テーマ:本のある暮らし(3191)
カテゴリ:生活
かつて、1月15日は「成人の日」だった。
その日が、何曜日であっても、「成人の日」は「成人の日」で休みだった。 それが、いつの間にか、第二日曜日という変則的なものになってしまった。 「成人の日」になると、「荒れる成人式」みたいなのが必ず、新聞に載り、テレビで流れた。 人はどうやったら、「成人=大人」になるのか・・・。 そう思っていたら、こんな文章に出会った。 ナンシー関(以下「ナ関」) :やっぱり時間軸が違うのよ、同じ人間でも。 蟻の時間、象の時間みたいなことは人間同士でもあるんだよ。 (略) ナ関:まあ、自分の限っていえば、遅さというより時間軸の喪失みたいなことがあるけど。 それは、通過儀礼というのをちゃんとしてこなかったからだと思う。 町山:なにが通過儀礼なの。 ナ関:就職とか昇進、退職、結婚、出産、子どもの入学式とか。 人生の節目とか言われるよな。 町山:経験してもただ通りすぎるだけの人もいるでしょう。 ナ関:でもやっぱりそこで具体的に生活が変わるわけだからさ。 なにかしらの変化はあるんじゃないの。 ちょっと思い込みはいってるけど、それだけ、腹も据わってくれという願望も含めて。 「ナンシー関大全」273Pより。 なるほど・・・。 時間軸を喪失して、人間を50年以上やっているのに、今だ、子どもっぽいところがある私。 _| ̄|○ いや、私だけでなく、大人になり切れない、中年ってけっこういる。 ++ 「就職とか昇進、退職、結婚、出産、子どもの入学式」の他に親族の死というものも人を大人にすると思う。 私も、父が亡くなってから、よく知人のお通夜に行くようになった。 それは、残された人たちのことを思うことが出きるようになったから・・・。 人は暮らしの中で、いろんなことを体験することでしか、大人になれないのだ。 ++ ああ、うまく書けなくけど、とりあえず、メモしとこう。 こういう言い訳も、大人はしないか・・・。 _| ̄|○ ■□■テレビしびれて■□■ ★氷壁 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★1月15日*謎は解けた!!14日のトンド・テンピツ /♪とんどのワラをおくれんか * UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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