【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

おじなみの日記

おじなみの日記

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022年12月12日
XML
1975年10月1日発売の山口百恵さんのライブ。
1975年8月28日〜31日新宿コマで収録されたライブ盤。





1幕はロック・ミュージカル「黒い天使」
2幕はバラエティ・ショウ「歌だ!! 祭りだ!! 百恵ちゃん」

1幕
ロック・ミュージカル「黒い天使」は50年代、60年代の洋楽を中心に使われた芝居。
青空・球児好児さんや片平なぎささん、大石吾朗さんらも出演。
片平なぎささんは3枚目のシングル「美しい契り」を発売した所。

2006年にCDBOXでリマスターされてると思ったら、最初の酷い音割れのままだった。
リマスターでもどうしようもないレベルの音割れなのだろうか。
70年代の日本のライブ盤は音割れしてるものが多かったけど、(特に歌謡曲)
物凄い高音質でライブレコーディングされてるものもあったので技術的には出来るはずだったと思う。
1974年12月に発売された天地真理さんのライブ盤「天地真理オン・ステージ」は
細かい楽器の音まで確実に収録、再生されていて低音のバランスも最高です。
洋楽志向で音にかなりこだわりがあった天地真理さんだからの結果なのか知れませんが。
欲を言えば手拍子の音をもう少し抑えてほしかったけど。
ミッシェル・ポルナレフのカバー「愛の休日」のMIXとか最高です!
天地真理さんの歌唱も素晴らしいの一言。
「想い出のセレナーデ」の低音の響きと透き通るような天地さんの歌唱のバランスが
素晴らしい。あのライブ盤はブラスセクションの音もきれいに録れています。
1976年発売の第二弾ライブ盤「私は天地真理」のMIXも「天地真理オン・ステージ」以上に
素晴らしい音質で楽しめます。名曲「矢車草」の熱唱は歌唱、音質ともに涙モノです。


1曲目「Lucille」(「歌詞カードでのタイトルは「ルシア」と書かれてる。「ルシール」)
2曲目「黒い天使のテーマ (ブルージンと皮ジャンパー) En Blue Jeans Et Blouson D’cuir」
3曲目「ヴァケーション 」
4曲目「ロコモーション 」
5曲目「Movin' On」(太陽の彼方に)
6曲目「ビキニスタイルのお嬢さん」
7曲目「スモーキン・ブギ / カッコマン・ブギ」
8曲目「恋の片道切符 」
9曲目「ルイジアナ・ママ 」
10曲目「ダイアナ」
11曲目「ヴィーナス 」
12曲目「Trouble」(青春なんて)
13曲目「思い出のグリーン・グラス 」
14曲目「朝日のあたる家」
15曲目「ハイウェイ・スター」
16曲目「黒い天使のテーマ (ブルージンと皮ジャンパー)」
17曲目「幸福はどこに / ボーイ・ハント / 渚のデート」

このセットリストを見て一番興味を惹かれるのはやはりDeep Purpleの「Highway Star」だと
思いますが、これはかなり歌謡曲ナイズされたエレキギターでボーカルラインを弾くインスト。
歌はいっさいありません。
百恵ちゃんがIan Gillanばりに高音シャウトしてたら凄かったけど。


このライブ盤はほとんど第二部しか聴いていない。
1部はレコード買った時に一回、CDで1回聴いただけで今日また1回通して聴いた。
2部は発売当時からかなり何度も聴いた。


1曲目「花笠音頭」
2曲目「東京音頭」
3曲目「夏ひらく青春」
4曲目「としごろ」
5曲目「青い果実」
6曲目「春風のいたずら」
7曲目「禁じられた遊び」
8曲目「冬の色」
9曲目「お元気ですか?」
10曲目「恋は…ING (進行形)」
11曲目「ちっぽけな感傷」
12曲目「湖の決心」
13曲目「ひと夏の経験 」
14曲目「ささやかな欲望」
15曲目「フィナーレ (夏ひらく青春)」

1曲目の「花笠音頭」が凄く良くてもっと民謡を歌えばいいのにと思ってしまう。節回しが良い。
「真室川音頭」や「十三の砂山」とか歌えば良さそう。
ちょっと難しい曲だけど山口百恵さんが歌う「南部牛追唄」も聴きたかった。
凄く良い曲です。

デビュー曲「としごろ」から10枚目のシングル「ささやかな欲望」までの全シングル曲を
フルコーラスで聴けるので最高です。
自分が一番好きだった山口百恵さんはデビューから11枚目のシングル「白い約束」まで。
その後は谷村新司さんが提供した曲ぐらいしか聴くことはなくなった。
阿木耀子さんも宇崎竜童さんも好きなんだけど山口百恵さんは千家和也さんと都倉俊一さんが
作り上げる世界が最高でした。

4曲目「としごろ」をフルコーラスで聴けるのはかなり貴重です。
発売当時はあまり良いようには思ってなかった曲なのに。
この曲はメロディーもアレンジも聴けば聴くほどに好きになってきた曲です。

6曲目「春風のいたずら」が2番の歌詞を1番と2番で2回歌ってるのが残念。
「第二回百恵ちゃんまつり」ではメドレーに組み込まれていますが、
ここでも1番しか歌っていません。
ラストコンサート「伝説から神話へ 武道館LIVE」にもライブバージョンが
収録されていますが、1コーラスのみ。

8曲目「冬の色」のライブバージョンがフルコーラス聴けるのも感動です。
音割れさえなければ…。




4thアルバム「15歳のテーマ ひと夏の経験」からアルバム曲「恋は…ING (進行形)」が
フルコーラス聴けるのもかなり貴重です。
この曲はファルセット気味に歌う曲なのですが、ライブでは少し強めに歌っています。
大好きな作曲家、穂口雄右さんが作曲してる名曲です。歌詞は安井かずみさん。
編曲も穂口雄右さんです。

11曲目「ちっぽけな感傷」はシングルバージョンにアレンジ。
でも少しメロウにアレンジされてしまっています。

12曲目「湖の決心」のこのライブバージョンは最高です!もちろんフルコーラス。
テレビ歌唱でもあまり良いものが少ないのですが、この時の歌唱が残ったのが奇跡。
きっとメロディーが難しいのだと思う。音域も広い曲。音割れさえなければ。

13曲目「ひと夏の経験 」も音域が合わなかったのかいつもちょっと不安定でした。
メロディも難しいから・・・。最後の武道館でもやや不安定だった。
初期のオリジナル曲の方が難しい曲が多いように思う。
「禁じられた遊び」にしても最後のツアーでも音程が難しそうだった。
初期の大ヒット曲をセットリストに入れなくなったのもわかるような気がする。
デビューから難しいメロディーを歌い続けたので歌唱力が凄くついてきたのだと思う。

たぶん「♪誘惑の甘い(ひと夏の経験)」の部分だと思う。




14曲目「ささやかな欲望」はライブで聴く方が何倍も良い。
この曲も凄く難しいメロディーですが、この曲はテレビ歌唱でもいつも素晴らしかった。
さらに素晴らしいライブバージョンは「第二回百恵ちゃんまつり」の中での歌唱。
全シングル曲の中で一番好きな曲かも知れない。




3曲目「夏ひらく青春」は翌年の「百恵・オン・ステージ 第二回百恵ちゃんまつり」でも
フルコーラスで歌われています。
歌詞の切り方を少し変え、歌唱もさらに良くなってるし音割れもないでの「夏ひらく青春」は
「第二回百恵ちゃんまつり」のバージョンの方がおすすめ。

「第二回百恵ちゃんまつり」では初期のヒット曲をメドレーで歌っています。
「ひと夏の経験~ちっぽけな感傷~禁じられた遊び~春風のいたずら~青い果実~ひと夏の経験」
やはりフルコーラスで聴きたい曲ばかりです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年12月12日 04時02分27秒
[昭和歌謡・流行歌・アイドル] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.