|
カテゴリ:落語
闇の夜や 子供泣き出す 蛍船 芭蕉
草の葉を 落つるより飛ぶ 蛍かな 芭蕉 私の家の近くで一番早く蛍を見たのは五月の終わりで、夜九時ごろにゴンの散歩の途中田んぼの横の水路の近くを一匹だけ飛んでいました。 その後かなり沢山の蛍を見たのは、この間の日曜日の夜九時過ぎに息子を津山に送って行った帰り真庭市の小さな川でした。 時間も遅かったために草むらの中や、飛んでいても割りと低い場所に集まっていました。 蛍は暖かい夜の八時ごろが見るのには一番いいようです 暗闇の中に飛んでいる蛍を見ていると、なんだか太古の昔に帰っているような不思議な感覚にとらわれるのは私だけでしょうか。 今週は、この間の潮干狩りの疲れがなかなか取れなくて、昨日ぐらいまでは調子を崩していましたが今日ぐらいからやっと本来の調子に戻ってきました。 工房では草刈、和箪笥の修理、椅子の製作といったところが日課となっています。 どれも少しづつやるだけで時間がなくなってしまいます。 ゆっくりと細く長くというところでしょうか この間から作業の合間にレコードで、古今亭志ん生「志ん生大全集」を聴いています。 昭和45年発売になったLP10枚組みのもので、代表的な噺はだいたい聴くことが出来るようになっています。 志ん生はライブの人という意識が私の中にはあって、今までもあまり聴かなかったのですが・・・ 今回はなんとなく手にとっていろいろと聴いて、少し今までとは違った感じを持っています。 付録的に付いている「志ん生復活」「夏なれや」をまず聴きましたが、安藤鶴夫のナレーションは落ち着いていて素晴らしくいい出来でした。 「あくび指南」「付き馬」「唐茄子屋政談」「文七元結」「大工調べ」こういうところを聴きました。 噺の運びなど全体的に雑な所が気になる所ですが、これがライブで聴くとなんともいえない味になって志ん生落語の醍醐味だったのではないだろうかと考えています。 この全集を一通り聴いてから志ん生や、志ん朝についても書きたいと思っています。 は、潮干狩りに寄った魚市場で見た活きのいいメバルです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|