誰も教えてくれない一流になれる読書術
【新品】【本】誰も教えてくれない一流になれる読書術 丸山純孝/著 多くの同種の本を読むことは大切なことだし、読書論(術)を語る人の多数がそう奨励しているが、 ところがそこで相半ばする意見を聞いてしまうとどちらともなく振られてしまって最終的に得るものが何もないということになりかねません。 そう、せっかく知識を得たとしても、行動に移すのに値するか、のところで迷ってしまいいつまで経っても踏み出せないように。などという考えもある。 しかしたった一つのことを信じていいのだろうか。 本というのは雑多だからこそ多読が必要なのである。 そして取捨選択する、それが読書なのであって、一つの本を読んだらそれでいいなどというのは暴論である。 次、図書館について、 さてそんな図書館ですが、読書をする際の本の調達元としてはどうですか、と私が聴かれた場合には、自分にとっての時間制限の目安とするならばOKです、と答えています。と、時間制限、と言う条件をつけて著者は図書館を良しとする。 多くの論者は図書館を良しとしない。 本は安いのだから買えという。 でも私の場合年間1,000冊以上を読んでいるのでそんなことをしたら金が続かなくなる。 だからこそ図書館を利用しているのだ。 確かに著者の言う時間制限は図書館利用には有効だろう。 だからといってそのためにだけ図書館を利用するのはいかがなものか。 時間制限ということだったらむしろ本屋さんをウォッチするときに利用したほうがいい。 図書館に関しては簡単に議論を終わりにしたくない。 少なくとも時間制限のみの図書館利用には反対だ。