カテゴリ:富士急行
2月7日に引退した「フジサン特急」用の富士急行2000形は、現在下吉田駅の側線に留置されています。ここでは保存されている14系寝台車と隣り合う姿が見られます。私は最終運行時の姿を見られなかったので、ここで見ることができて良かったです。 最終運行時に加えられた富士山キャラが涙を流している演出もそのままに、利用客を見守っています。 2000形は、国鉄165系の最後の生き残りとして今日まで活躍してきました。当初は「パノラマエクスプレスアルプス」として主に中央線の臨時、団体列車などに活躍しました。富士急行線でも大きな窓を生かした展望席は人気の的で、同線のイメージアップに大きく貢献した車両といえます。 展望席以外の座席もシートピッチがとても広く、快適でした。 大月方の先頭車両にも涙を流す演出が加えられ、貫通扉には「ありがとう 乗務員区一同」とのメッセージが添えられています。富士急行線に携わる人々に愛されてきた車両ということを実感できます。 この2000形は現在も下吉田駅に留置されていますが、今後どうなるかはまだわかりません。ぜひともこのままの状態で保存してほしいと思っています。 撮影日:16.02.14 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.07 18:37:48
[富士急行] カテゴリの最新記事
|
|