おじなみの日記

天地真理さんの3枚目のシングル。
累計110万枚を突破した大ヒット曲です。
6週連続で1位、12週間もベスト10に入り続けたロングセラーです。
100以内には24週間入り続けた。

このシングル盤は1972年5月21日発売で、
その10日後に発売されたアルバム「ちいさな恋/ひとりじゃないの」に収録されているバージョンは
全く違うアレンジでレコーディングされています。






A面「ひとりじゃないの」
作詞　小谷夏さん　　作曲　森田公一さん　　編曲　馬飼野俊一さん


ベースのみのインパクトあるイントロから始まるほんわかした優しい楽曲です。
アルバムバージョンのままシングルで出していたら多分ここまで大ヒットしてなかったかも知れない。
ライブやテレビで歌う時、2番のサビ「♪あなたの濡れた頬　わたしの燃える頬〜」をと歌う時の
表情や声の張り方が特に好きでした。

2種類出ているオフィシャルのライブ盤にはその両方に「ひとりじゃないの」は収録されています。
1974年12月発売の2枚組ライブ盤「天地真理オン・ステージ」ではアルバムバージョンで演奏されていて
1番と3番を歌っている。2番は歌っていない。
1976年6月発売のライブ盤「私は天地真理」ではシングルバージョンで演奏されていて1番と2番を歌っている。

ブートでは
1974年梅田コマではシングルバージョンで演奏。1番と3番を歌唱
1975年3月の春のツアーでもシングルバージョンで演奏。1番と3番を歌唱。かなり速いテンポ。
1975年8月梅田コマでもシングルバージョンの演奏。1番と3番を歌唱。これもかなりテンポ速い。
1976年1月年明けのツアーでもシングルバージョンの演奏。1番と3番を歌唱
1976年春のコンサートではシングルバージョンの演奏。フルコーラス歌唱。テンポはややゆっくり。
1976年8月梅田コマでもシングルバージョンの演奏。1番と2番を歌唱。テンポは速め。
1976年秋「そよ風に誘われて」では「歌謡童話」の企画メドレーの中で歌われた。
アレンジはシングルバージョンを元にしたアレンジ。
サビを一度だけ歌い曲が終わると、真理ちゃんの「ワン！ツー！スリー！フォー！」のカウントで再び「ひとりじゃないの」のイントロが始まり1番と2番を歌唱。
1976年11月ワールドでのライブはシングルバージョンで演奏。1番と2番を歌唱。テンポはやや速め。

1976年以降は1番と2番を歌うようになった。






B面「ポケットに涙」
作詞　小谷夏さん　　作曲・編曲　森田公一さん

A面、B面両方の作詞は「小谷夏さん」
これは作詞の時のペンネームで演出家、小説家、テレビプロデューサーの久世光彦さんの事です。
天地真理さんが出演したドラマ「時間ですよ」を演出、プロデュースした方です。
アルバムではA面2曲目に収録されているので、昔にアルバムを聴いた人も聞けばすぐに思い出すかも。
楽曲も良いのですが、何よりも天地真理さんの歌唱が最高です。
ほぼノーエフェクトで聴かせる新鮮な歌声は鳥肌ものです。
ライブで歌った事はあるのだろうか？自分が観に行き始めてからは歌った事はないと思う。


「天地真理さんとケンタッキー・フライドチキン」

この前、家に友人が来た時にUber Eatsでケンタッキーフライドチキンを注文した。
久しぶりにケンタッキー食べながら、そういえば天地真理さんがケンタッキーフライドチキン食べてる
写真を持っていると思い出し、探したら出て来た。

ケンタッキーフライドチキンは1970年3月〜の万博博覧会で実験的に初めて日本で販売。
1971年7月に東京で初めての店舗「青山店」が開業。
1972年10月にカーネル・サンダースが初来日。
で、天地真理さんがケンタッキーの店でフライドチキンを食べてる写真は髪型から推察すると
「ひとりじゃないの」と「虹をわたって」の間ではないかと思う。
1972年5月21日〜1972年9月1日。真夏の服装なので7月〜8月。

カーネル・サンダースが初来日する少し前ではないかと思う。
店舗はたしか青山店だったような気がする。

案件で撮影したのか、雑誌か何かの取材で撮影したのか・・・この写真は何かに使われてるのか
まったくわからないけど、4枚も撮影してるので何かに使われたと思う。
（唯一、持っていないファンクラブの会報「真理」Vol.1に掲載された写真なのか…）
日本進出して間もないケンタッキーの箱はかなりアメリカっぽさが強い感じ。
真理ちゃんはポテトをつまんでるのかな。


東京に進出してまだ1年ほどしか経っていないケンタッキーの店に天地真理さんもきっとこの時が
初ケンタなんだと思う。
それにしても何してても可愛い。