カテゴリ:和郎女作品展
第8回和郎女作品展 久し振りに和郎女作品展であります。今回は展示点数が少ないのでありますが、お正月に因んだ作品なので、1月が終わる前にはアップしないといけないかと。
紅梅と白兎の色紙です。 うすべにの 梅の花咲き 白雪の
月には玉璧の兎が住むという。それで月を玉兎とも言うそうな。 南天の ひとつこぼれぬ 雪明かり 雲間漕ぎ行く 月讀壮士 (偐家持)
うさぎ追ひし~ではなくて、うさぎ負ひし~でありますが、さて何を負っていますのでしょうか? 等夜乃野尓 乎佐藝祢良波里 乎佐乎左毛 祢奈敝古由恵尓 波伴尓許呂波要 等夜の野に 兎狙はり をさをさも (訳)等夜の野に ウサギを狙うのではないけれど、をさをさ(ろくに)
羽子板の絵は桜の花が咲き散る、ひと足早い春爛漫でありますので、偐家持も春爛漫の歌を。 桜花 咲き散るなへに 夕月の <参考>過去の和郎女作品展はコチラからご覧戴けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[和郎女作品展] カテゴリの最新記事
こんにちは~
素晴らしい作品の数々~UPも素敵ですよー 南天の ひとつこぼれぬ 雪明かり~良い歌ですね 作品と歌のコラボ~いつ来ても感動して帰る母でございます。 (2011.01.26 12:40:29)
早速のご来場有難うございます。
和郎女様は若草読書会の同期7人組のお一人にて、読書会などの機会に作品をお持ち下さることがあり、それを写真に収めて、偐家持が勝手に展覧会を開催いたして居ります(笑)。 「南天の ひとつこぼれぬ 雪明かり~」は津軽の冬のさ夜にこそ似合いの歌かも知れませんね。「南天」は赤い実のナンテンと月渡り行く南の空との両方の意味を込めてみました。 お楽しみいただけたなら、幸甚に存じます。 (2011.01.26 13:39:04)
かわいい!!
娘がウサギ年の年女です。 こんなの、ほしいわあ。 >> うさぎ追ひし~ではなくて、うさぎ負ひし~でありますが、さて何を負っていますのでしょうか? 小さい頃は、うさぎ美味しい~ だと思っていました。 フランス人の友人に、子ウサギをあげると言ったところ、今、冷蔵庫がいっぱいだから、いらないと言われたことがありましたね。怖いわ。 ころころと 金の光のこぼれくる 冬の夜空に住む 玉兎 (2011.01.26 23:05:16)
作品展へのご来場有難うございます。
かわいい!!でしょう(笑)。和郎女さんの作品はすべて「河内カワイイ」系であります。 お嬢様が卯年のお生まれでいらっしゃいますか。こんなの、差し上げたいですが、ヤカモチの手許には写真しかありませんので、今度の読書会で彼女に聞いてみましょう、忘れていなければ(笑)。 >ころころと 金の光のこぼれくる 冬の夜空に住む 玉兎 玉兎(ぎょくと)を「たまうさぎ」と読まれましたか。なるほど和歌ならそう詠むべきかもしれませんね。歌を添えていただき感謝です。 金烏(きんがらす) 去りてころころ 光ます 玉の兎の 夜更かしおめめ (玉兎郎女) 金烏(きんう)は太陽のことですが、「たまうさぎ」さんには「きんがらす」でしょうね。 (2011.01.26 23:31:53)
こんばんは。
十二支の中でも兎さんは、可愛いらしいですが。 和郎女さまの作品のどれもが可愛いです。 兎さちゃんが背負っている袋の中には、みんなの幸せが入っているのかしら? 和郎女さまが、智麻呂先生や皆さまに分けて下さる幸せを想像しています。 万葉集の詠み人知らずの歌、素朴でかわいいですね。 (2011.01.26 23:58:01)
どの兎さんも可愛いですね♪
まっすぐ見つめている子、互いに見つめあってる横顔、小さな体で大きな袋をしょってる子・・・ついニコッとしてしまいます。 南天の実をじーっとみているうちに兎さんの目に入ってしまったかな? 和郎女様が読書会の日、皆に兎のプレゼントを用意して下さっているそうですよ。楽しみです。 (2011.01.27 00:42:42)
わたしの上に降る雪は真綿のやうでありました、ですね。いつの頃まで、兎が月で餅つきをし、クリスマスにはサンタがやって来ていたのでしょうね。
そう言えば息子が小さい頃、庭で降って来た雪を初めて目にした時に「空からホコリが降って来た。」と叫んでいましたが、「わたしの上に降る雪」がホコリのようであった(?)彼に、月に兎が住んでいると僕は教えたのであっただろうか(笑)? 偐家持は銀輪駆けるしか能がないので、仲間のこのような特技はブログには包丁、いえ重宝です。 (2011.01.27 09:38:52)
和郎女さんの作品は智麻呂邸にお届け下さったものとか読書会にお持ち下さったものとかで構成していますので、収集点数がなかなか揃わず、開催がどうしても間遠になってしまいます。
白兎ですから大黒様に戴いた幸せを詰めて、今度は皆にそれを配ろうとしているのかも知れませんね。小生も少しばかりおこぼれをいただきましょうか(笑)。 万葉集の兎の歌は民謡のようにして宴会などで歌われたのかも知れませんね。女子会ならぬ万葉の「男子会」の様子が思われて愉快です。 (2011.01.27 09:55:24)
うさぎの目 なぜなぜ赤い 南天の 赤い実食べた 赤い実食べた (兎麻呂)
ヤカモチは なぜなぜ黒い 炎天下 銀輪で駆けた 銀輪で駆けた (偐家持) 次回読書会は兎のプレゼント付でありますか。楽しみですね。小生も昨日やっと資料を仕上げ、印刷完了いたしました。人麻呂さんは家持が生まれた頃に亡くなっていますからお付き合いもこれなく、その調査に手間取りました(笑)。 (2011.01.27 10:20:48) |
|