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カテゴリ:北区
今、そうしろと命じられても、はい分かりましたと素直に応じるわけにはいかないけれど、でも将来においてもこの土地の環境が維持されているとするなら、ぼくはそこに移り住んでも構わないんじゃないかなんて思ってみたりする。どこについて語っておるのかと問う方もいないはずで、それはすでにタイトルに地名が表記されているからという事をクドクドしく記すのは全くもって冗長の極みであるのですが、梶原と書いてもそこが何処かをすんなり思い浮かべられる方は案外少ないと思うのです。ご存知のない方のために一応記しておくと都電荒川線の駅というか電停なのですね。位置的にはJRの上中里駅の北に500m位に位置するのでありますが、この上中里駅というのも知らずに通過していて、下車した事のある方は案外に少ないだろうと思うのです。京浜東北線の田端駅の一駅先、王子駅の手前の駅でありますが、こう書いてもなおピンと来ぬ方は路線図に当たっていただきたいのです。ともあれ、JRと荒川線の中間に住めるなら池袋方面も都バスもあるし、それこそ京浜東北線で都心まで一直線なのだから実は利便性が高いのではなかろうか。ただ、住環境としてはどうだろうか。歩いてすぐに飛鳥山もあるし、案外散歩には困らぬかもしれません。が買い物に不便だと老後は厳しいものがあります。特段今すぐに住もうと思っているわけではないから、それを確認するためということではないけれど、結果、案外暮らしやすいのではないかという結論に至ったのであります。
あとひとつ忘れてならぬのは、近所に気軽に通える居酒屋があるかどうかであります。梶原駅の先は梶原銀座通りというのですね。この先の喫茶店には以前お邪魔していますし、実はお邪魔してみたい中華飯店などもありのですが未だ果たせていません。梶原電停から上中里駅に続く上中銀座にも多くはないけれど居酒屋があるのは知っていました。もしかしたら以前より増えているかもしれません。実は田端のいつもの立呑みの常連さんにこの通りに24時間営業の呑める蕎麦屋さんがあると聞いて訪れたのだけれどどうしても見つからないのだ。仕方がない「べろん家」なんていう店があるから入ってみることにするか。それにしてもこんな店あったかなあ。店内はこぎれいで広々としていて、カウンター席もゆとりがあるから一人でもゆったりとスペースを確保できるのはやはりありがたい。背後の大きな卓席では家族連れというかママさんグループが子連れでにぎやかしくやっています。でも場所柄仕方ないのかもしれないですが、お客は誰も彼もが地元の方ばかりでアウェー感は否めぬのです。まあ、自分の地元の住民になれば居心地よくなるのでしょう。早速品書きを眺めます。う~ん、一品ごとの量がちょっと多いし、値段もお高めだからあれこれといただくわけにはいきません。ここは一人で来るよりもやはり団体、グループで訪れるのに向いたお店といえそうです。カウンター席があるならそうした客にも対応したハーフサイズのメニューなどがあるといいのだけれど、一人客がそう多くないのなら止むを得ないということなのでしょうか。店の方はちょい不良がかった雰囲気の方で若者相手には愉快なんでしょうが、おっさんには話が合うかどうかちょい不安です。といったことで、今のぼくにはちょっと路線が違っているように思えましたが、店の方も自分も年をとったら案外居心地よくなるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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