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カテゴリ:川遊び
今日も良いでしたが、しばらくは続きのようです。
天気が良くて暖かくなると、川遊びの虫がムクムクと頭をもたげて来ます そういう訳で昨日は、今まで気になっていた「ガサガサ網」の修理をやりました。「ガサガサ網」というのはオジサンのネーミングで、俗に言う「柄長ダモ」とは少し違います。 オジサンの子供の頃には、竹で編んだ半円形のかごを使って川の水際で植物の葉っぱや、茎で水の中まで覆われている所にガサガサ入れて、足で草むらを踏んで小魚やエビ、いろいろな水中の生物を採っていました。 数年前にふと立ち寄った釣り具やさんでのような道具を発見名前は分からず、それ以来オジサンは「ガサガサ網」と呼んでいます。 竹で編んだかごに比べて持ち運びが便利で軽いのが特徴です これを使って毎年川遊びをしてきましたが、とにかく実用的で使いやすく川遊びには欠かせない物になりました。しかし何年も使っているうちに網が破れて使用出来なくなってしまいました 新しい「ガサガサ網」を購入したくてホームセンターや釣り具やさんを探しましたが、残念ながら同じものは見つかりませんでした。 どうしてこれを置いていないのか?いくら考えても理由は分かりませんどこにも置いてあるのは、「タモ」と呼ばれる形が三角形のフレームの付いた一般的なものばかり。 実際オジサンも「柄長ダモ」や「短いタモ」を購入して使ってみましたが、ほとんど話しになりません。「ガサガサ網」に比べると大人と子供の違いほどです。残念ながら・・・ ということで新しい「ガサガサ網」を手に入れる事が出来なかったオジサンは、今までの「ガサガサ網」を修理して使うということを思いついたと言うわけです。 破れていた網を交換するのに利用できるものをいろいろと探して、たどり着いたのが稲刈りのときコンバインで使う網の米袋。上のジッパーの部分を取り除いて、片側を切り裂いて広げてみるとナ・ナ・ナントUの字のフレームにピッタシこんなに美味い具合に合うとは思いませんでした・・・ 購入していた水糸で周りを丹念にかがって、約2時間。オバアさんにも大分助けてもらってようやく完成しました。 自分で言うのもなんですが、ナカナカいい出来です たくさんの魚を採るための「ガサガサ網」の使い方 (ガサガサの心得)なるもの 水際が植物の葉っぱなどで覆われている怪しい場所。流れのある場所の場合は、オイカワ、モッゴ、エビなどが多く。流れの無い場合はフナ、コイ、ドジョウ、ザリガニなどが捕れる。 それぞれに暮らしやすい環境に棲み分けしているのです。 水音は気にしないで草むらに近づく、魚は驚いて草むらの「や」の中に入る。すかざず「ガサガサ」網を入れてガサガサする。その時に水が濁るが魚の目を欺くにはそのほうがいいそうです。魚には網が実は見えているのだそうです。ホントかしら・・・ 最後一息に「ガサガサ網」を持ち上げる。大漁間違いなし大体、こんな感じで毎回やっていますが、釣りなどに比べて結果が早く出るので、原始的なこの方法がオジサンは大好きなのです 毎年同じ場所で同じことをやると、同じ場所でも生き物の様子は大きく変わります。川が汚れてくると少なくなる魚や、逆に多くなる生き物。自然はしたたかで強いものですが、それでいてあっけなく弱い面もあります。ほんの少し優しい気持ちで川遊びするのが、人間と自然がいい関係でいられる心得かもしれません 修理前と後の「ガサガサ網」です。使うのが楽しみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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