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おじなみの日記

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2023年01月31日
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カテゴリ:天地真理
天地真理さんの1973年2月発売のグローバーシリーズ(コンパクト盤)。
通常のコンパクト盤はシングルA面曲が最低でも2曲収録されてる場合が多いのですが、
このレコードではシングルA面曲が「ふたりの日曜日」の1曲のみで
あとの曲は1972年12月21日発売の大ヒットアルバム「明日へのメロディー」からの
抜粋で構成されています。





A面
1曲目「ふたりの日曜日」
作詞 山上路夫さん  作曲 平尾昌晃さん  編曲 竜崎孝路さん

10週間オリコンベスト10に入り続けた大ヒット曲。
ライブでも盛り上がる曲。
天地真理さんのファンが曲に合わせてのコールを確立させたと言われています。
ライブ盤などのオリジナル曲を聴くときっちり揃ったコールが聴けますが、
他のアイドル歌手のコールと大きく違うのは天地真理さんの歌には絶対に被せない事が原則。
この曲ではイントロでロングコール2回。歌い出しにきっちり終わります。
Aメロ、Bメロ、サビでは一切コールはなし。
サビの歌い終わった瞬間に「ヘイ!」と、2番の歌が始まるまでのロングコール1回。
絶対に天地真理さんの歌の邪魔をしないのが原則です。
たまに決まったコールをよく知らない人が、とんでもない所でコールを入れて周りのファンに
睨まれる事もよくあった。
このシングルの次の「若葉のささやき」もイントロ、間奏、アウトロでのロングコールのみ。
「恋する夏の日」は歌詞の隙間に入れるタイプの曲。
それでも天地真理さんの歌う歌詞が消えないようにコールを入れる場所が決められていました。
「♪あなたを待つのテニスコート(真理ちゃーん) 木立の中残る白い朝靄
  あなたは来るわあの道から(真理ちゃーん)  自転車こぎ今日も来るわ」のみで
あとはイントロ、間奏、アウトロのロングコールのみ。そしてこの曲は手拍子ありの曲。

「虹をわたって」の場合はコールが多めです。
「♪虹の向こうは(真理ちゃん!) 晴れなのかしら(真理ちゃん!)
  あなたの町の あのあたり
 小さな傘が(真理ちゃん!) 羽根になるなら(真理ちゃん!)
  今すぐ飛んで いきたい私
 虹をララララ わたり 愛を胸にあなたの元へ(真理ちゃん!)
 とてもきれいな雨上がり あなたを思って歩くのよ」

「ちいさな恋」はイントロ、間奏、アウトロのロングコールのみで歌中コールは禁止。
この曲は基本、手拍子もせずに聴く感じでした。

「空いっぱいの幸せ」も「恋する夏の日」と同じほどの曲中のコールですが、
手拍子する位置が決まっていました。手拍子はAメロBメロはなしサビから歌終わりまで。    

「恋と海とTシャツと」が一番派手にコールする曲。Aメロの歌詞の合間に入れるのは同じ。
サビ部分「♪あの人が来ないうちに(ヘイヘイヘイヘイ!)わたしのこの気持ちを今(ヘイ!)」
そして手拍子あり。

自分は小学生だったけど、ライブに行く度にコールはきっちり覚えてライブに行ってました。

急にコールの事を思い出したので詳しい目に書いてみました。


2曲目「鳩がいる公園」
作詞 山上路夫さん  作曲 村井邦彦さん  編曲 馬飼野俊一さん

アルバム「明日へのメロディー」のB面ラストに収録されている曲。
自分が行ったライブでは一度も歌ったのを聴いた事がないのですが、
自分が観る事が出来なかったツアーや単発のコンサートで歌われてたのかも知れない。
多分、セットリストに入った事はないように思っていますが。
コンパクト盤にアルバムの曲を3曲も入れて構成できるのは、
天地真理さんのアルバム曲がどれも名曲だったからだと思う。
シングルもですが、アルバムが売れる歌手でした。アイドル歌手ではかなり珍しい事です。
1stアルバムは1972年度の年間アルバム売り上げ1位です。
他のどんなフォーク歌手や洋楽のアルバムよりも飛び抜けて売れたアルバム。
この曲が収録されてるアルバム「明日へのメロディー」も1位獲得のアルバムです。






B面
1曲目「真冬のデイト」
作詞 山上路夫さん  作曲 平尾昌晃さん  編曲 馬飼野俊一さん

アルバム「明日へのメロディー」B面2曲目に収録されてる曲で
シングル「ふたりの日曜日」B面にも収録されてるキャッチーな曲。
当時、自分が初めて知った情報では「真理ちゃんの新曲は「真冬のデイト」!って雑誌に
書かれててそれを信じてたらB面だった。
レコード会社でもギリギリまでA、B面を悩んでいたのかも知れない。


2曲目「夏を忘れた海」
作詞 山上路夫さん  作曲・編曲 森田公一さん

天地真理さんファンなら知らない人がいるはずがない曲です。
アルバム曲なのにライブでのセットリストに入る確率はかなり高かった曲。
もし「虹をわたって」の次のシングルがこの「夏を忘れた海」だったら
世間の天地真理さんの印象もかなり違ったと思う。
テレビでギターを弾きながらとか、弾き語りでこの曲を歌えば、
もっとフォーク寄りのシンガーと認識されたかも。
「ふたりの日曜日」がアイドル路線に行くかどうかの分岐点だったように思う。
ライブアルバム「天地真理オン・ステージ」で歌われてるアレンジで
テレビで歌ってたら活動も変わってきただろうな。
「ふたりの日曜日」ほどの大ヒットにはならなかったかも知れないけど、
それでもかなり売れたと思う。
2枚目のライブ盤「私は天地真理 」ではピアノ弾き語りでこの曲を歌っています。

1974年夏のコンサートでは「もの想う季節」に続いて「夏を忘れた海」が歌われました。
「もの想う季節」はシングル「空いっぱいの幸せ」のB面曲です。これも名曲中の名曲です。
この時の「夏を忘れた海」は、ほぼレコードアレンジと同じでした。
1975年春のツアーでの「夏を忘れた海」はテンポを少し落とし、より静かなアレンジで
歌われました。この時のアレンジは最高でした。
1975年夏の梅コマ公演では、テンポはレコードとほぼ同じですが、かなり音数を減らして
歌を聴かせるアレンジになっていました。Aメロのバックでピアノのオブリが入ってたりして
シャンソンのようなイメージを持たせる感じのアレンジ。
1976年年明けのツアーはテンポ遅めでピアノの印象よりもクリーントーンのEギターの
オブリが歌に絡み合う編曲でした。
メロウなソフトロック風な音作りだった。
「♪ 愛しているのが たまらなくって〜」部分は女性コーラスがそれまで以上にかなり前に
出ていました。


天地真理さんの事を書くといつもかなり長くなってしまう。
次から次へといろいろと思い出してしまう。
今でも天地真理さんの歌声を聴くと、心が落ち着くし穏やかな気持ちになれる。





一つ前のコンパクト盤





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最終更新日  2023年01月31日 07時55分09秒


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