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カテゴリ:まんが・小説・テレビなど
近頃、気力が湧かずに当ブログ記事のストックも底をついてきたので、取り急ぎ懸案のとり・みき氏をまたもWikipediaの情報を引用・コメントすることで茶を濁す算段なのであります。
-- 「事件放送」の録画マニアであり、「大事件」が起きると、チャンネルを切り替えながら、その映像を録画する(仕事中に事件が起こると仕事そっちのけで録画していたこともある)。本人曰く、"事件直後の慌しい雰囲気が良い"とのこと。のちに、テレビ局関係者から「あの事件の映像は残っていませんか?」と尋ねられることもあった。 -- なかなかユニークな方面に興味をお持ちのようです。ぼくなどはカッコ付の大事件となるとスケールが大き過ぎてどうにも触手の伸びない領域ではありますが、その理由がなかなか揮っていますね。事件そのものというよりは事件の当事者ではない外野の人々がそんな立場でありながら翻弄されている姿というのは、いかにも人間的で思わずニヤリとさせられました。そんな相撲中継における審判員席の高見盛の背後の升席から事態の推移を見守るような、一連の騒動にコミットしながらも傍観者の位置を頑なに固持する姿勢には共感が持てます。ぼくも大きな騒動の只中にいるとどうにもムズムズとした鈍い興奮を禁じ得ないのです。小松左京氏のファンであるというも案外そうした気質を知ると理解できるような気もするのです。実は日本が沈没しそうになったり、首都が消え去ったりといった大騒動に巻き込まれつつもパニックに陥った群衆を横目に眺めているという作者の視点を持ち合わせているのではないか。なんてことを昨日書いたみたいですが、とても面倒で読み返す気力が湧かないですね。いずれにしても例によってせっかく書いたのだからそのままアップしてしまうのでした。 『THE LAST BOOK MAN』(共著:田北鑑生)(早川書房, 2002) 『SF大将 文庫版』(早川書房, 2002) 『クルクルくりん 第5巻』(トクマオリオン) 『とりから往復書簡 第3巻』(共著:唐沢なをき)(徳間書店, 2010) 『パシパエーの宴』(チクマ秀版社, 2006) 「パシパエーの宴」、「カラオケボックス」、「宇宙麺」 『るんるんカンパニー 第2巻』(秋田書店, 1981)
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Last updated
2022/04/10 08:30:06 AM
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