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2011.08.12
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カテゴリ:芝居
ランチで初めて帰燕(港区赤坂2-18-8 03-3505-0728)を利用した。約2年ぶりの利用だ。12時前に入店したのだが、カウンターは満席で、テーブル席の相席で何とか席に着けた。席に着くと、自動的に和定食(1500円)になる。しばらくして運ばれてきた和定食は、以下の構成。
冷し茄子(さっぱりとした茄子と胡瓜。とっても美味しい)、鮪胡麻だれかけ(濃厚な胡麻だれでご飯がすすむ)、ほっけ塩焼き(ちゃんと熱々のほっけ。脂がのっていて美味しい)、鶏肉と夏野菜 甘酢あんかけ(一度酢揚げされ、しっかりとした味わいの甘酢あんかけと絶妙にマッチ。とってもご飯がすすむ)、ご飯(とっても美味しいご飯でついついおかわり)、味噌汁(美味しい味噌汁)、香の物(山芋、胡瓜、人参の漬物も美味しい)。

とってもご飯が美味しく、そのご飯にピッタリ合う、丁寧かつご飯がすすむおかずの数々。とっても幸せを感じるランチだった。

鴻上さんの芝居は必ず観ているのだが、今回はシッターの確保が出来ず、週末の調整も出来なかったので、妻と私は別々の日に観る事になり、妻は、前日のマチネで既に観ていた。今回は、鴻上さんは、ロンドン公演が重なって、8月7日にはロンドンに行ってしまっていて会えなかった。

「天使は瞳を閉じて」は、第三舞台のバージョンで初演、インターナショナルバージョンと観ているので、芝居を観るとその台詞のほとんどが、第三舞台の役者と共に思い出される。その分、まだ若い虚構の劇団の役者にはなかなかきついなあと思った。今回は、第三舞台の大高さんがいつもマスター役で出ていたのだが、しみじみと上手いと思うし、際立っている。前回の「アンダーザロウズ」でとっても良かった古河耕史氏が今回は出ていなかったのが残念だった。

元々この芝居は、核戦争の後を想定した物だったのだが、今回は現在の世相を反映させ、核戦争から原発事故に書き換えられ、更にオープニングのところで、そうした状況説明のシーンが加えられていた。私的には、この部分は蛇足でしつこいと思ったが、初めて観る客向けにはしょうがないのか。それ以外の部分は、あまり変わっていないと思うが、この戯曲は本当に良いと思う。役者は成長していて、頑張っていたが、勝村政信、筧利夫と比較してしまうとやはり差が激しい。そんな中で、天使役の小沢道成は、ここ数回の公演では伸び悩んでいるように感じていたのだが、今回はとても良かったと思う。また、テンコ役の大杉さほりは、山下裕子のテンコの影響をあまり感じさせず、なかなか良かった。

今回観ていて改めて思ったのは、透明のドームに覆われて放射能から守られていると言う状況がありえる光景として身近に感じるようになっただけでなく、そうした自分たちを守ってくれているドームを自ら破壊してしまおうと言う間違った方向に全体で動いてしまう、衆愚政治的な愚かさと言うか、そんな行動も今の政治状況を見ているとありえる光景として現実感を伴って感じられた。そんな点も含めて、改めて深い戯曲だと思わされた。

芝居を観終えて、家に電話すると、当たり前だがもう食事をしてしまっていると言うので、食事をして帰ることに。22時過ぎに新御徒町駅を降りて、どこか遅くからでも食事が出来る店はないかと検索し、以前から気になっていたカフェ タイトル(台東区元浅草1-6-7 03-5806-9895)を初めて利用した。

ファザードも、内装も新御徒町っぽくなく、かなりお洒落で、結構席数もあるが、他に客はいなかった。サクッと、サラダとパスタでも食べて家に帰ろうと、オーダーしたのはアボガドとトマトのビタミンサラダ(780円)、おすすめメニューの中から、シラスとフルーツトマトの冷たいパスタ(980円)、そしてグラスの白ワイン(500円)。グラスの白ワインが結構しっかりしていて美味しい。

まずは、アボガドとトマトのビタミンサラダが運ばれてきた。トマトやアボガド、水菜がたっぷりで結構ボリュームがあるのだが、それよりもフレンチドレッシングがたっぷり過ぎてドレッシングの味しかしない。ドレッシングを別にするとかして、自分でちょうど良いと思う分量をかけさせてくれればいいのに。

そしてパスタ。たっぷりのシラスで覆われていてとっても美味しそうなのだが、一口食べて、ええ???とビックリ。シラスとトマトと言う間違いようのない組み合わせなのに、なんだかケチャップのようなとっても濃い味のスープ状の冷たいソースで細いパスタ(カッペリーニよりもちょっと太い。食感がモチモチしているので、生パスタか)が覆われていて更にシラスの塩分も加わってしょっぱくて食べられない。パスタを上に持ち上げてなるべくソースを落として食べたり色々工夫したがどうしても駄目だった。トマトもたっぷり入っているが、これはアイコというトマトと思われ、私も一度取り寄せた事があるのだが、味が薄くイマイチのトマトで、フルーツトマトと言うには味が弱いトマト。そのトマトの味の弱さを補うためにソースを濃い目にしてしまったのかもしれないが、いずれにしてもケチャップっぽい味はいただけないし、トマトジュースでもかけてくれた方がよっぽどいいし、ソースなんかなしでシラスとオリーブオイルだけでも充分だ。何でこんな味付けになってしまうのか、ちゃんと味見しているのか、本当に不思議だった。

おすすめメニュー以外の通常メニューのパスタでは、パスタの種類が選べたりしていたので、そっちにしたらもっと印象が変わっていたのかもしれないが、このパスタはありえないと思った。

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Last updated  2011.08.13 04:18:49
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