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東台路古玩市場（東台路骨董品市場）

観光コースにはあまり入らない裏スポット「東台路古玩市場」は上海の「ノミの市」。見ようによってはただのがらくた市場ですが、埃をかぶった古道具の中から文革時代に放出された本物のアンティークなんかが見つかると思うと、わくわくします。◎アクセス【タクシー】おはまの経験上「東台路古玩市場」はあまり通じません。「西蔵南路×寿寧路」または「老西門」と言ってみよう。【バス】上海火車駅（鉄道上海駅）・人民広場方面から930番、802番で淮海東路下車。南へ5～10分歩くと右手に骨董市場のゲートが見えてきます。【地下鉄】1号線黄陂南路駅下車で徒歩20分くらい。あまり近くないです。または1号線人民広場駅下車なら、1番出口から出てすぐのバス停から802番バスで1本。◎扱いアイテム陶磁器、工芸品、楽器、麻雀牌、カレンダー、蓄音機、扇風機、毛沢東グッズなど。どう見ても最近作られたかんざしや時計があると思えば、文化大革命のとき没収をまぬがれたらしいバイオリンやレコードなんかもあります。1900年代初めのものが一番上海らしいかな。とはいえ、ほとんどがレプリカなので、高額品は避けたほうがいいです。欧米人はインテリア用のキッチュな小物として買っているもよう。　　　　◎予算アンティークやがらくたなので定価はありません。「討価還価（値段交渉）」の腕が試されます。ちなみに、黄銅製（自称）の燭台の値段を聞いたら160元（約2,400円）との返事（←ありえないって）。言い値の10分の1くらいから交渉！◎注意点とにかくにせもの率高し。まったく同じものを売っている店もたくさんあります。目利きに自信がない人は騙されても痛くない程度に買い物しよう。◎評価価格　　　　　　★☆☆☆☆必見度　　　　★★★☆☆　おもしろ度　　★★★★☆ツウ度　　　　　★★★★★ローカル度　　★★★☆☆

2006年08月17日

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銅川水産市場（銅川水産市場）

普通の上海旅行に飽きた人には「銅川水産市場」でシーフードを味わうのもおすすめ。市街からはちょっと外れたところにありますが、自分で活きのいい魚介類を選んでレストランに持ち込めば、お手ごろ価格で新鮮な海鮮料理が楽しめます！　←市場が中国風。　←中はこんな。　←いけす。◎注文のしかた「来料加工」（材料持ち込み）の手順をご紹介します。【1】まず、ずらっと並んだ海鮮市場で好きな材料を買います。値段を聞くと1斤（500ｇ）単位で教えてくれるので、狙いを定めたら重さを量ってもらい、お金を払いますが、うまくいくと端数くらいは値切れます。【2】続いて、奥の蘭渓路のレストラン街まで歩き、好きなレストランに入ります。このあたりのレストランはどこも「来料加工」の受け付けOK。【3】入り口で人数を告げ、テーブルの番号札をもらったら、それを持っていって材料受付係に材料を渡します。【4】係が番号札に材料・数を書き込み、加工方法（料理方法）を聞いてくるので、好みの食べ方を指定します。【5】番号札（控え）を返してもらったら、番号のテーブルに座って、飲み物やその他の料理をオーダーして、あとは通常どおり。◎アクセス【タクシー】「曹楊路×銅川路」または「銅川水産市場」で通じます。バス停も駅もあまり近くないので、タクシーを使うのがベストです。【電車】地下鉄1号線「上海火車駅」または軌道交通3号線「曹楊路駅」または鉄道「上海西駅」がそれぞれ最寄りで、そこからタクシーで10分くらい。◎予算2人分の材料費が200元くらい、加工料や野菜料理、飲み物などにプラス100元くらいで合計300元（約4,500円）ほど。材料にもよりますが1人分で150～200元くらいでしょう。◎おすすめメニュー今回おはまが注文したメニューをご紹介します（写真左から）。　　カレイの姿蒸し（清蒸多宝魚）：原料1.3kg/40元、加工料13元（1.3kg×10元）蟹の葱生姜炒め（姜炒花蟹）：原料1.8kg/120元、加工料18元（1.8kg×10元）※蟹の名前は不明ですが、カナダ産の大きい蟹で、暴れてましたホタテのにんにく蒸し（扇貝粉絲蒜泥蒸）：原料6個/20元、加工料12元（6個×2元）さっきまでばたばたしてて、しかも自分で選んだ素材だから余計おいしい気がするのです～　どれもおいしかったですが、ホタテがもう絶品！　◎注意点市場には何件もお店が並んでいますが、価格はどこもあまり変わりません。活きのいい奴を見つけたら、直感で買うべし。レストランに近いほうが運び込むのには楽かも。◎評価価格　　　　　　★★★★★必見度　　　　★★★☆☆　おもしろ度　　★★★★☆ツウ度　　　　　★★★★★ローカル度　　★★★★★

2006年08月16日

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和平飯店（PEACE HOTEL）

中国近代史や映画好きの人なら、きっとあこがれるクラシックホテル「和平飯店」（PEACE HOTEL）。南京路と外灘が交差するベストポジションに位置し、建物そのものが歴史の証人です。20世紀初頭に建築されたそのままの姿で今も旅人を迎えています。「和平飯店」は2007年4月より大改修工事のため休業しています。工事期間1～2年とされていますが、詳しくは未定。※有名な老年ジャズバンドは華亭賓館に移動して活動を続けるようです。　　◎アクセス【タクシー】「和平飯店」で通じます。「南京東路外灘、和平飯店」とあわせて言えば確実。【地下鉄】2号線南京東路駅下車。南京路の歩行者天国に出て、そこから東へ徒歩5分ほど。外灘に面したにぎやかな場所なのですぐ分かります。2号線陸家嘴駅から観光トンネルを抜ける場合は、出口から地下道をくぐってすぐ。【バス】静安寺方面から20番で南京東路外灘下車など。バス停に「外灘」と書かれていれば徒歩圏内。↑クラシックなたたずまいのホール。◎近くの観光スポット外灘、南京路が目の前です。フェリーや観光トンネルで黄浦江を渡れば浦東。眺めもよく、観光に最高の立地です。◎予算5つ星で一般には1,100元（約16,500円）くらいから出ています。旅行代理店やホテル予約サイトで事前に申し込めば、朝食付きで1,000元を切るようなプランもあり。今回は、当日、ホテルに直接電話問い合わせをして税込み870元（約13,050円※）というディスカウント価格がでました。※普通に問い合わせると通常レートが出てくるので注意。◎設備【アメニティ】クラシックな造りですが、水まわりなどを改装しつつ時代を経ているので、バス・トイレは問題ありません。アメニティも多いほう。【レストラン】中華、フレンチのクラシックなレストランがあって、ホールでは結婚式の披露宴もやっています。中二階のティールームや、1階奥の有名なオールド・ジャズ・バーも趣があってすばらしいです。屋上の「屋頂花園」は個人的にBest of 外灘viewに推薦している絶品の眺め。【その他】他にギフトショップ、ベーカリー、美容院、花屋があります。　　◎おまけ部屋はスイートの評判がいいので、試してみるのも。今回はスタンダード・ルームに泊まりましたが充分快適。確かに「古い」んですが、なんだか安心する古さ。むしろベッドの硬さがちょうど良くてかなり爆睡。しかも朝は外灘の時計の鐘の音で目覚めるのです　今年の秋にはエレベーターなど設備の一部を改装するとのこと。◎評価サービス　★★★★☆価格　　　★★★★☆立地　　　★★★★★設備　　　★★★☆☆

2006年07月24日

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匯元坊（匯元坊）

せっかくの上海だから優雅に中華ディナーを…なんてときにおすすめなのが「匯元坊」。アワビとフカヒレ、蟹が売りのいわゆるモダンシノワで、洋食レストランのような空間で上海・広東料理が食べられます。上海在住の人が旅行者や出張者をアテンドするのにもいいお店。◎注文のしかた中華の基本にのっとり、涼菜（前菜）・肉・魚・野菜・湯（スープ）・主食（ご飯・麺もの）・点心と注文します。お店では英語はあまり通じないと思われますが、スタッフが親切なので相談にのってくれます。ここでは前菜をオードブル風におしゃれに盛り合わせてくれるサービスがあって、何種類かの前菜をちょっとずつ味わえるので、これは利用すべし。　←おしゃれな前菜盛り合わせ。（左からホタテのソテー・マンゴー和え、くらげ、半熟卵のキャビア添えの3種類）◎アクセス【タクシー】「巨鹿路×富民路」でほぼお店の前まで連れてきてもらえます。【地下鉄】立地的にも雰囲気的にもバスとか地下鉄で行くお店ではないですが…いちおう。地下鉄は2号線静安寺駅で下車、5番出口から華山路を南下して延安高架道路をくぐり、巨鹿路を左折してしばらく歩きます。徒歩20分くらい。◎予算前菜が30～50元（約450～750円）ほど。前菜3～4種類の盛り合わせは内容により50元/1人くらいから。メインは30～200元（約450～3,000円）くらいまでいろいろ。フカヒレは一般グレードのものをスープにしてもらって168元（約2,520円）。看板の高級食材を入れて、トータル予算は1人あたり300～500元（約4,500～7,500円）くらい。　←メイン。　←フカヒレスープ濃湯。◎おすすめメニューやはりフカヒレのスープがいちおし。オーダーすると濃湯（とろっとしたスープ）か清湯（透き通ったスープ）にするか確認されますが「濃湯」がおすすめです。あと紅焼肉（いわゆる豚の角煮）がうまい！蜂蜜を使った濃厚な味で、でもしつこくないのです。それからここの蟹肉豆腐はじつに「蟹っ！！」って味。上海でまだ蟹肉豆腐を試していない人はぜひ。なおメニューにはワインのいいやつがずらり並んでますが、やはりここは紹興酒でしょう。◎注意点上の階は円卓の個室で、広さによって最低消費額が決まっています。個室はランチ以外は予約したほうがベター。地下は少人数でも利用できる一般席で、ここも静かで落ち着く空間です。◎評価味　　　　　　　　★★★★☆サービス　　　　★★★★★ローカル度　　　★★★☆☆お一人様度　　　★☆☆☆☆フォーマル度　　★★★★★

2006年07月20日

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避風塘（避風塘）

上海の至るところにあるレストラン「避風塘」は香港系のファミレス・チェーン。テーブルの上のランチョンマット（？）にメニューと価格が明記されていて分かりやすいし、お値段も手ごろなものが多く、夜も遅くまでやっているので（←遅いところは深夜まで）ふらっと入って長居もできて、便利便利。◎注文のしかたテーブルに案内されたら、テーブルのランチョンマットにあるメニューを見て注文します。テーブルにはオーダー表も置いてあって、オーダーを聞いたお店の小姐がチェックを入れ、控えを置いていきます。中国語ができなくても、このオーダー表を見ながら指差し注文すればOK。◎アクセス上海は街中いたるところにあります。淮海中路×襄陽路、南京西路の上海商場向かい、汾陽路×東平路など。◎予算炒め物が15～25元（約225～375円）くらい、麺・炒飯類が12～20元（約180～300円）くらい、点心類が一律6元（約90円）※海老餃子だけ16元（約240円）など。料理でも蟹を頼むと100元を超えますが、簡単な食事やお茶をするだけなら30～100元（約450～1,500円）くらいで充分。　←酥皮蛋達仔。　←臈肉炒米粉。◎おすすめメニューおはま個人としては食事より、点心を頼んでお茶するのがおすすめ。酥皮蛋達仔（エッグタルト）、蜜汁叉焼包（チャーシューまん）など、だいたい3つ入りなのでいろいろ頼んでみよう。◎評価味　　　　　　　　★★★☆☆サービス　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　　★★★☆☆お一人様度　　　★★★★☆フォーマル度　　★☆☆☆☆

2006年07月17日

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故園茶館（故園茶館）

知る人ぞ知る茶館「故園」は散歩の途中でほっと一息いれるのにぴったり。テーブルごとに仕切ってあって静かなので、会話を楽しんだり読書するのにおすすめ。クラシックなたたずまいの建物にはアンティークの家具や琴などが置いてあって、老舎（←清末期の作家）の時代にタイムスリップした気分になれます。◎注文のしかたテーブルに案内されたら、扇に筆で書かれたメニューが出てきます（中国語ができない人は英語のメニューもあり）。烏龍茶とプーアル茶の高級茶葉は工夫茶方式（←中国式茶道みたいなもの）でサーブされるので2～3人で1種類を注文し、1人分の価格が書いてあるお茶は1人につき1種類注文します。　↑茶館の中はこんな感じでアンティークがいっぱい。◎アクセス【タクシー】「復興中路×汾陽路」で茶館のある交差点まで連れてきてもらおう。提灯と大きな門が目印。【地下鉄】1号線陝西南路駅、または常熟路駅。どちらの駅からも徒歩15分くらい。【バス】古北方面から911番、945番。豫園方面から911番、920番などで陝西南路下車。淮海路の1本南にある復興路まで歩きます。徒歩で約10～15分。上海音楽学院の近くで、楽器屋さんがいっぱいある通りを南下したところ。◎予算花茶（ジャスミンティ）や緑茶（龍井茶や碧螺春など）は蓋碗で出され、1人分で60～80元（約900～1,200円）ほど。高級烏龍茶の鉄観音などを頼むと2～3人分で200～350元（約3,000～5,250円）ほどになります。貴重な鉄観音では2～3人分で600～700元（約9,000～10,500円）になるものや、お値段が一桁ちがうプレミア付きの古プーアル茶などもあります。茶葉の販売もしていて50ｇから。　←外観。　　←お茶請けいろいろ。◎おすすめメニュー1人で試すには少々お高いですが、やはり鉄観音がおいしいです。小姐がお作法に従ってお茶をサーブしてくれますので、聞香杯でまず香りを楽しんでから、おちょこみたいな品茗杯でゆっくり味わいます（お湯は何度でも注ぎ足してくれます）。お茶請けにバナナチップスやかぼちゃの種、クッキー、おこしなどが出てくるのもちょいうれしい。◎評価価格　　　　　★☆☆☆☆必見度　　　　★★★☆☆おもしろ度　　★★☆☆☆ツウ度　　　　★★★★★　ローカル度　　★★★★☆

2006年07月13日

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全聚徳（全聚徳）

現地人・旅行者問わず納得の味の「全聚徳」は絶対行くべき老舗レストラン。伝統的な中国様式の店内で、代表料理の北京ダック以外にも、いろいろな料理を手ごろなお値段で楽しめておすすめです。◎注文のしかたテーブルに案内されたらメニューをもらって注文します。中華の場合は涼菜（前菜）に、それぞれ違った調理法の肉・魚・野菜、それにスープ、主食（炒飯など）、点心、デザートをバランス良く頼みます。人数によって料理の数は調整します。北京ダックを頼む場合は主食を外してOK、スープもサービスのものが付いてくるので省略可。　←おいしい炒め物。　←店は伝統様式。◎アクセス【タクシー】「瑞金一路×淮海中路」で通じます。赤と金の大きい看板が目印。清時代の衣装を着た小姐が入り口で案内してくれますので、エレベーターでビルの4階へ。※現在レストランが入っているビルは工事中で足場がかかっていますが、通常通り営業中です。【地下鉄】1号線陝西南路駅の3番出口から出て淮海路を東へ。徒歩5分くらい。【バス】古北方面から911番、945番。豫園方面から911番、920番。上海体育館方面から926番などで陝西南路下車。徐家匯方面から920番の場合は瑞金一路というバス停があるので、そこから道路を渡ってすぐ。◎予算1人あたり100～150元（約1,500～2,250円）で充分です。看板メニューの北京ダックは標準タイプが1羽/168元（約2,520円）。人数が少ないときはダック半分の注文も可能です。ダックを包む皮は追加すると5枚/2元です。◎おすすめメニューお手ごろ価格でお腹いっぱい食べられる北京ダックはマストです。何でもおいしいので、おはまはここで「失敗した！」と思ったことがないです。おすすめは上海名物の蟹粉豆腐。お腹いっぱいでも食べちゃいます。他にも前菜のクラゲ、海老のから揚げ、百合根とアスパラの炒め、胡椒がきいた酸辣湯などなど。　↑北京ダックは目の前でスライスしてもらえる。◎注意点お店は広いですが、ピーク時間の6～8時に行くと入り口で待たされます。ピークを過ぎて行くとテーブルまわりが汚かったりするので、予約ありでもなしでも早め（17：00～18：00ごろ）に行くのがベターです。予約はホテルや旅行代理店、クレジット会社のサービスで代行してもらえます。◎評価味　　　　　　　　★★★★★サービス　　　　★★★☆☆ローカル度　　　★★★☆☆お一人様度　　　★☆☆☆☆フォーマル度　　★★☆☆☆

2006年07月09日

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上海商場劇院（上海商場劇院）

上海に行ったら忘れちゃいけない上海雑技団。上海には雑技が見られる劇場がいくつかあって、それぞれ定番の演目から、劇場ごとに個性を出したものまでいろいろやっています。今回は比較的手ごろで行きやすい定番の「上海商城劇院」の雑技をご紹介。ここの雑技は他に比べると派手さはないですが、優雅な演出で見せる感じで、衣装やダンスのショーとして充分楽しめます。　←定番のジャグリング。　←エンディングは全員が登場。◎アクセス【タクシー】「上海商城」または「波特曼（ポートマン）」で通じます。ポートマン・リッツカールトンホテル（波特曼麗嘉酒店）の入っている大きなビルの3階に当たります。タクシーを降りたら「劇場」の指示に従ってエスカレーターで上に上ってください。【地下鉄】2号線静安寺駅から南京路を東へ。徒歩だと30分くらいかかるので、駅からはタクシーがベターです。【バス】静安寺駅方面または外灘方面から20番、37番、921番などで陝西北路下車。「恒隆広場」という大きなファッションビルの前にバス停があるので、隣のビル「上海商城（＝波特曼）」まで1～2分歩きます。◎予算「上海商城劇院」の場合、席によって100元（約1,500円）、150元（約2,250円）、200元（約3,000円）となっています。チケットはホテルのコンシェルジュやクレジットカードのサービスデスク（※）などで事前に手配してもらいます。直接行ってチケット売り場で買ってもOKですが、団体が入ってチケットが無い、なんてこともあるので事前手配をおすすめします。※例えばJCBカードのサービスデスクは花園飯店の6階に入っていて、チケット手配をしてくれます。日本語可。手数料10元。◎公演時間基本的に毎日公演で、19：30開始。21：00ごろ終了。（チケットは朝9時から買えます。）終わったあとは、ステージで雑技をしていた出演者がサインしたり写真撮らせてくれたりします。上海商城劇院の出演者は男女ともに美形なので、近くで見られるのが嬉しい。

2006年07月08日

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奇怪的服務（謎のサービス）

中国は、おはまが初めて足を踏み入れたころに比べると格段にサービスが良いです。ことに上海ではかなり庶民的な食堂でも「歓迎光臨～！」（いらっしゃいませ）と言ってもらえます。ちょっと良いところになると「請慢用」（ごゆっくりどうぞ）とか「謝謝光臨、請慢走！」（ありがとうございました、お気をつけて）なんてのも。雨の日の傘袋も増えてきたし。あと、最近はビールを頼んで「氷的」（冷たいやつ）って指定しなくても冷えたビールが出てくることも多くなって大変よろしい。しかし、サービスが良くなったのは嬉しいけれど、やはり違う国だなと思うものも多々あり。日本人がけっこう戸惑うのが「20％OFF」を「8折」（8掛け）って表記して売ること。デパートなんかでセールをしていて「6折起」ってあっても60％OFFから、じゃなくて40％OFFからです。それとスーパーやデパートで多いのが「買一送一」（1つ買うと1つおまけ）ってやつ。日本人なら「半額」のほうが心が動く気がするが…。↑おはまがいつも気になるのがこれ。「買一送一」でキリン氷結に午後の紅茶が付いてくる。確かに同じキリンなんだけど（←しかしこれ逆だったら笑える）どう考えても酒売り場じゃなくて、ジュース売り場で売ってるんだよね。キリン氷結は上海では着々と清涼飲料水としての地位を築きつつあります。そういや、解禁日を過ぎたボージョレ・ヌーボーは「買9送3」で売ってたし（←ダース売り）。日本のように価格で「￥1,500→￥1,125」と書くより、中国ではこの「タダで3本もらえる」という部分に訴えるものがあるんでしょうね。

2006年07月06日

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九重天酒廊（CLOUD9)

世界一高い場所にあるバー「九重天酒廊」（CLOUD9）は夜景スポット。上海で目下一番高いビル＝金茂大厦に入っているホテル「グランド・ハイアット」の最上階のバーラウンジで、もちろん宿泊客でなくても利用できます。いつも観光客でいっぱいですが、ちょい待てば座れるし、くもった日は雲が足の下に見えるのです。◎注文のしかた席に案内されたらメニューをもらって注文。ホテルのバーなのでメニューはもちろん英語・中国語の表記、ウエイターも英語OK…いやむしろ中国語で話しかけても英語で返事が返ってきます。お会計は最後にテーブルで。◎アクセス【地下鉄】2号線陸家嘴駅下車、徒歩5分くらい。金属っぽいシルバーのとがった形で、周囲で一番背の高いビルが金茂大厦なので、これを目指して歩きます。浦東エリアは道路の幅が広いので車に気をつけて。【タクシー】「金茂大厦2号門」または「金茂君悦大酒店」で通じます。ビルに入ったらエレベーターで53階に上り、グランド・ハイアットのレセプションを通り過ぎて中のエレベーターでさらに最上階へ。このエレベーターを降りてから奥へ進んで「九重天酒廊」専用エレベーターでさらに上ります。　　◎予算非宿泊客は「最低消費額」が決まっていて、1人あたり120元以上の飲食がボーダーです。しかし一般のカクテルが1杯60～120元（約900～1,800円）くらいなので2杯ほど飲めばクリア。飲むだけなら1人200～250元（約3,000～3,750円）くらいにプラス（ホテルなので）サーチャージ15％です。◎おすすめメニューカクテルはだいたいおいしいです。大きなグラスで飲むマティーニには、アップル・マティーニなど種類がいろいろ。「CLOUD9」オリジナルやホットタイプのカクテルもあり。◎注意点グランド・ハイアットそのものはすごく良いホテルですが、このバーはいわゆる観光名所。混んでいる時間帯（20：00～）はテーブルがきちんと拭かれていなかったり、オーダーを取りに来てもらえなかったりとサービスが行き届かないことも。◎評価価格　　　　　　★☆☆☆☆必見度　　　　★★★☆☆　おもしろ度　　★★★★☆ツウ度　　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　★☆☆☆☆

2006年07月05日

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南翔饅頭店（南翔饅頭店）

上海の名物を食べたいなら「南翔饅頭店」に行くのは必須。日本に支店ができて有名になりましたが、やはり本場のざわざわした空気の中で食べるあつあつの小龍包子が最高　老舗有名店のため、いつ行っても行列しているのがやや難ですが、上海に来たなら並んででも食べる価値あり。◎注文のしかた南翔饅頭店は3階建てで、1階はテイクアウトオンリー。2階は小龍包子のみのイートイン。3階は食事のためのレストランで、それぞれ小龍包子の値段が違います。予約なしで行く人は回転が比較的速いテイクアウトで食べるといいです。テイクアウトは小龍包子を1箱、2箱と注文して買います。レストランの場合はテーブルに案内してもらってからメニュー（日本語あり）を見て注文します。お会計は最後にテーブルで。◎アクセス豫園商場の中にありますので、アクセスは基本的に豫園と同じ。【バス】上海駅から929番バス、人民広場から980番バスなどでそれぞれ福佑路下車。南へ徒歩5分くらい。「上海老街」のゲートをくぐって、方浜中路（上海老街）を東へ進むと豫園商場。商場の中心あたりに見える人工湖の脇にお店があります。【地下鉄】2号線河南中路駅または1号線黄陂南路駅からタクシー。歩くとやや遠いです。　↑小龍包子は生姜をたっぷりのせて。◎予算3階のレストランの価格で、蟹黄小龍50元/6個。蟹肉小龍30元/6個。鮮肉小龍30元/6個。食事は1人あたり70～100元（約1,050～1,500円）でお腹いっぱい。なお、鮮肉小龍を1階のテイクアウトで食べると8元（約120円）/16個。2階のイートインで15元（約225円）/16個。3階のレストランで30元（約450円）/6個となります。それにしてもこの価格差はいったい…？　←3階の店内はこんな感じ。◎おすすめメニュー上海名物の蟹黄小龍（蟹みそ入りショーロンポウ）、蟹肉小龍（蟹肉入りショーロンポウ）は外せません。ノーマルな鮮肉小龍（豚肉のショーロンポウ）もジューシーでおすすめ。食事なら橄欖菜XO醤（カンラン菜のXO醤炒め）、野生菌湯（いろんなキノコのスープ）などプラスするとバランス良く食べられます。◎注意点3階のレストランに予約を入れる場合、なるべく早めに予約を入れるか、食事時をはずすのがベター。中国語ができない人はホテルのコンシェルジュなどに頼もう。それでも取れない場合は直接行って待つしかないですが、午前10時くらいなら待たずに入れる場合もあり。人気店だけに、予約時間に遅れていくとすぐに取り消されますので注意！イートインのフロアには「最低消費価格」のボーダーがあり、3階では1人/60元以上の食事をするようにと決まっていますが、普通に食事すればクリアできます。先日行ったときは、予約してたにも関わらず急ごしらえの相席になり、しかもすごく少ないメニューとセットしかなくなってました。これってたまたま？　2007年6月現在、お店の向かいに2号店（？）を建設中なので、オープンしたあかつきにはサービスが復活することを期待するぞ！◎評価味　　　　　　　　★★★★★サービス　　　　★★★☆☆ローカル度　　　★★★☆☆お一人様度　　　★★★★★フォーマル度　　★★☆☆☆

2006年07月04日

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磁浮列車（リニアモーターカー）

上海旅行の目標にする人も多い「磁浮列車」。空港から市街地を10分弱で結ぶリニアモーターカー（通称マグレブ）は、交通費や時間の節約にもなり、観光体験にもなる優れもの。レールから浮いているだけあってふわっと発車し、カーブや最高速度を出している時にはさすがに「浮いてる」感じが分かります。　　◎マグレブの乗り方浦東空港または龍陽路駅の乗り口にそれぞれ切符売り場がありますので、枚数を告げてお金を払います（航空券を持っている人はここで提示すると割引を受けられます）。切符をもらったら荷物をX線に通し、切符を改札機に入れて通り抜けます。改札を抜けたところにプラットホームへの指示があるのでそちらに進みます（空港はエスカレーターで下り、龍陽路駅では上がります）。マグレブに乗り込んだら全席自由。3人がけの向かい合ったシートですが、進行方向の反対はちょいつらいかも（←さすがにけっこうGがかかる）。◎アクセス【空港から】3階に分かれている空港ビルの2階に乗り口があります。到着ロビーは1階なので、税関を抜けて出迎えの人が並んでいるゾーンを通り過ぎたら、エスカレーターで2階へ上って指示通り進みます。（空港ビルから少々歩きます。）【市内から】地下鉄2号線龍陽路駅から乗り換え可。タクシーも同じく「龍陽路磁浮列車駅」で運んでもらえます。浦東エリア中心地のホテルに滞在している人ならタクシーで20分ほど。　　←中は空調完備でゆったり。◎料金通常運賃は片道50元、グリーン車で片道100元。当日限定の往復切符が80元、グリーン車の当日往復が160元。当日の航空券のチケットを提示すれば片道40元で乗れます。前売り券や回数券もあり。◎運行時刻現在のスケジュールでは7：00から21：00までの運行で、15分おきに出ています。◎余談かなり速いため、あっけなく目的地に着いてしまうこのマグレブ、将来的には上海と杭州をつなぐ路線が建設されるらしいので、これも楽しみ。◎注意点【1】各車両のドアの上（新幹線の電光掲示板ニュースが流れる場所）に速度表示がでます。最高速度431km/hの瞬間はせっかくなので見ておこう。でも早朝と夜の便（7：00から8：17までの便と17：45～21：02までの便）では最高速度300km/hまでしか出ないので注意。【2】空港からマグレブに乗って龍陽路駅でタクシーに乗り換える場合、出てすぐの場所には白タクもいますが客引きするタクシーは避けたほうがベター。

2006年07月03日

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悠庭保健会所（Dragonfly)

中国に来たらぜひ試してほしい「東方足療」（オリエンタル・フットマッサージ）。最近は、おしゃれなサロンで充実のサービスが受けられ、しかも日本でマッサージを受けるのに比べてお値段も手ごろです。ろうそくの明かりとお香の香りに包まれたオリエンタルな部屋で王様気分◎オリエンタル・フットマッサージ中国語で「足浴」とも言われる足裏のマッサージ。リクライニングソファに座り、木で作られた桶のお湯に足を浸して全身リラックス。ハーブ湯で柔らかくなった皮膚にクリームを塗りこんで、よ～くマッサージしてもらいます。　　↑オリエンタルな内装の店内では、店名になっているとんぼグッズを販売している。◎アクセス上海に何件かある「Dragonfly」ですが、今回ご紹介するのは東湖路店。欧米人客が多いのでスタッフが英語を話せます。男性も多く、カップルで来て2人でマッサージを受けてもOK。【タクシー】「東湖路×新楽路」でちょうどお店の前。この2本の道路の交差点にあります。【バス】静安寺方面からなら94番で襄陽北路が最寄り。豫園や上海体育館、古北方面からはそれぞれ911、926番で陝西南路下車。東湖路を北に徒歩10分弱です。【地下鉄】1号線の陝西南路駅下車、1番出口から西へ10～15分歩きます。襄陽公園を過ぎて東湖路にあたったらそこを道沿いに進みます。◎予算ノーマルなフットマッサージは1時間/120元（約1,800円）。中国式指圧や日本式指圧は1時間/120元。オイルマッサージ（香精油圧）は1時間/200元（約3,000円）。他にも肩もみ30分/60元～セットコース2時間30分/1,150元までいろいろ。◎評価価格　　　　　　★★☆☆☆必見度　　　　★★★☆☆　おもしろ度　　★★★☆☆ツウ度　　　　　★★★★☆ローカル度　　★☆☆☆☆

2006年06月22日

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上海古井假日酒店（ホリディ・イン　ビスタ上海）

上海各地のホリディ・インはそれぞれ個性があります。今回ご紹介する「ホリディ・イン　ビスタ上海」（HOLIDAY INN VISTA SHANGHAI）はお値段手ごろながら4つ星で、ガラスを取り入れた内装がポップでかわいいホテルです。　　◎アクセス【タクシー】浦東空港から約60分。虹橋空港から約20分。「長寿路700号、古井假日酒店」で通じます（メモを見せても可）。浦東空港からなら150～180元（約2,250～2,700円）ほどです。【送迎】事前にリクエストしておけば、国際線・国内線空港まで送迎サービスをしてくれるそうです。【バス】空港リムジンバス（「機場2線」または「機場専線」）で静安寺前まで来れますので、そこからタクシーで約10分。バス19元（約285円）プラスタクシー11～15元（約165～225円）ほど。【地下鉄】浦東空港からは磁浮列車で龍陽路→地下鉄1号線で静安寺→あとタクシーで10分ほど。浦東空港から磁浮列車で龍陽路→地下鉄1号線人民広場で乗り換え→地下鉄2号線上海火車駅下車というのが最寄りですが、乗り換えがかなりしんどいのと上海火車駅からどのみち歩けないくらいの距離なので、おすすめしません。◎近くの観光スポットここから徒歩で行ける観光ポイントはずばり、ありません。強いていうなら上海駅まで歩くくらい…（注：2kmです）。フロントに交渉すれば駅や観光スポットまで送ってくれます（言ったもん勝ち・早いもん勝ち！なのでだめなこともありますが）。それ以外は上海駅または静安寺駅、中山公園駅までタクシーで出て、そこから地下鉄で動くのがいいでしょう。バスは63番で上海駅、40番で静安寺、54番で中山公園などに出られますが、ホテル前の道路が大きいので歩くときは注意して下さい。◎予算今回は週末プランというのを利用して、ダブル1泊朝食付き、487.05元（約7305.75円）プラスサービス料15％でした。これはハード面から言うとかなりリーズナブルだと思います。立地がいまひとつですが、おはまとしては「長城假日酒店」よりおすすめ。◎設備【アメニティ】バスタブがなくシャワーブースのみです。でもスピーカーがあってテレビの音声が聞けるのが嬉しい。バスローブ・スリッパ・アイロンあり。【電気関係】テレビはNHK国際とNHKのBS1が入ります。ネットは部屋にLANケーブルがあり1元/1分ですが、最高で100元/1日（サーチャージ15％）です。【レストラン】3つあります。ロビーラウンジ「井廊」は24時間営業のアジアン軽食。夜はピアノの生演奏してました。2階は中華（広東・上海料理）の「文軒」と洋食・アジアンの「霖閣」。【その他】21階がフィットネスクラブで、室内プールなどあり。17～20階は行政楼（エグゼクティブフロア）、19階がエグゼラウンジ。プラス250元くらいで行政楼とラウンジが利用できます。↑エレベーターホールにあったキュートな天気予報。翌日の天気マークが光るのだ。◎注意点中国でも外資ホテルではけっこう夕方のベッドメイクをしてくれます。「開夜床～！」と言ってルーム担当が来て、宿泊客が外出していればベッドを直してチョコレートやカードを置いていったりしますが、必要なければ「不需要、謝謝」とか「No Thank you」でOK。ちなみに、ルームサービスの金槍魚匹薩（ツナピザ）59元（約885円）は皮が本格派。おつまみが欲しいときはお試しあれ。◎評価サービス　★★★★☆価格　　　★★★☆☆立地　　　★☆☆☆☆設備　　　★★★☆☆

2006年06月17日

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湖心亭（湖心亭）

中国を旅行するなら1度は行きたい中国茶館ですが、「湖心亭」はそんな伝統的な茶館のなかでもおすすめのひとつ。ちょっと人は多いですが、昔の中国に迷い込んだような空間に、つい時間を忘れて居座っちゃいます。◎注文のしかた小姐に案内してもらって好きなテーブルに座ったら、メニューをもらいます。お茶は1人につき1種類頼み、それぞれに軽いお茶請け（高野豆腐とかうずらの茶葉蛋とか）がついてきます。お腹が空いていたら一緒におやつなど頼んでも。注文が揃ったらその場ですぐ会計し、あとはゆっくりお茶を楽しみます。ちなみにこういう本格茶館のメニューはお茶とお茶請けのみ。五香豆など軽いものから粽子（ちまき）などしっかりしたものまであって、どれも伝統的なお茶請けです。　←湖上の茶館。　←中もクラシック。◎アクセス【バス】上海駅から929番バス、人民広場から980番バスなどでそれぞれ福佑路下車。豫園商場を過ぎて豫園の庭園に進む途中の、人工池の上に建っている建物です。【地下鉄】2号線河南中路駅または1号線黄陂南路駅からタクシー。「豫園」で通じます。◎予算お茶は安いものでも50元（約750円）から上は108元（約1,620円）まで。お茶請けは10～20元（約150～300円）くらい。茶器や茶葉も買えます。食事にかかる予算からみるとお茶はけっこうな高級品ですが、試す価値はあり。◎おすすめメニュー工芸茶・花茶・緑茶などがあり、中国ならではの工芸茶（緑茶の玉にお湯を注ぐと、ゆっくり開きながら花が出てくる）を楽しむもよし、碧螺春や西湖龍井のような本場の高級茶を味わうもよし。烏龍茶も日本のような茶色のじゃなくて、薄緑のまろやかなお茶で、おいしいのです。何度でもお湯を足してくれるので、ゆっくり味わおう。　←「桂花龍井茶」は金木犀の香りが付いたちょい甘酸っぱいお茶。↑蓋碗はこのまま蓋をずらして、茶葉が出ないようにして飲みます。　◎注意点茶館に腰をすえてお茶していると、どうしてもトイレに行きたくなります。ふつうに使えますが、外のトイレにあまり行きたくない人は飲みすぎ注意。◎評価価格　　　　　★★☆☆☆必見度　　　　★★★★☆おもしろ度　　★★★★☆ツウ度　　　　★☆☆☆☆　ローカル度　　★★★☆☆

2006年06月15日

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城隍廟（城隍廟）

上海老街を歩いて豫園商場を通り過ぎると現れる、小ぢんまりした中国寺院「城隍廟」。線香の香り漂う金色のお寺にはお参りする現地人と観光客の姿が入り混じり、ちょっとほっとする雰囲気。　←お寺の中はこんな感じ。◎お寺のうんちく説明文によれば、もともと「城」は城郭、「隍」はそれを取り囲む河のことで、そこを守る神様が城隍神。その信仰は古く周代まで遡って原型を見ることができるそうで、明代に祭祀の法が整備されたときにちゃんとした廟として成立したとか。確かに豫園一帯はむかし城壁で囲まれていたエリア（今は城壁跡が「人民路」「中華路」という道路になってる）。要するにその土地の守り神を祀ったお寺ということらしいです。◎お参りのお作法金色の神様に向かってお参りする現地の人を観察すると、まずひざをついて手を合わせお祈り。そしてそのまま体を三回折って額づきます。そしてお賽銭箱に小銭をちゃりん…と。観光客は別として、中国人は若い人もみんなこうしてお参りします。お堂の手前に大きな香炉があるので、線香を買ってそれを振りながらお祈りする人や、神牌（絵馬のようなもの）を申し込んでいる人もいて、中国人の「福」と「財」への神頼みっぷりが興味深いです。　　◎アクセス【バス】上海駅から929番バス、人民広場から980番バスなどでそれぞれ福佑路下車。南へ徒歩5分くらい。「上海老街」のゲートをくぐって、方浜中路（上海老街）を東へ進むと豫園商場、そこを通り過ぎてさらに徒歩1分。【地下鉄】2号線河南中路駅または1号線黄陂南路駅からタクシーで河南南路×方浜中路まで。歩くとどちらもちょい遠いです。◎予算入り口に入場券売り場があるので、そこでチケットを買います。1人/5元。線香は2種類あって「全家福」が5元、「財神香」が10元。◎評価価格　　　　　　★★★☆☆必見度　　　　★★☆☆☆　おもしろ度　　★★★☆☆ツウ度　　　　　★★★★☆ローカル度　　★★★★☆

2006年06月11日

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東平路的珈琲館（東平路のカフェ）

昔フランス租界だったあたりはプラタナス並木がきれいで、歩いているだけで楽しいエリア。散策に疲れたら「Lapis Lazuli」でちょい贅沢なアジア風ハイティーを楽しむのもなかなか。ランチからディナーまでやっている洋食のレストランで、欧米人客も多いお店。午後2時～5時30分まではフタヌーンティーのメニューになります。二階建て老房子（らおふぁんず＝古い家）の階下はアジアン雑貨を扱うショップ。　←クラシックな外観。　←雑貨。◎東平路この一帯は古い建物をおしゃれに改装したレストランや雑貨店が軒を連ねていて、街歩きのほかにも買い物や食事、お茶、お酒などが楽しめます。タイ料理の「Simply Thai」、リビング雑貨の「Simply Life」、潮州料理の「滴水洞湘菜館」…バーやカフェもいろいろ。◎アクセス【地下鉄】1号線の常熟路駅4番出口を出て宝慶路を南下するか、衡山路駅4番出口を出て同じく宝慶路を北に沿って歩きます。徒歩5分くらい。東平路口。【バス】中山公園方面から96番岳陽路下車、徒歩5分。または虹橋方面から911番、常熟路下車。上海体育館方面から926番で常熟路、315番で復興中路下車、徒歩3分。上海駅方面からは927番で淮海中路下車、徒歩5分。少し離れた淮海路や復興路で降りて、租界時代の家なんかを眺めて歩くのがおすすめ。◎おすすめメニュー肉や魚のグリル、ピザ、パスタなどの洋食メニューのレストランですが、「下午茶」（アフタヌーンティー）のメニューは決まっていて、二段構えのお皿に甘いデザートとフルーツ、甘くない点心がたっぷり盛られて出てきます。これが1人分。お茶は烏龍茶や紅茶などが選べます。お茶請けというにはかなり豪華なので、夕食まで時間があるときなどはいいかも。←中はオリエンタル。←これで1人分。　◎予算アフタヌーンティーはお1人様58元（約870円）です。ちょい…いやかなり贅沢です。ちなみにランチの予算は100元前後、ディナーは1人あたり300～500元くらい。◎評価価格　　　　　★☆☆☆☆必見度　　　　★★☆☆☆おもしろ度　　★★☆☆☆ツウ度　　　　★★★☆☆　ローカル度　　★☆☆☆☆

2006年06月09日

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濱江大道（濱江大道）

Best of 外灘 viewでも推薦した黄浦江沿いの公園「濱江大道」は散歩するのに最高。対面のいわゆる”外灘”エリアに比べて、こちら側ではかなりゆったり散策したり、オープンテラスでのお茶を楽しんだりできます。東方明珠塔・観光トンネル・野生昆虫館などの観光と組み合わせて散策するのがおすすめ。　←カフェやレストランのテラスはこんな感じ。◎アクセス【地下鉄】2号陸家嘴駅から1号出口を出て道なりに徒歩5分くらい。東方明珠塔を通り過ぎて国際会議中心（コンベンションセンター）方向に進んで突き当たり。【バス】浦東第一八佰伴（ヤオハン）方面から82路線で陸家嘴下車。上海駅方面から隧道三線で東昌路下車、人民広場方面から隧道六線で東方医院下車など。浦西方面からなら、やはり地下鉄が便利です。【観光トンネル】外灘からトロッコに乗り、東方明珠塔の下に出たら国際会議中心の方向へ徒歩5分くらい。◎休憩ポイント川沿いの公園にはベンチやテーブルもいろいろありますので、ここで座ってゆっくりするのも手。そのほかに、この立地を活かしたレストランやカフェもたくさんあります。スペイン料理の「LA VERBENA」、イタリアンの「The Kitchen」、和食の「楓雅（fuga)」、カフェ「rbt　仙踪林」などなど。ここらのお店はテラスがあって、暑い季節や夜の景色が最高なのです。外灘を見ながら気張ってディナーとしゃれ込むのもいいですが、ややお高いのが難。やはり観光がてら気軽に楽しむなら昼下がりのお茶でしょう。　↑明るいうちからビールで血迷ったおはま。カフェでバドワイザーの小瓶/40元…高っ。　←まったりしてたら、もう黄浦江に陽が沈む時刻。◎予算ここらのカフェでお茶するなら1人/50～100元（約750～1,500円）、食事するならランチで150～200元（約2,250～3,000円）、ディナーで300～600元（約4,500～9,000円）ぐらいが予算の目安。ほとんど日本なみですが、味とサービスはかなり洗練されたもの。記念日に特別なことがしたいなんて時にいいかも。◎評価価格　　　　　　★☆☆☆☆必見度　　　　★★☆☆☆　　おもしろ度　　★★★☆☆ツウ度　　　　　★★★★★ローカル度　　★☆☆☆☆

2006年06月04日

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晴天晒衣服（晴れた日は服を干そう）

最近中国大陸では婚紗（＝婚礼写真の撮影）が流行りなのは有名な話。台湾・香港からはもちろん日本からも貸衣装とヘアメイクのショップが続々と出店しています。以前はけっこうこてこてのドレスとメイクだったらしいですが、いまどきの婚礼写真はけっこうおしゃれで街なかのショーウィンドウを眺めるのも楽しいものです。が！そのビューテホーな貸衣装、貸し出した後に手洗いしてるって知ってました？　←これが証拠写真。…まあ、確かにクリーニングの質や料金を考えたら手洗いするのが合理的かも。そんなわけで、晴れた日には色とりどりのドレスが風にはためくわけです。良い季節になってうきうきしながら散歩してると、街には表通り裏通り問わず、こんなドレスのほかに普段着の洗濯物や布団なんかもいっぱい干してあります。赤いぱんつも（笑）。街の美観を損ねるなんて声もありますが、やっぱりそれでこそ中国。

2006年05月29日

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涼皮（リャンピー）

上海には道端で売ってる食べ物がいろいろありますが、夏になると売られる「涼皮」はいちおし。米の粉を原料にした薄い生地を細長く切って、香菜や唐辛子、きゅうり、にんにく、生姜などで和えて食べるもの。香菜のきいた酸っぱくて辛い味付けは、タイ料理なんかに近くて、暑い日でも食欲をそそるので、よく学校帰りの中学生などが「涼皮おくれ～」と買いに来てます。　←売店。◎予算レストランで食べるとそれなりの価格（涼拌拉皮という）。味もいろいろみたいです。道端のはどんなに高くても5元くらいで、おはまが家の近くで買うのは3元（約45円）。果物屋がサイドビジネスでやってるんですが、これがうまい。一緒に涼粉（同じ材料をもっと細く切ったもの）2元も売っていて、本業の果物より売れてるんじゃないかと、ひそかに思うおはまです。　←道端の涼皮。発砲スチロールの箱入り。◎作り方「涼皮」の本体（＝拉皮）は何となくクレープの作り方に近い気がします。いちおう参考まで。（1）米の粉に少しづつ水を加え、つやと粘りけがでるまで混ぜ合わせる。で、冷蔵庫で一晩くらいたねを寝かせる。（2）平たい鍋に水を張り、油を塗った平たい器（パイ皿のようなもの）を用意。水が沸騰したら器にたねを流す。手のひらくらいのたねをクレープみたくおたまでのばす。（3）お皿を沸騰した水にいれ鍋に蓋をする。ぷつぷつしたら火がとおった証拠。たねに泡がでて透き通ったら蒸しあがり。蒸しあがりを器ごと冷水にとる。（4）はけで蒸しあがりの表面に油を塗り、ゆっくりはがす。水につけた包丁でカット、好きな大きさに切る。（5）切った涼皮は千切りきゅうりやにんにく、香菜、唐辛子、生姜などを入れ、好みで味付けする。 ◎評価味　　　　　　　　★★★★☆サービス　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　　★★★★★お一人様度　　　★★★★★フォーマル度　　★☆☆☆☆

2006年05月26日

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上海野生昆虫館（上海野生昆虫館）

一風変わった体験型観光がしたい時にはここ「上海野生昆虫館」へどうぞ。子供連れで行ったらきっと親子で楽しめちゃう体験型博物館です。何となく面白そうだ、てなノリふらりと入ったおはまは、自分が虫嫌いなのを思い出しました。ううう…子供のころは平気だったのに。閉館まぢかの人少なな昆虫館で、びくびくしながらトカゲとかゲンゴロウとかチョウのさなぎを見てる自分があほじゃないかと思った瞬間でした。　←看板にも虫がいっぱい。　　←中。◎アクセス【地下鉄】2号陸家嘴駅から1号出口を出て道なりに徒歩5分くらい。東方明珠塔を通り過ぎて国際会議中心（コンベンションセンター）に向かう途中。【バス】浦東第一八佰伴（ヤオハン）方面から82路線で陸家嘴下車。上海駅方面から隧道三線で東昌路下車、人民広場方面から隧道六線で東方医院下車など。浦西方面からバスでのアクセスはあまり便利じゃないです。【観光トンネル】外灘からトロッコに乗り、東方明珠塔の下に出たら国際会議中心の方向へ徒歩5分くらい。◎予算入り口のチケット売り場でチケットを買います。大人35元（約525円）、子供20元（約300円）。閉館は17：00です。◎設備昆虫シリーズ、爬虫類シリーズ、ウサギなどの小動物シリーズの展示がベース。そのほか「触ってみようコーナー」では仔ヤギやウサギ、モルモットなどを触ったりできます。（出口ではウサギを1匹30元とかで販売してたり。入場料より安いのはどうよ？）子供向け体験学習コーナー（昆虫標本を作るらしい…ぶるぶる）とか、ゲームセンター、おもちゃ売り場もあり。学習コーナーには伝統的な、コオロギを闘わせる道具や鈴虫を飼うための陶器の入れ物などもあって、さすが中国な感じ。全体的には子供が夏休みに来る体験館って感じでしょうか。普段目にすることの少なくなった昆虫や外国のトカゲはけっこう面白いです（鳥肌たつけど…）。　←トカゲ。　←ぬいぐるみがキュート。◎評価価格　　　　　　★★☆☆☆必見度　　　　★☆☆☆☆　　おもしろ度　　★★★★☆ツウ度　　　　　★★★★☆ローカル度　　★☆☆☆☆

2006年05月24日

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中国的電影院（中国の映画館）

中国でも話題の「達・芬奇密碼」（ダ・ヴィンチコード）を観に行ってきました。そんなわけで今日は上海の映画館事情をご紹介します。　　　↑近代的な劇場内部と、チケット売り場。◎上海の映画館【騒がしい】設備はきれいですが、観ながら笑ったりしゃべったりと、ちょっと騒がしいです。携帯の音もするしメールチェックする人もいますが、映画館じたいに人が少ないので、あまり気になりません。【字幕がすごい】今回みたいに洋画を観たりすると、固有名詞が漢字の当て字で字幕になるので、けっこうつらいものがあります。ロバート・ラングドンが「羅伯特・蘭登」、ソフィ・ヌヴーが「索菲・奈芙」という感じで。【エンドロール】観終わってエンドロールを見ながら余韻に浸りたいのに、さっさと明かりが点いてみんな出て行ってしまいます。エンドロールは本当にぶちっと切れますが、それってありなの！？【上映期間】中国では公開翌日に盗盤（海賊版）が出たりするためか（？）公開期間が短く、早めに行かないと終わってしまいます。（※「ダ・ヴィンチコード」はその後、残念ながら中国では打ち切りになってしまいました。）◎チケットの買い方時代広場の万裕国際影城の場合。チケット売りの窓口で（1）見たい映画のタイトル（2）見たい回の時間（3）枚数を告げます。そうすると端末の画面に空席状況が表示されますので、空いている席を選びます。お金を払ってチケットを受け取ったら、表示のホールへ入ります。◎料金2006年5月現在、どこの映画館も一律60元（約900円）です。毎週火曜日は終日割引で40元、土日の13時前までは割引で40元。ほかに30回見放題の100元のカードとか、1年間50％OFFっていうカードもあります。映画代があまりに高いので打ち出された策らしいですが、今は、やっていないかも。映画のチケット代のシステムはよく変更になりますので要確認。◎売店基本的に中にカフェというものはないですが、ポップコーンや飲み物は売っています。アルコールはなしと思いきや、最近プロモーション中のキリン氷結 9元（約135円）が。これ、絶対ジュースだと思われてるよ～。ストローくれたし（笑）そしてパンフレットやグッズは売っていません。さみしい…。◎おまけで、結局「ダ・ヴィンチコード」はどうだったのか。やっぱ原作の勝ち。字幕がかなりシンプルだったせいもあるでしょうが、ちょっとすっきりしすぎた気がします。でも謎解きの終盤は盛り上げてくれたので良かったかな。

2006年05月23日

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観光隧道（観光トンネル）

外灘を観光してから浦東の東方明珠塔に向かうのには「観光トンネル」がおすすめ。アトラクションチックな造りにちょっとわくわく。ディズニーランドを彷彿とさせる緑のエントランスをエスカレーターで降りると、そこには近未来チックなトロッコが。トロッコからは七色のレーザー光線など光の演出が見られます。入り口の期待感からすると多少腰くだけではありますが、これはこれで5分間の楽しい移動手段です。　←おおっ！？と思わず期待させる地下へのエントランス。◎トロッコの乗り方トンネルの乗り口にチケット売り場がありますので、そこでチケットを買います。単程（片道）か双程（往復）か、それに枚数を指定。お金を払ってチケットを受けとったら小姐のいる改札を抜けます。改札でチケットのバーコードを読んでもらって、エスカレーターで地下にもぐれば乗り口。　←乗り口。◎アクセス【バス】中山公園・静安寺方面からは921番、上海駅からは928番バスでそれぞれ「中山東一路南京東路」または「南京東路外灘」で下車。バスを降りるとすぐトンネル入り口。【地下鉄】2号線河南中路駅で降りて外灘方面に向かって歩き、和平飯店の前から地下道に入ります。地下道を東に向かうと観光トンネルの入り口の案内がありますので、そこからすぐ。◎予算片道で30元（約450円）ですが、東方明珠塔観光などとセットのチケットを買うと少し安くなります。往復チケットもありますが、片道で充分堪能できます。◎評価価格　　　　　　★★★☆☆必見度　　　　★★★☆☆　　おもしろ度　　★★★★☆ツウ度　　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　★☆☆☆☆

2006年05月22日

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一茶一座（CHAMATE)

上海の街を歩き疲れたら、ちょっと立ち寄りたいカフェ「一茶一座」。おしゃれな造りでサービスも良く、本や新聞を持ち込んでゆっくりできます。◎注文のしかたふつうのカフェと同じです。メニューを見て注文し、最後にテーブルで会計するだけ。お茶は1種類頼んで2～3人で飲んでもよし、1人1種類づつ頼んでもよし。（←ただし中国人はふつうお茶は1人につき1種類頼みます）。1種類のお茶を分ける場合は1人につきカップ代10元がプラスになりますが、お湯は何度でも注ぎ足してくれます。店員は全体的に丁寧ですが、特に南京路の上海第一食品商店2階のお店は、年齢不詳のお兄ちゃんが口の長いやかんでフォーマンスしつつお湯を足してくれるのが楽しいです。◎アクセス上海の各所にあります。観光地では新天地、南京路の第一食品商店2階、南京西路の静安寺裏など。薄緑色の看板が目印で、多くはガラスと白木作りのおしゃれな建物です。◎予算お茶は種類豊富で、烏龍茶や龍井茶、茉莉花茶、菊花茶などメジャーな中国茶のほかに、薫衣草茶（ラベンダーティー）や人参枸杞茶（朝鮮人参とクコの実のお茶）などいろいろあり、価格は28～50元くらい。お茶はポットサービスでお湯の注ぎ足しはいくらでも可。コーヒー類やビール、ジュース類もあり、食事メニューも多いです。食事のセットメニューは小さい鍋物にご飯や漬物が付いて35～55元くらい、デザートや単品類はサラダや野菜の炒め物などで12～30元くらい。お茶だけを頼んでパソコン打ちながらねばる人もいれば、ご飯のセットを頼んでさっさと食べていく人もいて、使い方はいろいろ。　←ガラスポットの浙江龍井茶。◎おすすめメニューお茶はいろいろありますが、烏龍茶や龍井茶などがノーマルで飲みやすいです。人参枸杞茶は蜂蜜が付いてきましたが、飲みなれないとちょい酸っぱいかも。小吃では千層蘿ト絲酥（切干大根のパイ）3個入りがおやつにちょうどいいです。黄金蟹頭（蟹の甲羅にチーズをかけて焼いたもの）はおいしそうだと思ったんですが、店員に「それはやめとけ」と止められました（←それはありなのか？）…食べたらたしかに微妙でした。ご飯ものや麺ものもいろいろありますが、ティータイムならやはりお茶と、点心をちょっと頼むのがちょうどいいと思います。　←海鮮酸辣麺はボリュームたっぷり。◎評価価格　　　　　★★★☆☆必見度　　　　★★☆☆☆おもしろ度　　★★★☆☆ツウ度　　　　★☆☆☆☆　ローカル度　　★☆☆☆☆

2006年05月20日

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渡輪（渡し舟）

上海市を浦東と浦西に分けて流れる黄浦江は、揚子江の最下流ともつながる重要な交通路線。その上を行き交う船のひとつに庶民の足「渡輪」があります。これを浦東観光と外灘・豫園観光をつなぐ交通手段に使うと、ちょっとローカルな気分が楽しめます。◎渡輪について黄浦江を東西に結ぶフェリー（イメージ的には”渡し舟”ってかんじ）。名前のとおり自転車やバイクごと乗れる船です。浦東の東昌路渡口と浦西を結ぶ2路線で、1本は豫園近くの十六鋪までで5分くらい、1本は外灘までで10分くらいの距離。　←渡し舟の案内。これに沿って進むと乗り口。　←船の中はこんなの。◎渡輪の乗り方まず改札ゲートの手前にあるトークン売り場でトークンを買います。言葉ができなくても指で人数を出せばOK。このトークンは切符代わりのコインで、おもちゃ銀行のお金みたいなプラスチック製。トークンを賽銭箱みたいな料金箱に放り込んで改札を抜け、船に乗り込みます。船は5分おきくらいに出ていて、そう待たずにすぐ出港します。東昌路渡口～十六鋪の渡し舟は椅子もないのでみんなバイクにまたがったまま。あっという間に向こう岸に着くので、あとは出口を出るだけ。　　◎料金東昌路渡口～外灘の渡し船はきれいめな2階建て、空調・売店付きで椅子もあり、片道10分、2元（約30円）。東昌路渡口～十六鋪の渡し舟は1階建てで空調・椅子なし、片道5分、0.5元（約7.5円）。こっちはローカル度高し。◎注意点もうお分かりと思いますが、改札を出て船に乗り込む際には、やはり整然とした行列はできなくて、人も自転車もどーっと乗り込みます。出港前には乗り口のシャッターが降りますが、慌てなくても次の船がすぐ来るので大丈夫。

2006年05月15日

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桂林米粉（桂林米粉）

日本人にとってのラーメン屋というべき存在のファーストフード「桂林米粉」。各店ちょっとづつ違いますが、上海の街には300ｍごとにあると言っても過言ではない庶民の麺屋さんです。　←桂林米粉の店（ここはきれいなほう）。◎注文のしかたどこの店舗もせいぜい3坪くらいの小さな店なので、席も4卓くらいしかありません。適当な椅子に座ったら（混んでるときは相席もあり）、店のおばちゃん・お兄ちゃん（←厨房係兼任）に大きな声でメニューを叫んで頼むだけ。お会計もそのときに。ラーメン屋のように1人で入って麺だけ頼んでさっと食べていく人が多いです。メニューはラーメン屋みたく貼り出してあるのでそれを見ます。内容は米粉（ミーフェン）が20種類くらい、トッピングが5～6種類と、亀ゼリーなどの甜品（デザート）類、あとなぜか朝食メニューのサンドイッチ。テイクアウトする場合は、メニューを注文したあと「打包！」といえばカップ麺みたいな発砲スチロールのカップに入れてくれます。◎アクセス上海中にあります（ほぼ300ｍごと）。どちらかというと、小ぎれいなショッピングエリアではなく、今にも倒れそうな果物屋とかタバコ屋とかが軒を連ねるローカルストリートに多し。おしゃれなカフェストリート雁蕩路にある店舗は比較的キレイで入りやすいです。◎予算米粉類は7～10元（約105～150円）まで。塩茹でピーナッツとかザーサイといったトッピングの追加が1～2元。デザート類や朝食メニューは4～5元です。◎おすすめメニュー香辣牛肉粉10元は看板メニューらしく、注文する人多し。スパゲッティみたいな太い米の麺と、ちょい酸っぱいスープが絶妙のコンビ。辛い味付けの牛肉に、トッピングはレタス・塩茹でピーナッツ・さやいんげん。暑い日には食べたくなります。テーブルには黒酢や唐辛子、辛味噌が置いてあるので好みで調節可。　←けっこうボリュームもある香辣牛肉粉。◎評価味　　　　　　　　★★★☆☆サービス　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　　★★★★★お一人様度　　　★★★★★フォーマル度　　★☆☆☆☆

2006年05月14日

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雲南路美食街的家常菜（雲南路グルメ街の家庭料理）

女性も働くのがあたりまえの中国では、家庭料理＝「家常菜」を食べさせる食堂がたくさんあって、庶民の胃袋をがっしり支えています。今日はおはまの行きつけ家常菜、雲南路の「来得福」をご紹介。◎雲南路美食街淮海中路と淮海東路の境目あたりから北に伸びている細い雲南路は「上海の銀座」って感じの淮海路とはうって変わって庶民的な食堂街。歩きながら食べられるウイグルのごまパンや羊肉串（ケバブ）、家常菜の食堂、火鍋（辛い鍋料理）の食堂、ウイグル料理のレストラン…などなど、せいぜい500ｍくらいの通りには食べ物屋がぎっしり並んでいます。蒸し鶏が有名な「小紹興」もここ。海鮮レストランの前には、名前の分からない魚や海老、貝、なまこや謎の生き物など、これからご馳走になる食材がたくさん並べられていて楽しいです。　←「来得福」は靴屋のとなり。◎注文のしかた雲南路の小さい食堂はだいたい2階建て。「来得福」も半地下と半二階の二階建ての造りです。お店に入って好きな席に座ったら、ちゃきちゃきした小姐が「蓋飯にする？炒菜にする？」と聞いてきます。蓋飯というのはぶっかけご飯で、地元の人は日本の牛丼みたいなノリで食べにきてます。ふつうのお皿の料理を食べたい場合は炒菜（＝単品の炒め物）にする、といって菜単（メニュー）をもらいます。メニューには小皿の冷菜（前菜）から野菜、肉、魚とスープ、ご飯類、点心、飲み物とあるので好きなものを選びます。高級レストランと違うので、前菜から炒飯へのバランスは気にせず、ご飯とおかずだけなど好きに頼んでＯＫ。白いご飯が食べたくなったら「米飯」と伝えれば小さい茶碗に入れたご飯を持ってきてくれます。◎アクセス【バス】豫園方面から911、920、945路線など、徐家匯方面から920路線、虹橋・古北方面から911、945路線などで、いずれも「西蔵南路」下車。911、920、945はどれも淮海中路を通っているので、ショッピングの途中からでも乗れます。西蔵南路と淮海中路の大きな交差点を東に渡ってすぐ。【地下鉄】1号線「黄陂南路」か「人民広場」駅、2号線も「人民広場」駅が最寄ですが、けっこう歩きます…だいたい20分くらい。◎予算前菜が4～8元（約60～120円）、炒め物が10～30元（約150～450円）、海鮮などはやや高めで40元（約600円）くらい。ビールは大瓶が4元（約60円）。1人あたり20元くらいでお腹いっぱい食べられます。◎おすすめメニュー「黄韮炒蛋」（黄ニラと卵の炒め）、「蕃茄鶏蛋」（トマトと卵の炒め）、「青椒土豆絲」（ジャガイモとピーマンの炒め）「木須肉」（きくらげと卵の炒め）、「魚香茄子」（なすの辛みそ炒め）、「皮蛋豆腐」（ピータン豆腐）…などたくさん。家庭料理なのでたいてい何を頼んでもはずしません。メニューの字づらで料理が分かるので頼みやすいんですが、失敗すると鶏の爪先とか出てきます。　←「蒜泥黄瓜」と「麻辣豆腐」…どっちもお気に入り。◎評価味　　　　　　　　★★★★☆サービス　　　　★★★★☆ローカル度　　　★★★☆☆お一人様度　　　★★★★☆フォーマル度　　★☆☆☆☆

2006年05月10日

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出租汽車（タクシー）

行きたい場所までドアtoドアで運んでくれる「タクシー」はやっぱり便利。ちょっと予備知識があると、もっと便利に使いこなせます。◎上海のタクシー【1】英語は通じない中国旅行でありがちなのが「タクシーの行き先くらい英語でなんとかなるさ～」と思うこと。上海のタクシーは英語が通じないことが多く、むしろメモや地図を見せるほうが早いです。【2】交差する道路を伝える日本では「市役所まで」とか「○○高校まで」とかのローカルな目印が通用しますが、上海の運ちゃんは有名なランドマークは別として、小さめのホテルや建物は知らないことも多いです。確実に目的地に行くなら「南京西路、華山路」というふうに交差する二つの道路を伝え、さらに建物を伝えるのがベストです。【3】星印をチェック交差する二つの道路を伝えても、小さい通りになると分からないことも多いです。道を知っているかの目安は、運転席の右側に貼ってある運転許可証の6桁番号の下の★印で判断。★3つが最高で、3つ付いている運ちゃんはたいていの道は知っているはず（例外あり）。ちなみに★5つのスーパー運ちゃんがいるとの噂ですが、いまだ遭遇したことがありません。【4】運転手のマナー運転席の後ろに「運転手が以下の行動を取ったらクレームつけていいですよ」と明記してあります。たとえば、タバコを吸う、携帯で通話する、窓から物を投げ捨てる…など。あまり守っている運ちゃんはいませんが心を広く持って乗りましょう。【5】暴走タクシー渋滞の激しい上海では、タクシーの割り込みも日常茶飯事です。センターラインを踏んで走ったり追い越したり、隣の車にこすって喧嘩を始めたり。クラクションも鳴らしっぱなしですが、やはりこれも旅の風情と楽しみましょう。◎タクシーの乗り方【タクシーを拾う】週末の食事時間帯（18～20時）くらいと、雨の日はタクシーがなかなか拾えません。また交差点などタクシーの停まれないポイントがあるので、拾うときのポジショニングにも注意して下さい。【メーター制】上海はメーター制で基本的にぼったくりはありませんし、客引きもありません。乗ったら信号待ちなどを除いてすぐメーターが倒されますので、確認してください。目的地に着いて清算するときは「現金かカードか？」と聞かれたりします。この「カード」とは上海の公共交通機関で使える交通カードのこと。【白タク】観光地やマグレブ（磁浮列車）の駅には「黒車」といわれる白タクもいます。最近は取り締まられて減っているようですが、客引きしてきたタクシーにメーターがなかったら乗らないほうがいいです。◎タクシーの料金昼間は初乗り10元、以下1kmごと2元、10km以上から3元。夜11時以降の深夜料金は初乗り13元、以下1kmごと2.6元、10km以上から3.9元。上海には黄浦江を渡る橋やトンネル、市街を東西・南北に結ぶ高架道路がありますがいずれも無料です。◎タクシー会社やはり上海在住者に評判がいいのが「大衆」ダージョンタクシー。メタリックなブルーグリーンの車体です。フォルクスワーゲンと中国の合弁会社”一汽”のサンタナという車種ですが、たまにベンツの大衆タクシーがいて、これはどうもVIP用らしいです。「強生」ジョンソンタクシーはメタリックの黄色の車体（上の写真）。「錦江」ジンジャンタクシーは白、「海博」ハイポータクシーは青、「巴士」バスタクシーはメタリックの黄緑の車体。これらはたいてい安心して乗れます。他に個人でやっているタクシーもいますがメーターが付いています。

2006年05月09日

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襄陽市場（襄陽市場）

上海の熱気と活気を感じられるお買い物ポイント「襄陽市場」。正式名称は「襄陽服飾礼品市場」といい、またの名は「ばったもん市場」。コピーブランドが世界中から非難を浴びるいま、世界基準を目指す中国当局がとうとうこの市場全体の撤収を決めたといういわくつきです。襄陽服飾礼品市場は2006年6月末で撤去されました。現在は更地になっています。　　↑スローガンは「知産権の保護は我々の共同の責任です」。右は市場の4号入り口。市場にいるのは多くが欧米人観光客で、何を買うのか、みんな大きな黒いビニール袋（ゴミ袋大）やキャスター付きのスーツケースを引っ張っています。おはまはいつ通りかかっても客引きがうっとおしいので、これまでこの市場に入ったことがありませんでしたが、もうすぐ撤収される（←噂では6月とか）と聞いて好奇心をそそられ、ついに市場に潜入してみました。◎アクセス【バス】豫園方面からは911番、926番などで「陝西南路」下車。上海体育館からは旅遊10号線でやはり「陝西南路」下車。襄陽公園の向かい。バスを降りると人が流れているのですぐ分かります。【地下鉄】1号線の陝西南路駅で下車、4番出口が最寄。4番出口は巴黎春天（プランタン）の地下に接続していて、地上に出るとすぐ市場です。　　←お店はこんな感じ。◎取扱いアイテム市場のなかはちょっとしたお祭りです。小さな店が数百も軒を連ね、あちこちから英語や中国語の客引きの声や、値段交渉する声、喧嘩する声が聞こえてきて、じつに賑やか。なかなか買い物心をそそられます。歩いてみるとたしかにコピーブランドもいろいろありましたが、半分くらいは普通の洋服や靴、バッグ、アクセサリーなどでした。またチャイナ風にデザインされた箸やランチョンマット、クッションなどのファブリック類もあります。◎値切りのポイント「50倍の法則」「50倍の法則」とは、おはまの同居人がはじき出した物価感覚で、中国の物の価格に50を掛けると日本人の物価感覚にほぼ近いというもの。例えばデパートの700元の靴は、日本の感覚で3.5万円の靴ってことですね。実際の換算では約10,500円ですが、中国庶民の高い、安いの感覚をこれで判断すれば、むやみにぼったくられません。観光地や市場で物の相場が分からないときは、まず「50倍の法則」を参考にし、それでも相場が分からないようなものは、店の言い値の半分くらいから値切りをスタートしましょう。まとめて買えばたいてい安くなります。「安くして！」というと「いくつ買う？」と聞き返されます。自分の値段が通らなかったら「欲しいそぶり」はせずにさっさと店を離れましょう。同じものは市場中で売ってます。売るほうもまったく利益が出ない値段だったら売りませんから、それ以上引き止めてきません。それが底値（というか原価に近い）ってことです。◎本日の戦利品この日の戦利品は靴下3足/20元（約300円）。すぐにダメになっちゃうかもだけど。これでもまだ出しすぎたかと思うおはまですが、店の小姐が「25元でどう？」と最後まで言っていたので多分まあまあでしょう。◎注意点ここは平日でも週末でもものすごい人ごみです。とにかく貴重品には気をつけてください。またしつこい客引きもいますので、人ごみが苦手な人にはおすすめしません。◎評価価格　　　　　　★★★★☆必見度　　　　★★☆☆☆　　おもしろ度　　★★★★★ツウ度　　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　★★☆☆☆襄陽服飾礼品市場は2006年6月末で撤去されました。旅行プランには入れないようご注意！

2006年05月08日

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大食代（MEGABITE)

ちょっとご飯がしたいときお役立ちな屋台の集合体（フードコート＝東南アジアではホーカーズともいう）「大食代」は、上海にいくつかあって旅行者にも便利。　←中はこんな感じの屋台の集合体。わりとキレイ。◎注文のしかたまず小姐のいるカウンターでプリペイドカードを買います。デポジットの5元プラス適当な金額をチャージ。いろいろある屋台の中から食べたいものを選んだら、そのお店でプリペイドカードを使って支払います。目の前に料理や食材が並んでいるので指差しでも注文OK。ドリンクやデザート類は別のコーナーに一括して売っていますので、そこで買います。席は全ての屋台共通なので、好きな場所に陣取って料理の出来上がるのを待ち、自分の頼んだものができたら取りにいきます。◎アクセス淮海中路×嵩山路の香港プラザ地下、西蔵中路×福州路の来福士広場（ラッフルズプラザ）地下、水城南路の家楽福（カルフール）1階などにあります。◎予算単品の麺・ご飯類は一品15～25元（約225～375円）くらい。点心類は10～20元（約150～300円）、飲み物は10～25元ほど、ビールは虎牌（タイガービール）のみで10元/缶。◎おすすめメニュー香港屋台のチャーシューのせご飯、韓国屋台の韓国冷麺がおいしいです。人気があるのは、四川料理屋台の具が選べる火鍋（辛い鍋料理）で、食事時はいつも行列しています。　→海老ワンタン麺はちょっと薄めスープの細麺。◎注意点【1】プリペイドカードは要らなくなったらカウンターで「不要了。」と言えばデポジットを含めて払い戻してくれます。【2】食事時間帯は席の確保が難しいです。が、食事時間帯が過ぎたころに行くと、テーブルがめっぽう汚いので、ある意味席の確保が難しいです。◎評価味　　　　　　　　★☆☆☆☆サービス　　　　★★☆☆☆ローカル度　　　★★☆☆☆お一人様度　　　★★★★★フォーマル度　　★☆☆☆☆

2006年04月28日

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中国人的文明礼貌（中国人のエチケット）

新聞を見てたら上海市民のマナーに関する意識調査ってのが載ってました。曰く「自らマナーが悪いと自覚している人は調査対象の70％にのぼる」…だそうな。で、市民がマナーが悪いと自覚している行為とは、信号無視。ごみのポイ捨て。痰を吐く。交通機関の乗車時の席の取り合い。路上での洗濯物干し。ペットの糞の放置。交通機関内での大声での電話。…などなど。市民はこういうマナーの改善が必要だと望んでいるらしい。結構結構。…しかし。なぜこの中に「列を作って並ばない」てのがないんだろう。どっちかっていうと路上で洗濯物干すのよりむしろこっちだろと思うんだけど。割り込みはある意味合理的な帰結？

2006年04月26日

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豫園商場（豫園商店街）

外灘とならぶ上海の観光ポイント「豫園」は、人民路と中華路がまーるく取り囲んでいる旧上海城の中にある庭園。　←豫園そのものはこんな感じ。　エリア内の商店街は迷路のようで楽しい。いわゆる「豫園」は入場料30元を払って入るエリア。これは昔のお役人が父上のために造営した庭園で、四季折々の草木や石・水を配して趣があります。が、おはまがおすすめするのは庭のほうよりも無料でぶらぶらできる商場エリアと上海老街です。方浜中路と旧校場路がぶつかるところに大きな門があり、それをくぐるとそこは古い町並みを再現した「上海老街」。こてこての中国が味わえるうえ、あちこちにキッチュな小物やお土産ものがひしめいていて、何時間歩いていても飽きません。　←こてこて中国ワールド、上海老街の入り口。◎アクセス【バス】上海駅から929番バス、人民広場から980番バス、旅遊7号線バス（※現在運休中）などでそれぞれ福佑路下車。南へ徒歩5分くらい。「上海老街」のゲートをくぐって、方浜中路（上海老街）を東へ進むと豫園商場になります。【地下鉄】2号線河南中路駅または1号線黄陂南路駅からタクシーがベスト。歩くとどちらもちょい遠いです。◎ショップここはどのお店を見ても楽しいです。Ｔシャツ、お茶、印鑑、チャイナドレス（←どう見てもシルクじゃないけど「シルク」って銘打ってたり）、骨董品、茶器など代表的なアイテムから、西蔵（チベット）民芸品や毛沢東グッズまでいろいろ。お店はどこも値段交渉ができて、それがお楽しみでもあります。いくら値切っても相場よりかなり高く買ってると思われますが、値切った！ということに満足するべし。　←これは毛主席とレトログッズのお店。茶器店の前でバケツに入った変なものを発見。煮卵かと思ってよく見たら、何やら素焼きのちびの人形で、撒尿娃娃というらしい。直訳すると「おしっこ人形」？　どういうアイテムなんだろ…。　←撒尿娃娃（さーにゃおわーわー）。◎レストラン上海老街にある「老上海茶館」はちょっとひと休みするのにおすすめ。豫園商場のなかに入ると有名な「緑波廊酒楼」や小龍包子の「南翔饅頭店」があります。また庭園の手前にある水上の「湖心亭」は伝統的な茶館。豫園商場のレストランはたいていおいしいですが、いつも人でいっぱいでフル回転。予約なしだと相当待たされます。「南翔饅頭店」の場合12：00に食事するなら1週間前には予約が必要で、しかも時間に5分遅れても取り消されてしまうので、時間厳守です。◎注意点【1】値段交渉できるお店＝ぼったくられるお店です。おはまもカメラの電池が切れて買おうとおもったら120元って言われてびっくり。値切って20元（約300円）で買った記憶がありますが、電池2本の相場は3～5元（約45～75円）なんだよね。とほほ。【2】方浜中路は一歩横にそれると庶民の暮らすリアルな下町です。抵抗がない人は迷いこんでみるのもいいかも。（カメラポイントも多いですが、写真を撮るときはちょっと一声かけて！）◎評価価格　　　　　　★☆☆☆☆必見度　　　　★★★★★　　おもしろ度　　★★★★★ツウ度　　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　★★★★☆

2006年04月25日

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南京路（南京路）

外灘とセットにしてぶらぶらするのが楽しい「南京路」には、中国国内はもちろん、世界中からの観光客がカメラを片手に歩いています。静安寺から外灘までの南京路のうち、人民公園駅から河南中路駅までが歩行者天国。　　きゅーぴーのトロッコがキュート。◎アクセス【バス】中山公園・静安寺方面からは921番「南京東路外灘」、20番「九江路外灘」、上海駅からは928番バスで「中山東一路南京東路」または「南京東路外灘」で下車。この場合は東から西へ進む南京路散策なので、先に外灘観光するのが○。【地下鉄】2号線河南中路駅または人民公園駅で下車。こちらは西から東への散策。人民公園駅7号出口が南京路への最寄り出口です。◎ショップ南京路はお土産屋さんからデパートまでいろいろなお店が集まっています。お土産を買うのなら箸屋さんや、本屋さんで中国語のCDなどいかがでしょうか。食品を扱う「上海第一食品商店」では中国のお菓子や乾物が手に入ります。「上海故事」はやはり上海中にあるチェーン。一見カラフルなドレスの店に見えますが、実はスカーフやストール、マフラーなどの”巻き物”屋さん。ちょっとオリエンタルな刺繍ものなどがお土産におすすめです。　←河南中路駅出口付近の箸屋さん。◎レストランレストランは他の観光ポイントに比べて手ごろなお店が多いです。「上海第一食品商店」2階の「一茶一座」カフェはチェーンですが、この店舗はお茶を頼むと口の長いポットでお湯を注ぎ足してくれるパフォーマンスが楽しいです。またここの3階の「海外伊岸50（ハワイアン50）」は手ごろな価格の洋食屋さん。天津の有名な包子店「狗不理小吃」もあり。ほかにも南京路は歩きながら食べられる甜点もたくさん売っていて、珍珠乳茶（タピオカミルクティ）や蛋達（エッグタルト）、甜豆花（シロップがけ豆腐）などをちょっとしたおやつにしても。　←ちょっと気になるスタバもどきの喫茶店。　←狗不理小吃。入り口で蛋達（エッグタルト）など売ってます。◎評価価格　　　　　　★★★★☆必見度　　　　★★★★★　　おもしろ度　　★★★★☆ツウ度　　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　★★★☆☆

2006年04月24日

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外灘（バンド）

さて、上海旅行にいらっしゃる皆様が絶対はずせないと思うであろう上海のシンボル「外灘」のちょっと違った楽しみかたです。◎アクセス【バス】中山公園・静安寺方面からは921番、上海駅からは928番バスでそれぞれ「中山東一路南京東路」または「南京東路外灘」で下車。上海体育館からは旅遊8号線があります。【地下鉄】浦東からはバスより地下鉄が便利。最寄りは2号線河南中路駅ですが、陸家嘴駅で降りて観光トンネルで黄浦江をくぐったり、人民公園駅で下車して、南京路歩行者天国を外灘に向かって東に歩くのが楽しいです。　右が老年爵士酒巴のある和平飯店北楼。　　歴史のある建築が、中身はすっかり今風のショップに。◎The best of 外灘 view外灘は一言で言えば景色を見るところです。でも人がわらわらしたところで見るより、むしろ少し離れて眺めたほうが堪能できるというもの。で、そんなおすすめビューポイントをいくつかご紹介します。【その1】老年爵士酒巴（OLD JAZZ BAR）で有名な和平飯店の屋上。ビアガーデン風のバーになっています。たまたま何かのお祭りの日に行ったら、電飾をつけた船が行き交う黄浦江から花火が打ちあがって最高の眺めでした。人ごみにまぎれるよりも快適に外灘の眺めを味わえること請け合いです。【その2】浦東側の濱江大道。国際会議中心（コンベンションセンター）のふもと、黄浦江沿いに散歩道があって、ここを風に吹かれて散歩するのが楽しい。ベンチがあるのでゆっくり外灘を眺められます。近くには静かなレストランやカフェもあり。【その3】浦東側の正大広場上層階のレストラン。8階の中華「愛晩亭酒店」、7階のグリル「聖凡牛排館（サンフランシスコ・ステーキハウス）」などの窓側の夜景が最高。ただし、窓側の席を頼むと最低消費額を指定されることもありますので要確認。◎おすすめ散策ルートいわゆる「外灘」は、中国や世界の各地から観光客が押しよせていつ行っても混雑してますから、あまりゆっくりできません。外灘を含めて周辺を効率よく歩き回ったほうが楽しいので、そんなルートもご紹介。独断と偏見によるプランですが、時間帯によって食事・お茶・お酒と組み合わせると1日無駄なく遊べます！！【浦東側スタート】バス停「東昌路渡口」から渡し舟→外灘→観光トンネル→濱江大道散歩→東方明珠塔→正大広場で食事→金茂大厦の最上階「九重天」でバータイム【浦西側スタート】地下鉄人民公園駅→徒歩で南京路散策→途中でお茶（or食事）と買い物→外灘→和平飯店でバータイム（or食事）◎評価価格　　　　　　★☆☆☆☆必見度　　　　★★★★★　　おもしろ度　　★★★★☆ツウ度　　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　★☆☆☆☆

2006年04月21日

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上海広場長城假日酒店（ホリディ・インダウンタウン上海）

おはまが世界中でお世話になってるホリディ・インですが、ここ上海にもいくつかあって、そのうちのひとつが上海駅の前にある「ホリディ・インダウンタウン上海」です。　　　◎アクセス【バス】空港から機場5号線で終点上海駅まで、道路がすいていれば1時間くらい。市内のほかの場所からはすべて「上海火車站」行きのバスでアクセスできます。【地下鉄】空港からは磁浮列車（マグレブ）で龍陽路駅まで行き、そこから地下鉄2号線で人民広場→1号線に乗ろ換えて上海駅まで。…ですが人民広場の乗り換えは荷物が大きいとかなり大変です！【タクシー】タクシーなら「上海火車站、假日酒店」でほぼ通じます。万一運ちゃんが分からなくても上海駅に着けばすぐ探せます。◎近くの観光スポット徒歩圏内で何か…というのは難しいですが、火車（鉄道）で他の都市に行く予定の人は、近くで切符が買えて便利です。また地下鉄を使えば大きな上海雑技場（＝馬戯城）や、黄陂南路の新天地、陝西南路の服装市場、外灘近くの人民広場まで1本で行けます。◎予算このときの宿泊は、ホテルのホームページからの予約で土曜泊723元（約10,845円）でした。これに税とサービス料15％が入りますが、変動しますので参考価格として下さい。ちょっと贅沢してクラブフロアを予約したんですが、そうするとクラブフロアの利用客専用のラウンジでチェックインでき、ラウンジの軽食・ドリンク類を自由に飲食したり、朝食をそこでとったりできるというわけで、ちょうど飛行機のビジネスクラスの待遇…という感じでしょうか。ホテルにいる時間の長い人はお得です。　←部屋のミニバー。　←クラブフロア（の朝食）はこんな感じ。◎設備とサービス【設備】アメニティ類は最低限必要なものが揃っています。レストランもコーヒースタンドからメインダイニングまで基本的なものがひととおりあり、困ることはほとんどありません。◎注意点【1】上海駅のホリディ・インは「プラザウィング」と「グレートウォールウィング」の2棟に分かれています（料金もやや違います）ので、どちらに泊まるのか把握しておいて下さい。ただ2棟はL字型に分かれて隣接していますので、もし間違えても歩いて移動できます。【2】おはまが泊まったクラブフロア（プラザウィング）は改装直後だったのか塗装の匂いが取れていなくて、窓を全開にして酒盛りしてた覚えがありますが…今は大丈夫でしょう。◎評価サービス　★★★☆☆価格　　　★★★☆☆立地　　　★★★★☆設備　　　★★★☆☆

2006年04月20日

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大娘水餃（大娘水餃）

さて中国に広がるローカルのファストフードで忘れてはいけないのが「大娘水餃」っていう水餃子のチェーン。「永和大王」ほど多くはありませんが、これもあちこちで見かけるうえ、味もけっこうあなどれない。水餃子好きのおはまには高ポイントなのだ。　←これは南京路歩行者天国の上海第一食品商店2階の店舗。◎注文のしかたstep1：まずカウンターで食べたいものを注文します。カウンター奥のメニュー欄のものがいつでも食べられるわけではなくて「現在供応」って書いた別のボードに今食べられるメニューが貼ってあるので、その中から選びます。（以前は狗肉＝犬肉とか蛇肉とかあったけど、なくなったらしい。）↓step2：カウンターの小姐に餃子を注文すると「多少？」って量を聞かれますので、1両（50g＝餃子6個分）とか2両とかの単位で分量を指定。↓step3：スープ類やビール、コーヒーなどもありますから飲み物もここで注文します（しゃべれない人はとにかく紙に品名と量を書いて渡そう！）。↓step4：お金を払って受け取ったレシートを持って席に座ります。適当な小姐にレシートを渡すと半分ちぎって持っていき、料理を運んできてくれます（料理が運ばれると残りの半券は回収されます）。◎アクセス淮海中路×瑞金一路、南京東路の歩行者天国など、やっぱり至るところにあります。おばちゃんの顔マーク（大娘？）付きの赤い看板が目印。◎予算水餃子が1両（50g＝餃子6個分）あたり3～5元（約45～75円）くらい。スープ類が4～5元、ビール各種は缶と瓶があり、5～10元くらい。おやつなら10元でお腹いっぱい、ごはんでも30元くらいで充分かな。◎おすすめメニューおはま個人としては「猪肉香菜」（豚肉にパクチーがたっぷり！）が好きです。パクチーが苦手なひとは「猪肉白菜」などのノーマルなタイプがおすすめ。　←テーブルには黒酢、にんにく、辣油が置いてあります。◎注意点【1】やっぱり混んでいる食事時間帯は、カウンターで割り込まれます。ですが、食事時間帯をはずすと「現在供応」のメニューが減ります。…ので、時間帯は考えたほうがいいかも。【2】ビールは後ろの棚から取ってくるので、基本的には冷えていません。【3】2種類の餃子を1両づつたのむと「分けて！」と頼まない限りはひとつのお皿に入れられてくるので、食べる時に外見では区別がつきません。【4】餃子が1両で6個くらいなので、2種類頼んで12個にすると、おやつにちょうどいいくらい。ごはんにするなら2人で1両づつ5種類くらい頼んでも、黒酢でさっぱり食べられちゃいます。◎評価味　　　　　　　　★★★★☆サービス　　　　★★☆☆☆ローカル度　　　★★★★☆お一人様度　　　★★★★★フォーマル度　　★☆☆☆☆

2006年04月19日

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地鉄（地下鉄）

旅行者の強い味方、「地下鉄」。中国語ができなくても大丈夫だし、渋滞はないし、ぼったくりの心配はないし、方向さえ間違えなければ安心・確実に目的地まで運んでくれます。　←この看板があったら地下鉄（看板からかなり離れてることも）。　入り口はこんな感じ。路線は色分けされてます。◎地下鉄の乗り方【切符の買い方】基本は日本の地下鉄と同じです。地下鉄の入り口を入ったら「售票処」（切符売り場）めざして進みます。切符売り場には切符売りのブースと券売機が並んでいて、ブースの上に運賃表がありますので、目的地までの運賃を確認して切符を買います。ブースで買うなら售票員に運賃（または駅名）と枚数を伝えます。券売機なら画面上の「運賃」→「枚数」の順にタッチすると自動的に切符が出てきます。券売機は小額の紙幣しか使えませんので、高額紙幣を使う場合はブースの窓口に並ぶしかないです。　←售票処。　←テレカみたいな磁気式の切符。リサイクル。【改札】改札は遊園地の入り口みたいな回転バーのスタイル。テレカのような磁気の切符を改札機上部のセンサーに載せると、画面に切符の金額が表示されますので、バーを押して通ります。目的地に着いて改札を出るときは改札機の側面の穴に切符を入れると、切符が吸い込まれて、改札を通れます。　地下鉄のホーム。あとはホームに降りて電車が来たら乗るだけ。自分の今いる駅と、路線の前後の駅が全て分かりやすく表示してありますので簡単です。◎注意点【1】乗降車のときにみんな日本のようには並んでくれません。もう乗る人も降りる人もわれ先ですから、要領よく割り込みましょう。停車時間は長めです。（←「与文明同行　做可愛的上海人」と口号（スローガン）が地下道にも掲げてありますが、文明乗車には時間がかかりそうですな…。）【2】自動券売機はいちおう1～10元紙幣も使えることになってますが、中国の紙幣はよれよれなのも多くて入ってくれないことも多々あり。また券売機自体が「暫停」（＝今使えないよ～ん）ってことも多いです。その場合はあきらめて窓口で買いましょう。

2006年04月18日

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新天地（新天地）

上海の新しい観光ポイントとしてすっかり定着した「新天地」は、おしゃれな上海を見てみたいなら一度は行くべきかも。古い石造りの「石庫門」の路地を再現したこの一帯は、懐古趣味と現代感が混じった独特の雰囲気。　←このスタバが入り口の目印。週末の午後などに行くと、欧米人がオープンカフェでブランチしている傍らで、おのぼりさんや日本の修学旅行生が観光してたりとにぎやかです。夜ともなればしっとり食事を楽しむ欧米人や、ワインを飲む上海や台湾のエリートたちの姿が。これもまた上海の「カオス」と言えましょう…。　　◎アクセス【地下鉄】2号線「黄陂南路」駅下車、太平洋百貨店の地下の2号出口から外へ。百貨店を裏へぐるっとまわりこんで「馬当路」を南へ。信号を1～2個超えると目印のスタバが見えます。【バス】豫園方面からは911番、920番などで「老西門」から乗車「嵩山路」下車。旅遊10号線も「嵩山路」下車。降りてすぐ斜向かいに太平洋百貨店が見えるので、その脇の「馬当路」を南へ。◎ショップ新天地の中には中国テイストをおしゃれに取り込んだ、いわゆる「シノワズリ小物」を扱うショップがたくさん。シルク衣類の「上海灘」や小物「ANNABEL LEE」、プレタポルテの「VIVIAN TAM」。インテリア小物の「Simply Life」は1本西の通りに移転してます。◎レストラン高級中華からフレンチ、タイ料理までレストランも充実。新天地のスタッフは100％英語がしゃべれますので安心です（だからって中国語しゃべるとオーダー後回しにされたり…ってのもどうかと思うけど）。　日本でもおなじみ小龍包の「鼎泰豊」、スウィーツの「VISAGE」、ビストロ「石庫門（shikumen)」などなど。　「VISAGE」はスウィーツの店なのになぜかランチはタイカレー。　世界中にある「Coffee Bean and Tea Leaf」のパスタは38元。◎予算買い物をする場合、商品単価は日本の百貨店や専門店と同等と思ってください。その分接客や品質はいいです。レストランの場合は、洋食の前菜50～80元（約750～1200円）、メイン160～300元（約2400～4500円）、ワイン250元（約3750円）/ボトル～、ビールは40元（約600円）/小瓶～くらい。ディナーでひとり400～600元くらいがだいたいの予算でしょうか。ランチセットは60～90元（約900～1350円）くらい。◎評価価格　　　　　　★☆☆☆☆必見度　　　　★★★★☆　　おもしろ度　　★★★★☆ツウ度　　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　★☆☆☆☆

2006年04月17日

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公共汽車（バス）

さて、これを使いこなせればあなたも中国人民気分の「バス」です。乗り方さえ分かってしまえばタクシーでは近すぎる区間もちょちょいとバスで移動できるのでとっても便利。　←観光にも便利な911路線の二階建てバス。二階席が楽し～！！　バス停。緑の看板は特急「旅遊バス」のバスストップ。◎バス停の見方まずは街を歩いているとやたら目に付くバスストップの見方です。上海ではバス停一ケ所にいくつも路線が乗り入れてますので、上の写真のように路線の数だけ看板がたっています。看板のおもてには、（1）路線番号「920」（2）バス停の名前「嵩山路　SONG SHAN LU」（3）次の停車地点「下站：西蔵南路」（4）行き先「開往：宜山～環城～宜山（←環状路線ってこと）」（5）空調車かどうか「本線空調」（6）ワンマンかどうか「無人售票車」…がインフォメーションされています。右下に絵がついてるのは、無軌電車（トロリーバス）と区別するため。トロリーバスはちゃんとアンテナ付きの絵が描いてあるのだ。看板のうらには、（1）その路線が停車する全てのバス停（左が出発点→右が終点)（2）自分が今いるバス停（上に赤い三角マークで表示）（3）始発と最終便の時刻「首班車、末班車」（4）料金「空調車票価2元」（看板の一番下の矢印の横に小さく数字が書いてある）…のインフォメーション。◎バスの乗り方バス停の見方が分かったところで、バスに乗りましょう。上海のバスには時刻表というのがないんですが、本数がかなり多いので少し待っているとすぐきます（「夜宵線」と書いてあったら夜間路線なので昼間待ってても来ません）。【ワンマンバス】終点まで料金が一律のバスはワンマンで、基本的に前乗り先払いです。さっき看板のうらで確認した目的地までの料金をあらかじめお釣りのないように（←お釣りは乗客どうしで両替交渉するしかない）用意しておいて、乗車するときに運転席付近の料金箱に入れます。【ワンマンでないバス（＝料金が一律でないバス）】切符売りのおばちゃんが乗ってるので、彼女にお金を渡します。この場合はお釣りがでても大丈夫ですし、けっこうみんな後ろのドアから乗ったりしてます。5元札を出して2元の区間を乗るような場合は、おばちゃんに「2元！」とか「○○まで」って地名を言ってお釣りをもらって下さい。目的のバス停に着いたら中国語と英語でアナウンスがあってドアが開きますので、そのまま降りるだけ。900番台の空調付き路線などは運転席の上部に電光掲示板でバス停の名前が表示されますので安心！◎注意点【1】バスはひとつの路線を往復してますので、帰りは行きと同じ路線で帰れるのが普通ですが、往路と復路で停車バス停が一部違う区間もありますから、必ず確認して下さい。【2】また同じ名前のバス停でも、路線によって乗降車地点がぜ～んぜん違うケースもあるので注意。「人民公園」「上海体育館」など、ターミナルのようなとこは注意して下さい。「上海駅」バス停は乗り場所が整理されてるので探しやすいです。【3】通勤時間帯は路線によってはメチャ混み状態ですので、もしそんな時間帯に乗るような場合は、目的地が近づいたところで、出口付近まで寄っておいて下さい…降りられませんから（笑）。ただ、こんなときにバスに乗ってると有名な（？）お金のリレーが見られるかも。←切符売りのおばちゃんが身動きとれないため、乗客が手渡しでおばちゃんまでお金をリレーするのだ。お釣りも間違われることなく本人の手にもどります。不思議。【4】バス路線は行き当たりばったりでもけっこう探せますが、詳しい情報は「上海交通地図」などで調べられます（←コンビニ・書店などで入手可、5～6元）。同じ場所に違うバス停名が付いてるところもあるので注意。

2006年04月14日

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上海外高橋皇冠假日酒店（クラウンプラザ浦東上海）

ガイドブックで上海の地図を広げてもちょっと見当たらないかもしれないこの「クラウンプラザ浦東上海」。実は「外高橋」って上海浦東地区の北の端で、港の保税区の名前なのだ。（だから商社や船会社などの関係者の人にはとても便利かと…）が、チェックインしてしまえば浦東や浦西の観光ポイントまで班車（シャトルバス）が出てるので問題なし！　　◎アクセス【バス】浦東の東方医院または人民広場近くの西蔵南路から936番バスで海関下車。40～60分くらい乗って5元。ちなみに海関は税関のこと。この936番バスは長い路線で、虹橋地区の上海動物園あたりから浦東の保税区までずーっとつないでます。【タクシー】タクシー利用の場合は西蔵南路から約40分で80元前後。浦東空港からだと高速道路でつながってますので、もう少し速いかも。タクシー運転手には「外高橋保税区、皇冠假日酒店」でほぼ通じると思いますが、運ちゃんが知らない場合は「楊高北路×秋霞路」と言ってみよう。◎近くの観光スポット班車（シャトルバス）に乗って陸家嘴地下鉄駅で下車すれば、東方明珠塔・観光遂道（観光トンネル）・上海海洋水族館など…ちょい歩きますが第一八佰伴（ヤオハン）も徒歩圏内です。地下鉄に乗ればひと駅で南京路の歩行者天国です。◎予算このときの宿泊は、ホテルのホームページからの予約で土曜泊・朝食付き655元（約9,825円）でした。これに税とサービス料15％が入ります。ご存知のとおりシーズンや曜日によって価格は変動しますし、ホテルの場合エージェント（ホテル予約サイト等）を通したほうが安いこともありますので、参考価格として下さい。　←夕食のビュッフェ　←ミニバー◎設備とサービス【設備】ドライヤー・バスローブ・アイロンなどが部屋付きで、アメニティは比較的充実してます。プール・スパとネット環境あり。部屋付きのケーブルをつないですぐ接続できますが、有料で1分/1元または1日/60元。【ショップ】ギフトショップ・バー・レストラン（洋食・アジアン）等があり、洋食レストランでは朝のほか夜も自助餐（ビュッフェ）1人/118元をやってます。【シャトルバス】浦東や浦西の観光ポイントまでの無料送迎サービスは要予約で、乗車のときにルームナンバーと人数を確認されます。※1日に5回出発（8：00、11：00、14：00、18：20、20：30）。降車地点は税関5号門・金橋家楽福（カルフール）・龍陽路マグレブ駅・陸家嘴地下鉄入り口・襄陽路服装市場の5ケ所。※帰りのピックアップは12：45～22：15までのあいだに4回。地点は金橋家楽福（カルフール）・湯臣大酒店（浦東インターコンチネンタルホテル）の2ケ所。　部屋に時刻表が置いてあります。◎注意点【1】ホテルの周りには手ごろな中華家庭料理の店やコンビニはありますが、あまり多くないので、ホテルで食事をするつもりの人以外は外出先で食事してきたほうがいいかも。【2】中国のホテルの場合、たいてい部屋に「請把我送到（PLEASE TAKE ME TO)」っていうタクシー用のカードが置いてあって、ホテルの地図や主な観光ポイントがずらっと英語と中国語で書いてあります。これで行きたいところをチェックしてタクシー運転手に渡せばいいので、道に迷ったりホテルに帰れないってことはありません。◎評価サービス　★★★☆☆価格　　　★★★☆☆立地　　　★☆☆☆☆設備　　　★★★★☆　　　

2006年04月13日

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美仕唐納滋（ミスタードーナツ）

さて日本でも普通に見かける「ミスタードーナツ」。　中国で暮らしていると、時には中国人民との激しいやり取り（笑）に少々疲れ、ちょっと日和って分かりやすいファストフードに行きたくなったりします。おはま今日はちょっと頭使いすぎ…とほほ。皆さんもありませんか？…宿題やってなくて、自分の順番がまわってくるまでに自分の分だけ急いで解くっていう経験。いい年して何やってんだと言われそうですが。…ともかく、そんな時お役立ちのミスタードーナツは、地元の若もんでいっぱい。ドーナツの種類を指定する日本と違って、自分でトングとトレーをもらってパン屋みたく選びます。イートインならカウンターで「在這里吃」（ここで食べます）と言っていっしょにドリンクなどをオーダー。写真のハンバーガー風のものは「鮮蔬肉香堡」8元（肉野菜ハンバーガーとでも言うのか、揚げパンに野菜とメンチカツがはさまってる。これ日本にもあるのかな）、カウンターで注文します。日本と同じく小姐がコーヒー（12元）のおかわりを淹れてくれるのがうれしい。新聞など持ち込んでゆっくりするのが本来の利用法。決してあわてて宿題するところではないでしょう…多分。◎余談の余談おはまの相棒がついにおはまに「伊勢海老リンク」指令を出しました…。まじで！？　←買うのか、おい！？

2006年04月12日

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老上海茶館（OLD SHANGHAI TEA HOUSE）

豫園の周りにはたくさんの土産もの屋さんがありますが、そのなかにまぎれてひっそりと建つクラシックなカフェがこの「老上海茶館」。豫園を歩き疲れたおはまがふらり立ち寄ると、中は20世紀初頭の上海を思わせるオールド・カフェ。「うちはＴＶやガイドブックにいっぱい載ってる茶館なんだよ～」と誇らしげに語る店のおじさん、すまん、わたしゃビールを飲むつもりで入ったんだが…。　◎注文のしかたここは普通の茶館と同じです。テーブルに座ったら竹の巻物状のメニューをもらって注文。観光客慣れした店のおじさんや小姐がフレンドリーでいろいろ勧めてくれます（ついでに茶葉もお土産に勧められます。苦笑）。お茶を頼むと一緒にちょっとしたお茶請けがサービスされます。お茶は種類によって工夫茶スタイルだったり、耐熱ガラスだったり、蓋碗だったり。お湯はいくらでも注ぎ足してくれるので、ゆっくりまったりできます。観光客の書いた留言冊子（雑記帳）を見せてくれるんですが「おっちゃん注意！」とかあって笑えます。いろいろ話しかけられてゆっくりできないってこともあるから（笑）。　　←お茶請け。うずらの茶蛋が美味。◎アクセス上海駅から929番バス、人民広場から980番バス、旅遊7号線バスなどでそれぞれ福佑路下車。南へ徒歩5分くらい。地下鉄は2号線「河南中路」駅からタクシー（歩くとちょい遠いです）。「上海老街」のゲートをくぐって、方浜中路（上海老街）を東へ。中国デパートの手前なので、見落とさないよう注意！◎予算お茶は1人分が25元（約375円）から55元（約825円）くらいまで。水餃子や湯圓（黒ごまのお汁粉）などちょっとしたおやつは10元くらい。一応コーヒーやビールもあります。ちなみに会員カードを10元で買っておくとお茶が8折（20％OFF）になるので、リピートするつもりの人は買ってもいいかも。1～2回行けばもとがとれます。◎おすすめメニューちょっとお値段高めですが、工芸茶（お湯を注ぐと緑茶の玉が開いて中からカラフルな花が出てくるのだ）は見た目にもきれいで楽しめます。　これはプーアル茶　　水餃子もよし。◎評価価格　　　　　★★☆☆☆必見度　　　　★★★☆☆おもしろ度　　★★★★★ツウ度　　　　★☆☆☆☆　ローカル度　　★☆☆☆☆

2006年04月11日

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永和大王（永和大王）

上海の至るところで目にするファーストフード「永和大王」。ケンタッキーのカーネルおじさんを彷彿とさせるおじさん付きの赤い看板が目印。中国で朝ごはんといえば豆奨（豆乳）と油条（揚げパン）が有名ですが、これらのメニューを気軽に試せるファーストフードです。◎注文のしかたまずお店に入ったら入り口のカウンターでメニューをオーダーします。レジの後ろに麺類・ご飯類・豆乳などと分類してメニューが貼ってありますので、それを見ながらレジの係りに食べたいものを注文します。もし中国語がまったくできなかったら、紙に書き写して出してもいいと思いますが、中国人民は排隊（列を作って並ぶ）の習慣がないため、もたもたしてるとすぐ割り込まれてしまいますので注意！で、レジでお金を払ってレシートを受け取ったらそれを持って好きな席に座り、適当にお店の人を探して渡します。そうすると席まで料理を運んできてくれます。◎注意点混んでいる時間帯や常に人で混雑している店舗は、席がないこともあります。また回転に追いつかなくてテーブルが汚いことも。で、みんな席が空くと前のお客が食べた後の食器がそのままになってる席にがんがん座って、片付くのを待ったり小姐（お店のお姉さん）を呼んで片付けさせたりしてます。まさにローカル度100％！！天井からだんごむしが降ってくることもあるし、小姐を呼んでも無視されることもありますがここで怒ってはいけません。不包括服務（サービスは含まない）のお店ですからね。◎アクセス淮海中路×陝西南路や淮海中路×嵩山路など市内各所にやたらありますので、普通に歩いていても見つかります。◎予算3元（約45円）の豆奨（豆乳）から最高でも16元（約240円）の蟹粉小龍（蟹肉入りショーロンポー）まで。お腹いっぱい食べても30元くらい。ちなみに百威ビール（バドワイザー）は8元。◎おすすめメニューお店によって味もちがうらしいですが…。　咸豆花（あつあつのざる豆腐、だし味）4元。　香辣牛肉面（ちょい辛牛肉麺）15元。◎評価味　　　　　　　　★★☆☆☆サービス　　　　★☆☆☆☆ローカル度　　　★★★★☆お一人様度　　★★★★★フォーマル度　　★☆☆☆☆

2006年04月10日

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