つきももブログ

石垣島行ってきました。
心配していた台風の影響を全く受けることなく、
滞在中はずっと良い天気。
すごくゆっくりしながらも、充実した4日間で楽しかったー。



こっちから那覇に着くと、沖縄って時間がゆっくり流れててのんびりしてるなぁ、と感じるけれど、
石垣島は、それ以上にのんびり。
そして竹富島は、もう時間止まってるんじゃないか、って雰囲気で、
現地の人々がどんな生活してるのかも、ちょっと想像できない感じだった。

そんなのんびりな時間の中で生活してるからか、
現地の人達も穏やで、いろいろ親切だった。

例えば、道路沿いの果物販売所で、ドラゴンフルーツとシークワーサーを買ったら、
パイナップルを丸ごとくれた。



で、そのパイナップルを宿で食べるために、
食堂の人に包丁を借りようとしたら、
「こちらで食べやすいようにカットしますよ。」と言って、
綺麗にカットして氷で冷やして渡してくれたり。


お昼ごはんを食べてお店を出る時、
私の持ってた水のペットボトルを見たお店の人が、
「もう少ししか入ってないよ。ここで冷たいの入れていったら。」と言って、
ウォーターサーバーの水を入れさせてくれたり。


一番驚いたのが、レンタカーを返した後、ホテルまで送ってもらっている最中のこと。
「民家の庭にイチゴの様な実がなってて、それが甘酸っぱくですごく美味しい。
でも、市場には売ってない。」
って事をレンタカー屋の人が言っていて、
私が「食べてみたいー。」と言いながら、興味津々で聞いていたら、
わざわざ住宅街の中をゆっくり走って、その実を探してくれた。
でもなかなか見つからなくて、
その実とは違う別の実を見つけた途端、
そのレンタカー屋は、車を止めて、民家の塀から外に飛び出している実をもぎ取るではないか。
あっけに取られていたら、車に戻ってきて、
「食べてみてください。」と。
しかも、その一部始終を通りすがりのばあちゃんに見られていて、
ばあちゃんが車に寄ってきて、窓をたたくので、
てっきり怒られるのかと思ったら、
「その実を泡盛に漬けておくとワインみたいになるよ。氷砂糖も入れてね。」
と、レンタカー屋に作り方の説明をしていた。

いやー、びっくり。
普通さ、レンタカー屋がお客の送迎中に車を止めて、
見知らぬ人の家になってる果物をもぎ取る、とかないよなー。
そして通りすがりにそんなのを目撃したら、
まず不審者扱いだよなー。

こんな感じの、島の人の小さな親切をいろいろ感じた旅だった。
ゆっくり、のんびりというのは、
ルーズという面を併せ持っていることもあって、
（外国旅行すると感じるよね。）
もし生活してたら、そういうゆるさに腹たつこともあるかもしれないけれど、
観光での短い滞在だったので、
良い面ばっかりを見れて、本当に楽しかった。


近いうちに、『島の料理は美味しい編』もお届けします。