カテゴリ:健康・医療・介護
東海大学の大櫛陽一教授が、日本の「メタボリックシンドローム」の定義に疑問を呈している。なるほど、薬の使用量を増やさんが為の定義のようにも思えて来た。
批判の要点は、 ・胴回りの基準「男性85cm、女性90cm」と、男性が女性より低い基準となっていることは、本来の体位差に比して不思議。 ・統計的には、日本人ではどの内臓脂肪面積でもメタボリックシンドロームを起こさない。(藻緯羅注:作用機序的には、内臓脂肪は体に害を及ぼすものではあるようである) ・胴回りの測定方法として、日本だけが臍の位置で測定している。他の国では腸骨の上での測定が標準となっている。(藻緯羅注:但し、胴回りの基準と内臓脂肪量の問題と複雑に絡み合う) 関連サイト (1)内臓脂肪症候群(メタボリック・シンドローム) 診断基準は妥当? (2)化けの皮がはがれる「メタボリックシンドローム」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.07 20:36:53
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