カテゴリ:国内旅景色
十和田湖が水源の奥入瀬川。奥入瀬川は、十和田湖から流出する唯一の川(二級河川)だ。大雨が降ろうと、一定の流量と清流が流れる。このため奥入瀬川が渓流であり続ける。奥日光における中禅寺湖と大谷川の関係に似ている。但し、大谷川は、巨石を押し流すほどの急流だ。 蔦川が合流する焼山から十和田湖東岸の子ノ口までの約14kmが奥入瀬渓流。高低差が少ない。多くの人が安心して歩ける。渓流沿いの国道は、最低限の幅員だ。自然の改変を極力抑えている。深い木立を縫う清流、飛沫を浴びる苔、長く留まりたい空間である。 十和田湖は、ダム湖の役割を少し担っている。戦後の食糧難、エネルギー確保のために、利用水深が約60cmあるようだ。子ノ口水門が湖水位と放流量を調整している。灌漑用と発電用の利用水深は、季節制限があるようだ。昭和18年に稼働した十和田発電所は、出力31,000KW規模。 双胴式遊覧船・八甲田丸を子ノ口で下船した後、白糸の滝までバス移動。白糸の滝から子ノ口へ向かって散歩道を歩く。マイナスイオン漂う林、穏やかな渓流は気持の良いものだ。出来ることならば、奥入瀬渓流・14kmをウォーキングしたかった・・。 写真-1 十和田湖・子ノ口から流れ出した奥入瀬渓流。
写真-2 散歩道を少しだけ、渓流ウォークする。 写真-3 深い木立を縫うように渓流が流れる。
写真-4 清流が岩に当たり、飛沫が苔を醸成する。 写真-5 第三八甲田丸で子ノ口に渡り、奥入瀬渓流を散策した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年10月27日 19時50分41秒
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