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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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島田隆の天職相談室 しまりゅう52さん

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愛読者@ Re:ブログ休載中(09/03) 長い間お疲れ様でした。どうかお大事にし…
Mei@ Re:ブログ休載中(09/03) お大事になさってください。ブログの再開…
あくつ@ Re:ブログ休載中(09/03) お大事にしてください。 再開を楽しみにし…

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2020.09.29
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9月29日にモンゴル政府が年利5.125%、期間5.5年(返済期日は2026年4月)で6億ドルのNamadボンドを発行したと発表がありました。

これは2021年4月に返済期日が来るMazaalaiボンド5億ドルの返済に充てるとのことです。Mazaalaiとは、絶滅危惧種であるゴビに住むヒグマのことです。更に現在10.0875%のMazaalaiボンドを5.5%のNomadボンドに切り替えるとも発表しています。

意味するところは、来年4月に返済するMazaalaiボンドの返済資金だけど、半年早く今回のNomadボンドに切り替えて、金利を半減させるということなのでしょう。

つまり国債を発行しても、モンゴル国内には全くお金は残らないということです。

またこれと同時に、Chingisボンドの返済期日を先延ばしにしたとも発表されています。Chingisボンドに関しては、発行額15憶ドルのうち、2018年に5億ドルは返済したので、延期したのは残りの10億ドルと推察されます。

2012年末に発行したChingisボンドですが、当時の為替がおよそ1ドル1400トゥグルグ程度とすると、現在はちょうどその倍ですから、トゥグルグベースでは元本が2倍になっています。これではモンゴル人がいくら頑張っても、返済するのは容易ではありません。

今回は多少は金利支払いが減るかもしれませんが、元本そのものは今後もトゥグルグベースでは増え続けるような気がします。

一番の問題は「ところで、その15億ドルって何に使ったの?そこに行ったの?今、どうなっているの?」ですが、「すぐにみんなにばら撒いて使ってしまって、どこに行ったかわからない」というのが答えなのです。

モンゴル人特有のこの考え方「私(当時の首相)は借りて、使う人。」「返すのは10年後の首相だから私は関係ない」では、不良債権国に転落するしかないと思います。

最後は中国に助けてもらって、領土を・・・でしょうか?





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Last updated  2020.09.30 12:42:34
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