カテゴリ:国内旅景色
南部と書いて「みなべ」と呼ぶ。梅の一大産地である南紀南部に泊まる。田辺湾を一望する断崖に建つロイヤルホテルに。1年半まえに開催された和歌山国体に際し、このホテルに天皇陛下宿泊したという。みなべ梅林と海を眺めることができるロケーションの良い場所だ。 ホテルから海辺に向かって、急峻な145段の階段が整備され、最短距離で小目津浜(こめづ゛はま)に出られる。プライベートビーチのよう浜だ。砂粒は粗目で、褐色。断崖と岩礁が波に削られて堆積した砂浜。 夜間続いた風雨により、朝の浜は荒れていた。眼前に荒波に洗われる岩場がある。干潮時には、歩いて行ける釣り場だという。この岩場の名前を聞くのを忘れたが、ある動物を連想させる。しかし、年月を重ねるとやがて、浜辺に砂を供給するのだろう・・。 砂浜の防波堤の背面に、小目津公園が整備されている。この公園内に「さざれ石」が置かれている。さざれ石は、万葉集にも記され、「玉に次ぐ美石」と都びとが称した。目津礫層が崩れて、さざれ石ができたと記載があった。 写真-1 ホテルから小目津浜と田辺湾を望む。 写真-2 前日の風雨で海が荒れていた。海のスフィンクスのような奇岩。 写真-3 小目津浜の砂粒は、粗く褐色の砂浜。 写真-4 防波堤の背面に小目津公園が整備。 写真-5 小目津公園のさざれ石。 写真-6 梅林を見守る御影石の梅観音像。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年05月03日 15時52分58秒
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