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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2010.10.02
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カテゴリ:世界とモンゴル
昨日の深夜に、香港から帰ってきました。久しぶりの香港でした。

以前は、年に1-2度は仕事で行ってましたが、ここ5-6年はすっかりご無沙汰していました。さすがに上海ほどではないですが、やはり結構変わっていました。

ちょっと急に決まったので、バタバタしてましたが、モンゴルからでも問題なく行けることがわかりました。

もっとも、直行便はないので、ドア・ツー・ドアでは、12時間以上は覚悟しないといけませんが。

今回の往路で強く感じたのは、先月のブログにも書いたMIAT(モンゴル航空)の問題です。

今回は、ウランバートル~ソウル(インチョン)~香港~北京~ウランバートルという行程で行きました。往復同じコースでないのは、日程の関係で便がないとか、満席とかの問題です。

ここ2年間ほど、基本的にMIATしか乗っていないからでしょうか、最初の頃「ひどい飛行機会社だな」と思っていたのに、最近は段々慣れてきてしまっていました。

すると「そっか、アジア系の航空会社ってこんなもんだったかな?」なんて、「発券サービスなどでの明らかな問題」以外は、段々感じなくなっていました。ですが・・・

インチョンでCX(キャセイパシフィック航空)に乗り替えたら「あら、まあ、素敵!」と無条件に反応してしまいました。もちろん、今回はモンゴル在住の薄給の身ですから、すべてエコノミーで移動しました。

まず、個別シートにテレビがついてます。もちろん、そんなのどこの航空会社にも10年前からついてました。

ですが、MIATには個別どころか、共同で見るテレビすらないのです!客室内に1台もないのです!先月乗った日本行きもなかったですし、今回のインチョン行きにもなかったのです。

SQ(シンガポール航空)は確か20年前でエコノミーにも各座席にありましたから、MIATはアジアの航空会社よりも20年以上は遅れているのです。



次に、サービス。なんと笑顔でサービスしてくれるではないですか!しかも、質問(たいした質問じゃないです。コーヒー飲むかとか、食事の選択は何かとか、です。)も丁寧に聞いてくれます。

社会主義の配給制度のような聞き方はしません。お客さん扱いしてくれるのです!MIATは、もちろん、社会主義のままの国営航空会社です。


ブランケット(ひざかけ毛布)もちゃんと貸してくれます。MIATは?早めに着席したにもかかわらず「もう、ありません」と言って、特定の人にだけ「配給」していました。

もともと確かにほんの数枚しかないようです。日本往復では必ず頼んでますが、貸してもらえる確率はイチローの打率以下です。

そして、食事。おいしい!立派!明らかにMIATのビジネスクラスよりも数段上です。機内食も、頑張ればおいしいじゃない!と思ってしまいました。


とここまで来て、はたと疑問がわきました。「CXって、そんなに(サービスや食事が)立派な航空会社だったっけ?」と。

私は日系の航空会社の利用が多かったので、CXは多くはありませんでしたが、何度かはありました。

その時の記憶では「SQやTG(タイ航空)は素晴らしいサービスでしたが、CXは全然だった」というものです。ですが、MIATに慣らされたからでしょうが、全てが素晴らしく思えました。


ですが、それより驚いたのが、帰りの便です。KAというコード名からは全く想像できない「ドラゴン航空」という航空会社で、香港から北京まで行きました。

最初にウランバートルの旅行会社でドラゴンと聞いた時は「中国国内線の格安航空会社?」と思ったのですが、乗ってみてびっくり。

この会社、今はCXの傘下のようですが、そのCXより更に良い感じのサービスでした。ある意味、香港~北京は国内線ですが、それでも日本の国内線以上に、食事やテレビプログラムなど充実していました。

そして、CA(キャビンアテンダント)のお姉さんも、優しく振舞っていました。



うーん、やはりMIATは問題だぞ!北京からウランバートルはもちろんMIATです。ウランバートルからソウルもそうでしたが、満席でした。

私が問題だというのは、何も感情的にサービスが良くないから、と申し上げているのではありません。

ウランバートル発着をほぼ独占しているので、運航頻度を低くし、値段を釣り上げているのです。ソウル便や北京便はいつも満席のようで、今回座席を取るのも大変でした。

今回の香港往復は800ドル程度でしたが、その過半はMIATが持って行くようです。距離では短いですけど。

ちなみに800ドルは、こちらのサラリーマンの給料3カ月分相当になります。


東京からの発着で考えると、MIATの高さは際立っています。夏季とはいえ、お盆とかではない平日のディスカウントチケットが10万円もする東アジア、東南アジアの航空会社ってあるのでしょうか?


ともあれ、無事に戻って来れて何よりです。今回の良かったことは、CXやKEというアジア系の航空会社が、いかに頑張っているかということが実感できたことにあります。

JALやANAの国際線にはここ2年間乗ってませんが、リストラのやりすぎで、情けなくなってないといいのですけど。

摂氏31度で蒸し暑い香港のホテルを正午過ぎに出て、マイナス3度のウランバートルのアパートに午前零時過ぎに戻りました。

1日の温度差としては、さすがにちょっと厳しいものがありました。ちなみに、今回は仕事半分、それにかこつけて観光気分半分でした。





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Last updated  2010.10.02 13:00:41
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