テーマ:映画館で観た映画(8551)
カテゴリ:映画
私は流行をつくっているのではない。 スタイルをつくっているの。 1954年、パリ。 空白の15年を経て、復帰コレクションを用意したココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)のオートクチュール店にはたくさんの評論家や顧客が詰めかけていた。 しかし、コレクションは不評に終わり、落胆するココと、ビジネス・パートナーのマルク・ボウシエ(マルコム・マクダウェル)。 ココは、孤児からお針子となり、デザイナーとしての地位を築いた日々を回想する――。 ファッションへの野心と燃えるような愛を貫き生きた、世界で最も有名なデザイナー、ココ・シャネルの伝説の物語。 空白に15年を経たシャネルを大女優、シャーリー・マクレーンが、若き日のシャネルをバーボラ・ボブローヴァが演じる。 およそ70着もの衣裳とヴィンテージの宝石、バッグが物語を彩る。 シャネルというブランドには、全く興味がないがしかし、ココ・シャネルの生き方というのは、興味があった。 女性が足首を隠すようなスカートしかはけなかった時代に、スカート丈を短くしたココ。 馬に乗るにもスカートをはき、横座りしていた時代にズボンをはいたココ。 ネックレスの留め金を前にして使ったココ。 彼女は、服装の革命家なのだ。 30代の頃から雑誌を処分する時、美しいものだけは切りぬいて、スクラップブックを作っている。 美しい住まいや家具や雑貨、庭そして美しいアクセサリーや服・・・。 それぞれ、まとめて今でも時々ながめている。 その中の一枚に衿元に白いレースをあしらったブラウスに衿のない黒い上着と黒いスカートを着た女性のものがある。 アクセサリーは、真珠のネックレスをじゃらじゃらと。 シンプルで豪華。 「『シャネルスタイル』にまとめてみました」というスタイリストのコメントが頭に残っている。 これが「シャネルスタイル」かとその時思ったけれども、その後も、シャネルの服には興味はなかった。 ただ、いつか、あんな格好がしてみたいと漠然と思っていた。 それは今も続いている。 「流行は色褪せるが、スタイルは不変なの」ココ・シャネル ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★8月15日*「菊次郎とさき」:戦争の跡 /ヨウネンコウ * ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.16 08:25:53
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