カテゴリ:中央アジア・中近東~アフリカ料理
ここ数日ほどチュニジア料理での更新が続いていますが、今日も懲りずにチュニジアです。だって美味しいんだもん。アフリカ料理と言うよりも、フランス料理と地中海料理のいいとこ取り的な感じ(→洗練されてはいるけれど、フランス料理ほど重くなくあっさりしていて、魚介や野菜の料理が美味しい)。日本人の口にも抵抗なく合うと思います。
そんな訳で、以前行ったチュニジア料理屋さんで、アミューズとして出されたオムレツ「タジン」が美味しくて、真似できないかな??とちょこっと研究しました。お店で入っていた具は帆立の貝柱、リーク葱と人参でしたが、この日はじゃがいも、ツナ(ツナってチュニジア料理でよく使われるみたいです)、玉ねぎとトマトで。美味しさの決め手は生地と焼き方なので、具はお好みでよいと思います。 ん~、写真が巧くないのですが、けっこうそれらしくできてるんです、ちゃんと厚みもあって。色が濃いのは、卵生地にチーズが入っているから。これが美味しさの決め手のひとつです。 焼き方のポイントは、「パン粉を入れてしっかりした卵生地を作り、厚焼きにする」こと。見た目のイメージはスペイン風のオムレツに近いですが、味は全く違います。チーズと、昨日ご紹介したチュニジア独特の合わせ調味料「ハリッサ」(作り方はコチラ)のスパイシーな風味が利いて、なんともクセになる美味しさ!ホントに美味し~い!^0^断面はこんなです。 ちなみに「タジン」とは調理器具(お鍋)の名前で、これを使って調理したものはなんでも「タジン」って呼んじゃうらしいです(笑)なので、チュニジアでは「タジン」と言えばこのオムレツですが、お隣モロッコでは煮込み料理を指してしまうとのこと。ギリシャの「ユベッチ」も本来はキャセロール的なお鍋の意だし、中国にも確か、調理器具の名を冠した料理があったような・・・。紛らわしいですな^^; ≪チーズ入りの厚焼きオムレツ、ハリッサも利いてるチュニジアの「タジン」≫レシピ:2人分(直径14cm程度1枚分) <材料> (基本の生地) ・卵 2個 ・パン粉 1/5カップ ・玉ねぎ 1/4個 ・トマト 1/4~1/2個 ・粉チーズ 大さじ2~3 ・ハリッサ 小さじ1/4~1/2程度 ・パセリ 少々 ・塩、こしょう 各適量 (具はお好きなものをどうぞ) ・じゃがいも 1個 ・ツナ 小1/3缶 他、ラム肉やシーフードを入れるのがポピュラーらしいです。 ・オリーブオイル 大さじ1程度 1) 玉ねぎ・トマトはみじん切りにして、卵生地の材料全部と混ぜ合わせる。 2) じゃがいもはレンジで2分ほど加熱して硬めに熱を通し、半分に割ったものを1~1.5cm程度の厚さにスライス。これと油を切ったツナ缶を1)の生地に混ぜ合わせる。 3) できるだけ小さいフライパン(15cmぐらい)、またはフライパンにセルクル等小さめの型を置いて(厚焼きにしたいので)オリーブオイルを敷いて熱し、2)の生地を流し入れ、厚みが出るよう木へら等で中央に寄せて形を整えながら、両面にしっかり焼き目がつくよう焼く。 ※厚みがあるので(3~4cm程度厚さになるのが理想)、返す際には皿などを使ってください。元来ココットに似たお鍋で焼くものらしいので、ココットまたはキャセロールに流し込んでオーブンで焼いてもよいと思います。 ★ハリッサ(レシピはコチラ)は入れなくても普通のチーズオムレツ的に美味しいですが、入れると各段に美味しくなります。かなり使いでのある調味料なので、作り置きして損はありません! ★具は何でもよいのですが、個人的にはシーフード系が特に美味しい気がします(海老・帆立など)。これと玉ねぎまたは長ねぎの太いところを合わせて甘みを利かせ、トマトも入れればカンペキです^^ ・・・で、肝心の「タジン」。こんなお鍋です。かわいいですよね^^ モロッコのタジン鍋は野菜や肉などの煮込み料理に最適♪【送料無料】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2008.06.11 09:15:13
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