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カテゴリ: 藻緯羅の放談
asahi.comによれば、文部科学省は、
現役学生向けの「共通テスト」を 開発する検討に入ったという。 入学後と卒業前に2度受験すれば、 在学中の学習成果の伸びが客観的に、 わかるという期待があるという。 中教審によれば、 大学1年生の平均学習時間は1日4.6時間で、 授業などを除いた1年生の学習時間をみると、 日本の大学生の7割が週5時間以下となっている。 平均すると、1日1時間以下である。 大学1年生の7割という数字からすれば、 これでも、卒業できるということであろうか。 こんな学習状況では、 企業も大卒としては扱いたくないであろう。 とすれば、 昨今の新卒の就職率の低迷の理由は、 「不況」ではなく、 学士様の「能力不足」にあるのではないか? 文部科学省も、そう考えたに違いない。 それで、 「共通テスト」の成績を使って、 就職率の悪さを説明するつもりかもしれない。 では、 大学は、なぜ、卒業させるのか? 7割ともなると、 卒業させないと、大学が溢れてしまう! また、 卒業させないと、親がクレームをつける? あるいは、 「助成制度」に、問題がある? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.16 18:39:03
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