型の英検はダメなのはわかっていたでしょうに。

いずれにしても、新型の英検や、TEAPなどについて、早急に調べていかねばなりません。とくに、新高1については、英検を受検する意味がまったくなくなってしまったわけですから、どの検定試験を受けさせていくのか早急に判断しなければなりません。

それにしても、2020年に向けて、このあともこうしたドタバタが続くのでしょうね。受験生はいろんな情報に振り回されないようにしたいですね。今回、認可された検定試験は以下の通りです。ケンブリッジ英語検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEICと新型の英検。





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最終更新日  2018.03.27 17:54:56
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