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カテゴリ:「日本列島ぶらり旅」甲斐鐵太郎(旅行家)
実相寺境内に植えられた桜の花の向こうには甲斐駒ケ岳が見える。 山高神代桜は樹齢1,800年とも2,000年ともいわれ幹周りは12mほどになっている。 「山高神代桜」お寺さんの桜である。ありがたいお寺の桜である。 実相寺境内は桜の花で埋まる。福島県三春町の三春滝桜、岐阜県本巣市の根尾の淡墨桜へ行くよりも交通の便がよい。桜見物とあわせた観光もできる。 山高神代桜はこの数年の間に人気が高まっていてドドドドと花見の観光客が押し寄せる。 (タイトル) 北杜市武川町の実相寺に咲く山高神代桜 (本文) 2017年の桜は開花宣言の後の冷え込みで満開までの期間が長い。梅が咲いても水仙が咲いても春は春であるが桜が咲くころには緑の葉が一斉にでてくるので本物の春が来たと思える。桜の花を仰ぎ見ると青い空が広がっている。手を広げて大気を取り込もう。 桜を追い求めると標高と緯度をあげていくことになる。桜の種類が違うようになるが夏山の初めころには高山には桜が咲いている。都会と里の桜が咲くころにはその地で季節を満喫するのが一番である。 暖かくなると旅行がしたくなり桜の名所めぐりをする人がいる。そうしたツアーバスが運行されているので名所には団体があふれる。高遠の城址公園などは近寄るのに難儀する。 山梨県北杜市武川町山高2763には実相寺という日蓮宗の寺院があってここの境内のエドヒガンザクラは樹齢1,800年とも2,000年ともいわれ幹周りは12mほどになっている。比べっこをすると日本最古にして最大の桜だ。福島県三春町の三春滝桜、岐阜県本巣市の根尾の淡墨桜(うすずみざくら)とあわせて日本の三大桜ということになる。 山高神代桜(やまたかじんだいざくら)はこの数年の間に人気が高まって周囲の畑地が駐車場に変わった。ドドドドと花見の観光客が押し寄せる。安曇野や甲府盆地などの観光と合わさった企画を組める。 桜の花越しに甲斐駒ケ岳の雄姿が見えるし八ヶ岳も広がっている。この日は清里の清泉寮と山高神代桜と甲府盆地の桃の花を見物する行程であった。ある年の4月14日午後4時ころに山高神代桜を訪れた。
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最終更新日
2017年03月29日 09時28分13秒
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