テーマ:政治について(19787)
カテゴリ: 藻緯羅の放談
節目の年のわりには、静かだ。イラクのこともあって、アメリカへの配慮が働いているのだろうか。戦争中のこととはいえ、これは「大虐殺」でしかない。それも、現場が起こした大虐殺でなく、会議室が起こした大虐殺である。3月10日午前0時過ぎに爆撃は開始された。使われた爆弾は焼夷弾と呼ばれる、焼き尽くす為の爆弾。対象は明らかに、紙と木で出来ている日本の民家だ。しかも、爆撃の時刻を考えれば、現住建造物等放火である。爆撃の方法は、まず、対象地域の周辺に投下、時間を置いて、中心に向かって絨毯爆撃したと聞く。死んだもの10万人。悲惨なのは、そのうち8万人余が、身元不明のみならず、行方不明なのである。この爆撃が、「軍による民間人の大虐殺」でないといえるのだろうか。二度と起きないことを願うが、何より、加害者になることのないよう心しなければならない。この日をピークに、東京に落とされた爆弾は1万トンと言われている。
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Last updated
2022.04.07 15:12:02
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