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2018年09月10日
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カテゴリ:紀州犬
紀州犬物語164 人は人、犬は犬。犬は犬の領分で存分に生きている(横田俊英)
(タイトル)人は人、犬は犬。犬は犬の領分で存分に生きている
(サブタイトル)母犬がいる家で一緒に暮らす4歳と3歳の紀州犬のオス犬
第164章 人は人、犬は犬。犬は犬の領分で存分に生きている 執筆 横田俊英


紀州犬のメス犬で生後5歳6か月時代。文中のメス犬の孫だ。


紀州犬のオス犬で生後1歳6か月時代。文中のメス犬の子だ。


紀州犬のオス犬で生後1歳6か月時代。文中のメス犬の子だ。

(本文)
 テレビ番組で馬を山仕事に浸かっている人が馬に名前を付けないのかと若いディレクターに問われて次のように答えました。

 「人は人で馬は馬だ、この馬で8代目だけど馬に名前を付けたことはない」

 こともなげに言い放ったこの言葉をどのように聞くか。山での危険な仕事を50年以上も馬を使って続けてきたきた人の言葉である。映像は山から木材を運び下ろす仕事はいつ木材の下敷きになるしれない危険な作業であることを映し出していた。馬も同じように危険である。命を共にする人と馬である。

 私が飼っている犬のことである。紀州犬の兄妹犬を連れていつもの道を散歩していた。突然に林のなかからイノシシが飛び出した。二頭の犬はイノシシに咬みついた。惑うことなく二頭一緒に咬みついた。紀州犬がイノシシを襲ういつもの方法で首に咬みついた。夜であった。イノシシを獲っても処置に困るし、犬が傷ついてはならないから引き綱を引っ張って引き離した。オス犬の歯は無理に引き離したためにグラグラになっていてやがて抜けてしまった。

 兄妹犬のメス犬は旅先の富山県の常願寺川のほとりで休憩していると、獣の臭いをとったようで引き綱を噛みちぎって川幅が40mもありる常願寺川に飛び込んだ。下流に向かって泳いで行くとその先にはで落差7メートルもある堰堤に飛び込んだ。しまった死んだか怪我をしたか、それともそのまま流されていくのか、と飼い主は処置のことで頭がくらんだ。急いで追いかけると犬は堰堤の淀みを泳いでいた。呼ぶと寄ってきた。

 止してくれよと苦笑と安堵(あんど)が同時におきた。それにしてもお前は獣に対して特別なんだと恐れをなした。

 イノシシに咬みついた兄妹犬のオスの子、メスは叔母があたるメス犬は獣に対しては特別な反応をする。このメス犬は散歩にでるのは獣を探すことのようである。散歩途中にどぶ板があれば隙間に鼻をこすりつけてアナグマやタヌキの臭いを嗅ぐ。どぶ板が終わるまでそれをしている。どぶ板はU字構にコンクリート板を渡したものだ。

 飼い犬たちの獣に対する行動には恐れ入る。イノシシを襲う行動で喉に咬みつく。自分の命などないかごとくの行動をする。いつもは起きているのか寝ているのかわからない様子である。余所の人が触っても咬みつくことがない。よその人への反応を確かめて間違いがないと判断されたときには触らせる。だけどやりたくないことだ。勝手に可愛いと寄ってきた人を無下にできないときにそのようにさせることもある。

 兄妹犬のオスが父親である。兄妹犬の妹は叔母である。そのような位置にある紀州犬のメス犬の生き方を思う。

 この家に暮らして何度を子を育てたことだろ。家にいる二頭のオス犬はその子である。一番下のオス犬はいつの間にか3歳になっていた。その上のオス犬は4歳になった。3歳のオス犬が似ているようだったけれども、ここにきて4歳のオス犬が似てきた。血は争えないということだろう。

 馬を使って山仕事を危険を顧みずにしている人が言った言葉「人は人で馬は馬だ」を考える。犬と私の関係はどうなのか。

 犬は私に共に暮らしてきた思い出を残す。犬はどうなのか。何度か子を生み育ててきたメス犬である。思い出は人の側にだけある。犬は犬であり犬の領分で生きている。二頭の直子に対して母犬は特別な行動はとらない。そこに同じ飼い主の犬がいる程度の態度だ。

 最後の子を育てるときには全身全霊で行動し、慈しみはこれ以上ないほどのことをしていたのが不思議なほどである。3歳になった自分の子が一緒に飼われていていつもそこにいることに特別な思いはない。そこにいればそうだというだけのことである。4歳になる犬も一緒に暮らしていて行動の形式は変わらない。

 3歳になった自分の子は一頭だけで生まれて飼い主のいる居間で育てたオス犬である。真夏に生れた小犬は母犬の背中に登ってコロリところげることを繰り返していた。母犬はそれを何事かとみているだけで驚きもしない。そのような親子の様子は飼い主には在り日の思い出である。それは懐かしい夏の日の思い出だ。

 犬たちはそこに母犬が居ようと、そして子犬が居ようとどうでも良いことのようだ。飼い主が庭にでれば食事の催促をする。それは未だだとなると散歩にでる。散歩のあとは食事である。二頭のオス犬はガツガツと食べる。母親はゆっくりと食べる。3歳の末っ子は母親と似た食べ方をする。そのような暮らしがつづく。飼い主は犬がいることが嬉しい。

 飼い主が何を思っていようと犬には関わりがない。人は人、犬は犬。犬は犬の領分で存分に生きている。





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最終更新日  2018年09月10日 09時46分32秒
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