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2010/05/26
カテゴリ：やっぱり日本酒
酔心は『すいしん』と読みます。 お店の名前も酔心ならば お勧めの日本酒も  酔心です。 酔心純米大吟醸『超軟水仕込 純米大吟醸』720ml 酔心さんは創業は万延元年(1860)、 中国地方でも有数の歴史を誇る蔵元さんなのだそうです。 ブランド名の「酔心」は、 先々代の当主の夢枕に白髪の老人が現れて、 「酒の名は酔心（よいごころ）がよかろう」と つげられたことに 由来するというのだそうです。 大正時代に全国酒類品評会で 3回連続優等賞を獲得するという偉業をなしとげ、 「広島にうまい酒がある」と 全国的にその名を知られることになったそうですよ。 神話のようなエピソードと 歴史、 そうして実力を兼ね備えたお酒のようですね。 実は私 この日は、偶然にも 一升瓶にわずかに残った酔心と まだ手つかずの一升瓶を目の前で開けてもらい その場でついでもらった酔心とを 同時に味わう機会を得たのです。  酔心 posted by (C)Primrose まず、開けたての酔心を呑んでみました。  美味しいです  フレッシュな果実香が ふわっと鼻孔をくすぐります。 滑らかな味わいに、思わず笑みがこぼれます。 ほんわかとした酔いが 体の中を巡ってゆきます。 わが国でも屈指の 超軟水で仕込んであるということですが その実力は確かだと思いました。 さぁて 次は一升瓶に少し残った酔心を味わってみましょうか。 うん、やっぱり美味しいです。 でも きりりと立つような果実香ではなく ふわりと香る、そんな感じです。 味も ちょっとおとなしくなったかしら・・・ 僅かですが、抜けているように感じました。 まったく同じお酒ですが 開栓したばかりの酔心と しばらく時間がたった酔心とでは 味わいが違っているのに、正直に驚きました。 そうして やっぱり、お酒は栓を開けたなら より美味しいうちに さっさと呑んでしまおうと そう思った私なのでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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