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如何なる書物かといえば、
「女子大学生亡国論」である。 ウーマンリブ旋風の頃の、 手軽な新書である。 ![]() 発刊当時は、立読みで読了。 その後、 その論旨が気になったのだが、 思い出せない。 で、 機会ある毎に、古本屋で探索。 しかし、見つからなかった。 10年ほど前からは、 インターネットでも検索したが、 新書だからか? 内容からか? 図書館にも、なかった。大学には、いくつか蔵書があった。 もはや、研究用図書であろうか。 その本を、ついに手に入れることができた。 アマゾンが、古本を扱うようになったので予約を入れておいた。 何回、更新したであろうか。価格も定価より高くしておいた。 そして、予約したのも、すっかり忘れていた頃、 「お買い上げありがとうございます」の通知が...。 一瞬、カード詐欺にあったか?と思ってしまったほどである。 届くまで、ちょっとしたワクワク感。 どのような状態のものが届くであろうか? 届いてみれば、これが最良の状態であった。 「新本」と言ってよいほどである。 相当、丁寧に読まれたか、そのままツン読状態だったか。 売主を見ると、北海道である。 恐らくは、プロの古本屋と思われる。 誰かの、蔵書がまとめて売られたのであろうか。 状態が良いのは、地の利もあったかと思われる。 さて、 肝心の論旨であるが、記憶にないのも当然であった。 「亡国論」とはいうものの、実態は... ・当世女子大学生艶姿 ・女子大学生の修得物 ・当世女子大生の実態 といった書名の方が、ピッタリする。 まえがき等から推測するに、この書名、出版社の意向? 著者は、学習院大学出の政治学博士だが、教鞭は他大学。 だから、記述は、他大学での女子大生の様子であろうか。 因みに、麻生総理も学習院大学卒業の政治学士。 「亡国論」の部分は、「まえがき」に出てくる。 藻緯羅なりにまとめると、 女子大学生の多くは学ぶことによってその本質を失い 子供を出産しても育児ができず、浴衣ひとつ繕えず 我が子の家庭教育をパートやアルバイトの他人に委ね 権利を主張して亭主を剋し、その尻に敷くような 人間に教育する場が大学であるとすれば、 家庭は破壊され、 夫婦はその絆を切り、 社会に潤いもなく、 国はやがて滅亡する。 というのが、筆者の「女子大学生亡国論」である。 ちょっと目次から「70年代女子大生の実態」を... ・最後は屑篭入りのヘチマ学生 ・駅構内でのみごとな変身 ・娘が女に化ける夏休み ・少乳道で自己粗害 ・プアフルドーターが90% ・女子総代その後の軌跡 ・エネルギッシュな1人三役 そして、「あとがき」には... 数ある中には珠玉もあれば屑もある。 私には勇気がない。 あるのは、 男子学生においてをや、 という嘆きと追及の鞭だ。 【送料無料】女子大学生の就職意識と行動 女子大生が大好きな死語事典 【送料無料】女子大生のホンネ 【送料無料】花嫁は女子大生? 【送料無料】小悪魔女子大生のサ-バエンジニア日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.02 13:07:34
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