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「計量計測データバンク」ニュース

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2015年09月15日
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赤い花、赤い花 フシグロセンノウ。8月18日の八島ヶ原湿原です。八島ヶ原湿原の博物誌 その10-8。

赤い花のフシグロセンノウです。
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フシグロセンノウ(中心部分です)
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宿根草(しゅくこんそう)であるからフシグロセンノウは同じところで夏になるとずっと咲き続ける。それは未来永劫ということではなさそうだ。

 30年も前に猛威を振るって空き地に繁茂したセイタカアワダチソウは自分が出す成分で自家中毒をおこすために、いまは随分と減っている。

 自家中毒によって花の勢いが衰える現象はほかの花にもあり、これは多くの花に共通したことのようだ。

オレンジ色のひとえで10枚ほどの大きな花を水平に広げるフシグロセンノウはよく目立つ花だ。休日にでかける信州の高原道路の脇で咲いていると心がなごむ。オレンジ色が思い浮かびますが、朱色(しゅいろ)といっても良いのでしょう。でも朱色というとこれがまた違います。フシグロセンノウ色であります。ところがフシグロセンノウの花の色はピンク色から朱色まで様々なのです。

 霧ヶ峰高原の西の端に位置する八島が原湿原の遊歩道でフシグロセンノウをみるのは夏の楽しみである。

 茎から葉がのびる部分が黒いので節黒(フシグロ)でありつづいて仙翁(センノウ)の名がつく。

和名のほかの名は「フシ」でありこれはフシグロセンノウの節が黒いことから。また「オオサカソウ」という名もあり、京都府と滋賀県の境の逢坂関に生えているのを見てつけられた。

 花の時期は7月から10月ごろで、本州の関東地方から九州にかけて分布する。木陰に咲くことが多い。背丈は40センチメートルから80センチメートルほど。ナデシコ科に属する。ナデシコのように花のさきがギザギザに切れ込んでいるのがインターネットにでていた。


四季を通じて気軽に出かけることができる高原が霧ヶ峰だ。その霧ヶ峰高原の西の端にある「八島が原湿原」の遊歩道は夏には花を見るのに都合がよい。

 高原の花の多くをここで見ることができる。

 4月から10月にかけての「八島が原湿原」の花は次のとおりです。

イワセントウソウ
エンレイソウ
シロバナエンレイソウ
ヒメイチゲ

アマドコロ
ウマノアシガタ
オオヤマフスマ
クリンソウ
クルマバツクバネソウ
コバイケイソウ
スズラン
タチカメバソウ
チゴユリ
ツクバネソウ
ツバメオモト
ニリンソウ
マイヅルソウ
ミヤマハンショヅル
ヤマドリゼンマイ
ユキザサ
ラショウモンカズラ
レンゲツツジ

アヤメ
イタドリ
イブキジャコウソウ
イブキトラノオ
ウツボグサ
オオカサモチ
カキツバタ
カラマツソウ
カワラマツバ
キセルアザミ
キリガミネアキノキリンソウ
キンバイソウ
クガイソウ
クモキリソウ
ケブカツルカコソウ
シュロソウ

タカトウダイ
チダケサシ
ニガナ
ニッコウキスゲ
ネバリノギラン
ノギラン
ノハナショブ
バイカウツギ
ハナチダケサシ
ホソバノキソチドリ
ミズチドリ
ヤグルマソウ

タチフウロ
ツリガネニンジン
トモエシオガマ
トモエソウ
ナンバンハコベ
ノハラアザミ
バアソブ
ハンゴンソウ
ヒメシロネ
フシグロ
フシグロセンノウ

マルバダケブキ
ミゾソバ
ミツモトソウ
ミヤコアザミ
メタカラコウ
モウセンゴケ
ヤマウド
ヤマニガナ
ヤマハハコ
ヤマホタルブクロ
ヨツバヒヨドリ
ワレモコウ

ウメバチソウ
エゾリンドウ
オヤマリンドウ
キツリフネ
サラシナショウマ
タムラソウ
ツリフネソウ
ノコンギク
ハナイカリ
ハバヤマボクチ
モリアザミ
ヤマトリカブト
ヤマラッキョウ
リンドウ

 以上のようなことですが、マユミはその実が色づいて秋遅くなっても人を楽しませます。ススキは翌年の夏近くまで逆行になると白い穂の波が高原に風情を添えます。シシウドは枯れた花の穂先が奇っ怪であり、高原にお化けがいるのではないか思わせます。


八島ヶ原湿原普通にいえば霧ヶ峰高原である。霧ヶ峰高原の北西部にあるのが八島ヶ原湿原(やしまがはらしつげん)だ。

 霧ヶ峰高原には車山(標高1925メートル)の東側の下にある車山湿原(くるまやましつげん)があり、霧ヶ峰高原の交通の要衝である強清水の南側にある踊場湿原(おどりばしつげん)がある。強清水を起点にするとその北に位置するのが八島ヶ原湿原(やしまがはらしつげん)である。

諏訪湖は霧ヶ峰高原ほかの水を集めてできあがっているが、この窪みは中央構造線がつくりだしている。諏訪湖の周辺は広大な湿原を形成していたが人の営みは湿原に土を入れて踏み固めて温泉街と味噌工場と住宅地にした。

 高島城は諏訪湖の浮かぶ城であるのだが、今ではその隣に諏訪市役所の庁舎があり住宅で埋まっている。

 このような状態を指して自然破壊というのだ。しかし霧ヶ峰高原やその周辺の湿原に人が踏み入ると植生がどうしたのこうしたのと目くじらを立てる世の中になっている。

 論理回路に矛盾があってもそのことに気づかないのが現代の人々だ。

 野に咲く花は美しいと単純には言えない。諏訪湖の温泉宿に集まる行楽の人々は足元など見ないで夜空に打ち上がる花火を美しいという。かつて諏訪湖と一体になった湿原地帯にはいろいろな花が咲いて葦(ヨシもしくはアシ)のなかでオオヨシキリがきりきりと啼いて、さまざまな野鳥や水鳥が営巣していたのだ。

そのようなこととかかわっている霧ヶ峰高原の八島ヶ原湿原(やしまがはらしつげん)である。八島ヶ原湿原の面積は43.2ヘクタールであり、1万2千年前に出現しており、その下は8メートルほどの泥炭層だ。高層湿原としては日本ではいちばん南にある。





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最終更新日  2015年09月15日 15時53分52秒
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