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カテゴリ:写真
世界遺産「アンコールワット展」と「中村昭夫の写真展」を観て来ました。 「アンコールワット展」は、まぁ こんなもんかなぁ・・・」といった感じです。 昨年の「エジプト展」でも感じたことですが、発掘された仏像・彫像作品が無機質で綺麗な美術館に並べられているだけでは、感心はあっても感動はない気がします。
展示されているものの横には大きな写真パネルがあり、展示されているものがどういう所にあったのか・・・こちらの方が迫力があって思わず見入ってしまいました。 アンコールワットにはまだ行った事がありませんが実際に行って見ると、そのスケールの大きさに目を見張るのではないかと思います。 どちらにしても少々拍子抜けした世界遺産「アンコールワット展」でした。
これでチケット1000円は少々高いナァ・・・と帰りかけると、二階で特別陳列「中村昭夫の写真」というのをやっていますのでどうぞ・・・という案内の女性の言葉。 時間もまだあったので観て帰る事に・・・ 中村昭夫さんという写真家。全く知りませんでしたが、その一枚一枚の白黒写真の迫力に圧倒されてしまいました本当に素晴しい
中村昭夫さんは(1933年~2008年)主に、岡山の自然や歴史、人々の生活を撮り続けた写真家です。 高度成長期以降、倉敷を拠点にしながら主に人々の何気ない日常を白黒写真に収めて、多くの雑誌に発表されていたようです。
昭和30年代生まれのオジサンには、その一枚一枚が本当に懐かしい物ばかりで、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。 白黒写真というのはカラー写真を見慣れている現代人には、強いインパクトを与えてくれます。 感動する写真には、小手先のテクニックなどは全く関係ないのですね・・・ホント!
写真家・中村昭夫さんの目線には、ただただ驚くばかりで感激しました。 偶然に目にした写真展でしたが、ふるさと岡山の自然や人々の生活を見つめた一人の写真家と出会うことが出来て、本当に嬉しかったオジサンでした の、いい勉強になった気がします・・・
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