カテゴリ:アドリア海他クルーズ
S字で流れるカナル・グランデ(大運河)の、ほぼ真ん中に架かるリアルト橋。延長3.8kmの大運河に架かる4本の橋で最も古い。橋長48m×幅22mのアーチ橋で、別名「白い巨象」と呼ばれた。サン・マルコ広場の時計塔の下を抜け、メルチェリエ通りを北西に400mほど歩くと橋に到る。 橋名の由来となったリアルト地区は、海抜が比較的高い。浸水被害が少ないため、人々が早くに住み始めたエリア。貿易の街として発展するに従って、この地区が商業の中心となる。商取引する人が良く渡る橋になったので、「富の橋」とも言われた。 シェイクスピアの戯曲「ベニスの商人」は、貿易商の多いこの街を舞台に、16世紀作られた。人肉裁判と恋の喜劇の物語は有名だ。血を流さずに生身の肉を切り落とすことができないことを逆手にとって、高利貸を負かすことになる。 リアルト橋の上からは、大運河を行き交う船や町の賑わいを見下ろすことができる。陽が暮れ、ライトアップされた「白い象」と岸辺の灯が水面に揺れる風景は「ザ・ベネチア」。ポストカードを添える。
写真-1 ベネチア観光スポットベスト3のカナル・グランデとリアルト橋。 [ポストカード] 写真-2 大きなアーチと屋根を持つ、白いリアルト橋。 写真-3 リアルト橋の上から大運河の下流を望む。 写真-4 リアルト橋の上から大運河の上流を望む。 写真-5 リアルト橋の近景。 写真-6 リアルト橋付近の夜景。[ポストカード] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年01月12日 10時50分40秒
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